2008年08月23日

South-East Englandをチャリでうろついてみた(1日目)


Keane - Spiralling


ああ。フリーダウンロードになってたなんて知らなかったんだよ。締め切りまで2時間遅かった…。
しょうがないからiTunes Storeで買ったよ。10月までなんて待てん。

というわけで10月リリースの3rdからの1stシングルなんですが、なんですか、これは(笑)
初期のステージパフォーマンスが超ダサかったという話は方々で見聞きしましたが、そのマインドが再び全開になってしまったのでしょうか?
それとも前作リリース後に発覚したおクスリの件がまだ体に残ったままハイな状態で作った曲?
前作アルバムのときに「この人たち実はU2とかRadioheadみたいになりたいのかも」と
自分的にはあまり好ましくない未来像も若干嗅ぎとっていたのですが、よもやこんなダサいところに着地してくれるとは…。

とこれだけ否定的なことを書いておきながらこの曲、自分的には全然「アリ」です。
何でだろう。少なくとも今まで僕がKeaneに期待してきたこととはまるで違うことをやってるはずなのですが、
むしろ前作からの1stシングル「Is It Any Wonder?」よりもずっと新作に対する期待が高まる。
これ、世間的にはアリなんですか。どうなんですか。他者のリアクションが知りたい。

しかし新作からのリードが無料DLって、アメリカでならともかくイギリスでの場合はその時点で
まともなチャートヒットにはならないことが確定しちゃうのでファンとしては嬉しいような残念なような。
僕と同じ目に逢った人が結構いると見えてiTunesでそこそこ売れてるので一応今週UK28位(初登場)。



って結局音楽の話してますが、現在は旅日記更新期間です。



14, Aug. 2008
1日目 (London) - Chichester - Worthing 走行距離: 推定45km



まず初日はLondonのVictoria駅から電車に乗ってスタート。
行き先はLondonから南西に約100km、West Sussex州のChichesterという市。
なんでこんなところまでわざわざ行ったかというと、そもそもこの旅の最初の目的地がLondonの真南にあるBrightonという街であり、
ChichesterはBrightonのちょっと西にある市なのですね。
予定では1日目にBrightonに到着して1泊、と思ってたものですから、
Chichesterからならここまで電車でワープしてBrightonに向かえばその日のうちに着けそうじゃん、と地図見て思いまして。


south-east-england
今回の旅の範囲。Londonの真南の海沿いにBrightonが、
そこから西に行くとPortsmouthの手前にChichesterがあります。



そんなことを考えながら昼にVictoria駅からNational Rail(国鉄)の旅を1時間半。
国鉄って実は乗ったのまだ2回目。こんな長距離移動は初めてだったんですが、
国鉄1時間半の旅で£22.70って高すぎやしないか?22ポンドって書くと実感が湧きにくいけど、
日本円だと4500円くらい?名古屋―京都間くらいの距離だけど、日本なら新幹線に乗れます。

でもこっちの国鉄って、ラインとか便にもよるんだろうけど席は綺麗だし意外にも音は静かだし
(普通の切符しか持ってなかったので、グリーン車みたいな車両に間違って乗っちゃったかと思った)
停車駅もかなり限られてたしで、日本のJRとはちょっと違うのかも知れません。
JRと新幹線の中間くらいのグレードっぽい感じ。



Chichester

Chichester Clocktower.jpg


自転車を買い取る相手、Sさんは「すっごい田舎」と言っていたのに
着いてみたら意外としっかり駅で肩透かしだったChichester。
写真は市の中心点ともいうべき時計塔。
このすぐ近くにはこんな↓大聖堂(Cathedral)もあって、立派な街でしたよ。
カテドラルがあるってことは、今でこそ地方の田舎町でも昔(おそらく産業革命以前)は大都市だったということなんでしょう。


Chichster Cathedral


駅に到着してすぐ、駅前で待ち合わせていたSさんと少々の立ち話を挟みつつ取引。
何気なく「国鉄って高いんですねーびっくりしました」みたいなことをふっと言ったら
「ひょっとしてヤングレイルパス使わないで来たんですか?!」と驚かれた。
ああ、そういえばそんなものの存在を聞いたことがあるような気がする。
Londonの外に出るのは(6月にイタリアに行った以外では)初めてだし、
そんなの気にしたこともなかったな。それ使えば数ポンド安くなるらしい。

そしたらSさん、「パスなしでしかもこんなはるばる来て下さったんで15でいいです!」
と突然値段を負けてくれた。おおお、ありがとうございます!と遠慮ゼロで乗っかる俺。
結局15分くらいなんやかんや話してSさんと別れた後、とりあえずTourist Infomation Centreで地図を貰うことに。


Tour Info

Tourist Infomation Centreというのは大きな街や観光地にある公共の観光情報センターのことで、
ここで周辺地域の無料マップやパンフレットをもらえたりホテルなんかの代行予約もしてくれます。
上の標識画像右にある”四角に小文字の「i」”のマークが地図や街の入り口の標識なんかについてます。

正確には街の真ん中にあって地元住民が外の地域へ出かけていくときの情報なんかも置いてあるやつと
特定の観光スポットにある案内センターみたいなのとで2種類あるようで、
Visiter Centreとか他の呼び方も見かけたりしたのですが、この旅日記では以後全てTour Info.と表記することにします。
僕はイギリスに来て初めて見たんですけど(旅行滅多にしないので)、日本にも同じような名前であるんですかね?


街で地図を貰って次の町へ延びる道の位置を確認し、せっかくなので一応数枚市内の写真を撮ってすぐ出発。
時間は3時頃でしたかね。目的地は東のBrighton、とりあえずは海辺のBogner Regisというところを目指します。


しかしイギリスって(というか日本以外の国ってってことか?)、一旦街を出ると本当に何にもないんですね。
Chichesterの街から出るともう辺り一面が田園風景で、ちらほらと民家が散見されるだけ。天気もいいしめっさ気持ちいい。
ここからは街の外!今新しい町に入った!みたいなのが1回1回はっきり分かるんですよ。超ドラクエじゃん!
過去2回日本でやったときはなんだかんだで人口密集地帯を走ったのでとても新鮮です。
分かれ道のところにはガソリンスタンド(英ではpetrol stationと言います。米ではgas stationだっけか?)と
ちょっとしたショップみたいなのがぽつんとあったりして、こういうのもドラクエの「変なところにある道具屋」を思わせる。

しかしドラクエの辺鄙な場所にある道具屋って実は大して使い道がなかったりするけど
トイレとか水とか食べ物とかの話が常に付きまとう現実の旅ではこういうところに辿りつくとすごくホッとします。
ゲームと違って持てる量にも限りがあるしね。


そうしてBogner Regisの町外れを通り、隣のMiddleton-on-Seaという町で道に迷い、
でもその代わりにこのMiddletonで初めてイギリスの海を目撃!感動!



Seafront of Middleton-on-Sea 2

…汚ねえー。
泥の河のようです。感動も何もありません。
Bogner RegisもMiddleton-on-Seaも、というかこのあたりの海岸線殆ど全部リゾート地のはずなんですけどねえ。
実際この海を見たのは、Middletonの別荘が並ぶようなエリアに迷い込んだ時だったし。


しかしBrighton、思いのほか遠い…。
完全に距離を見誤っていました。30kmかそこらかと思ってたら、60km以上離れていたようです。(←ちゃんと地図見ろよ)
Middleton-on-Seaを出て、次のLittlehamptonという町を通過する頃には既に6時をとっくに回っていました。
まだまだ日が長く明るい時期なので危機感がいまひとつ無かったのですが、6時と言ったら街の機能がそろそろ停止し始めるころです。


Worthing

Worthing Pier


結局この日はWorthingという、Brightonの手前20kmくらいの海辺の街で宿を探すことに。しかし時間は既に8時近く…(写真は翌朝撮ったもの)。
なんとか街の中心部(=Town Centre。こう書いてあるとなんか市民相談所みたいに見えますがそういうのはCivic Centreと言うようです)
に辿り着いてはみたもののTour Info.は当然とっくにクローズ。昼間はかなりの賑わいであろう雰囲気の商店街も既に静まり返っている。
持ってきた『地球の歩き方イギリス編』にこの街は載っておらず、出発前の下調べなぞは当然していないので、
ホテル情報は毎度現地調達で!というつもりでいただけにTour Info.クローズは痛い。

こ、これは初日にしていきなり野宿も覚悟か…?
と多少焦りつつ、ベッドのマークの標識(宿泊施設が集中しているエリアをわざわざ標識で知らせてくれるのだ)を頼りに街をうろうろした結果、
バーの階上でやっているB&B(Bed & Breakfast=朝食付きの宿のことでイギリスでは非常によく見かける表記です)に一室空き部屋を発見しそこに滑り込むことに成功しました。
お値段35ポンドと希望価格よりちょっと高かったんだけど贅沢は言ってられねえ。
部屋に入るなり思わず「はーーー、よかったあああーーー」と独り言(←でも「これからは計画的にものを進めよう」的な考えには一切至らない奴)。
しかし初日にBrightonに着いて1泊するつもりだったのに、これはめんどくさいことになったなあ。。。

(ちなみに当初の計画ではLondonからBrightonまでを1日で行くつもりだったのですが、
実はこの距離も90km近くあり、どちらにしても初日Brighton到達は無理だったと思いますが。
それに盗まれたやつも実際に旅に使った奴も両方やけに自転車のサドルが堅くて、
そのせいか日本の時と比べてなんかサクサク進めなかったんですよ今回の旅…)
posted by Skedge at 00:00| Comment(2) | 企画モノ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
旅日記楽しく読ませてもらいました。

Keaneの新曲キテマスネ。久々にライブが観たい。
Posted by mz at 2008年08月24日 23:59
>mzさん

キテマスよね(笑) 「Somewhere Only We Know」と「Is It Any Wonder」がUSでも50位くらいのヒットになってるので、今回で38位とか微妙な位置でTop40に引っかかってくれたらいいなぁw
Posted by Skedge at 2008年08月25日 04:58
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