2008年08月20日

只今帰って参りました

ご無沙汰しておりました。
引っ越しやら帰国見送りやらでしばらく更新できなかった、というのは先週の更新でお伝えしましたが、
それから今までの間何をやってたかというと、こんな↓感じのことです。



…つか今改めてビデオ見てみたらホントにこんな感じだったぞ!
残念ながら僕はパツキンでも巻き毛でも少年でもありませんし
田舎道で可愛い女の子に搾りたてのミルクを貰うこともありませんでしたけど。

つーわけで6日間チャリで旅してきました。イングランド南東部。移動距離はたぶん400〜450kmくらい。
泊まりがけのチャリ旅は3年半前と2年半前の過去2回やったことがあるのですが、
真夏にやったのは初めて、海外でというのももちろん初です。
2回目の時は既にこのブログを始めていたもののまともに記事にはしませんでしたし、
普段の生活のことはあんまり書かないという方針で最近はやってきたのですが、
せっかくネタが豊富な外国暮らしなんだし写真も撮ってあるので
たまにはそんな記事をがっつり書いてみるか、とか思いました。旅の途中で。


※ちなみに2回目の時(関東平野を6日間かけてぐるっとしました)の記事、
探してみたら非公開設定になってた。
いつだったか、恥ずかしい過去記事を片っぱしから非公開に設定したことがあったのですが(削除はしてない)
今改めてその封印された記事を読み返してみたらあまりの内容の痛さに自分が消えたくなりました。


そんなわけでしばらくは、珍しく音楽ネタなしのイレギュラー更新で行こうと思います。
とりあえず今日はプロローグ編ということで出発前日までのお話。



元々こっちに来る前からチャリで旅出来たらいいなあとは思っていたのですが、
何はともあれ自転車がないことには何も始まりません。
けどこっちの自転車って無茶苦茶高いんですよ!話に聞いてたとおり!
店一番のセール品で100〜150ポンドくらいするみたいです(2〜3万円)。
ちなみにママチャリ的なものはほぼ無く(日本から持ち込んだ猛者がいるとの噂も)、
街中を掛けていくチャリダーはあのみょいーんと前後に長い、競輪選手みたいなヘルメットをかぶり
サドルの位置の高いマウンテンバイクやロードレーサーに乗っています。
なんかこう戦闘態勢バリバリって言うか。

かたや僕は「自転車で数日旅に出ておったです!」などと言ってはいるものの、
まともな自転車乗りじゃないんです。こだわりなんて何もない。
「じゃがいも買いにスーパーに行ったついでに、天気がいいから気持ちよくなってちょっとサイクリングして帰ってきた」
程度のノリのことを、ちょっと規模を大きくしてやりたいだけなのです。
だから服装は普段着のままだし自転車もママチャリ万歳。ギアなんてむしろ無いのを選ぶのが漢(←こだわり)。
(というか要はあれやこれやと事前に準備するというのが大嫌い、ただのモノグサというだけか)

なので、1回きりの旅のためにそんな高いもの買えない。
英国サイクリスト界の妙な敷居の高さも二の足を踏ませる。
こりゃちょっと無理かもなーと諦めかけていたのですが、
ある日こちらの日本人の知人が「要らない自転車がある」と言うではないか!
彼も他人から譲ってもらったというその自転車を40ポンド(約8000円)で購入したのが6月の末。
(40ってのは自分から提示した値段で、あとから「今さらどうこう言わないからいくらで買ったか教えて」
と訊いてみたら30だったそうです…orz)
そしてもろもろの予定を調整して1週間の旅の計画を立てたのが7月の末のことだったのですが。


その自転車、盗まれました…


決行当日まであと1週間ちょいって時に!
ちゃんと鍵を掛けて自宅敷地内の柵にくくりつけておいたのですが、
通りに面していた場所だったのと、柵が木枠だったのとで、ブチ破られてしまいました。


[ ここで英国の自転車盗難事情 ]
この国では、というか日本以外ではということかもしれませんが、凄い勢いで自転車は盗まれます。
まず、さっきも書いたように単価が高いですしね。
日本みたいにただタイヤをロックするだけだとそのままトラックの荷台に載せて終了、なので
こちらでは鉄製の柵や街灯などに括りつけておくのが当たり前。
スーパーの駐輪場や駅前の路上などには自転車用の逆U字型の鉄の支柱があちこちにあります。
(ホコ天の入口とかにある、車両進入防止用のアレみたいなやつ)
ただこれで安心かというとそうでもなく、タイヤも一緒に括っておかないとタイヤだけ盗まれます。
そこまで用心したければ鍵を2つ用意しないといけなくなるのですが、
そうして前後のタイヤも括ってこれで完璧!と思ってみてもサドルの盗難は防げません。
もうここまで来ると天晴れとしか言いようがありません。
この国には日本で言う「放置自転車」というものは、たぶん無いと思います。
支柱に括りつけられたまま骨組みだけ残っている「元・自転車」なら沢山あります。
ついでに言うとこっちの自転車にはスタンドがついてないものが殆ど。
駐輪するときに柱なりなんなりに寄りかからせることになるので、自立させる必要がほぼないということのよう。
[ 説明終了]


まあこんな事情なので、通りに面した場所の木の柵に括ってた時点でアウトだったのです。
もちろんそのリスクは自分でも分かってたのですが、それ以外に停めさせてもらえるところがなく、
1か月もってくれればいいんだし…とタカを括ってたら、非常に絶妙なタイミングでやられました。
もう休暇申請はしてあるっていうのに!
ちなみにちょっとくらい同情して欲しくてこの件をこちらの日本人の知り合いたちに即日報告したところ、
「盗まれる方がバカ」的な、すっかりガイコクに染まった嘲笑発言ばかりが返ってきました。
…お前ら、そんなスレた精神(こころ)のまま国に帰ったらきっと痛い目見るぜ。てか痛い目見やがれコノヤロー!


というわけでせっかく日取りを調整していたのに肝心のチャリを失くしてしまった僕。
ネットで誰か出品してないかなーと毎日覗いてみたりストリートマーケットに行ってみたりしても、
30だとか40なんて値段では出てないんですよね。既に40ポンドをドブに捨てたことになってる身としては
ここでいきなり70とか80とか出せないですもん(旅が終わったあとに売るつもりではいても)。

あ、ちなみにもう一つ、こちらではネットの掲示板を経由した民間人同士の取引が盛んです。
一番有名なのはGumtree
仕事から車から今夜の相手から(笑)細かくカテゴリーが分かれていて
そんなモンまでネットで探すんか!?という感じですが
かくいう自分も今住んでいる部屋はこの掲示板の書き込みを通じて見つけたところ。
互いになんの身分の保証もないので確かにリスキーかもしれませんけど、ここでは別に普通のことです。
日本でだったらちょっと考えられないですよねえ。

閑話休題。

そうこうして旅の出発予定日が近づいてきたある日。
こりゃもうダメかもなー、代わりにパリにでも一泊してくるか、などと考えながら
某掲示板(London在住の日本人なら99%知ってる)でなんと20ポンドの自転車の出品を発見!
これだ!これしかない!多少ボロそうな気もするけどどうせ1週間しか使わないんだし!
とにわかに色めき立つオレ。勇んで「木曜の昼過ぎなら取りに行けます!」と月曜の夜にメールを出しました。
返事がすぐには来なかったので一旦諦めかけてたのですが水曜の夕方になっていきなりOKとのTELが!
そのTELを貰うまで気持ちが旅に向けて全く確定していなかったので、
その後大急ぎで地図とか靴(履いていけるのが無かったので)とか買いに走りましたよもう!

そして翌日電車に乗って、その方の住んでいる街まで向かい、その足で旅に出たのでした。
しかしその街というのが、Londonから南西に100kmも離れたところだったのですが・・・


〜”1日目 Chichester-Worthing編”に続く〜
posted by Skedge at 00:00| Comment(2) | 企画モノ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あっれー?昨日私がしたコメントどこいった…?
操作間違ったかな…
それとも消えた…?orz
Posted by にんぢん at 2008年08月23日 22:59
あー、それね。名前だけ表示されてたのにコメントは表示されなかったから何かのバグじゃないかなあ。。。そしてスパムコメントを一斉駆逐した際に何故か一緒に消えてしまいました(間違って削除したんじゃなく、削除画面にすら出てこなかったのに)。いや、スマン… 長コメだった?
Posted by Skedge at 2008年08月24日 00:10
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