2008年09月20日

織田無題

かつての巡回サイト「時計仕掛けのグランジ」のトップページが
半年くらい前にアクセスしたら真っ白になっていたので、
今日ウェブアーカイブから発掘してまで記事を読み漁っていたら一日終わってしまった。
不健康極まりない。もっと表出ろよ自分。


ここは今まで自分が巡回してきた音楽サイト・ブログの中でも数少ない、というか唯一、
「自分の音楽的関心領域と関係のない」ところでありました。
いや、巡回サイトに入れてる時点で「関係ない」もないんですけど、
「90年代(グランジ)以降のロックをUSAマーケットに特化して紹介・批評、資料として蓄積する」とか、
未だに「Smells Like Teen Spirit」がどんな曲かそらで思い出せない僕と無関係にも程がある(←文体が移っています)。
だからこそここの文章を咀嚼するには長い時間がかかるわけで、折に触れて何度も読み返してたのだけど。
書籍化希望サイトの一。


ここまで書いてふと思ったんだけど、「気ままに好きな音楽のことを綴ります」という、
ウチみたいなスタンスの音楽ブログが気がついたら本当に増えてる。
逆に積極的に情報発信をしようという姿勢のところはすごく少なくなった。
それも「最新情報」を扱い、かつそこに何らかの分析なり批評なりを加えたようなのは。
これは「ブログ」っていうメディアそのものの性質なんでしょうか。
続けていくために、ハードルを下げる。続けていくことに、意義があるから?

かくいう自分も最初は「情報発信型」を目指していたフシがあって、
「ダンス系シングルCD」と「日英のチャート」を軸に更新していた時期があったけど
これ余程のモチベーションと文才がないと無理なんだよね。
だんだん苦痛になってきたのでやめましたけど、
過去ログ見るとまた酷くて読んでられないんだこれが。
過去として向き合ってみてもなお苦痛。呪いかこれは。

それにひきかえ、僕がずっと読み続けてるサイト・ブログは
「時グラ」も含めてどこも文章に力があるんだよね。
自分の関心領域とちょっと外れてるくらいのところの方が
却ってその傾向があるかも。
あれぐらいのものが書けるんだったら、
「誰も書かないなら一丁俺が発信する側にまわりやしょう!」ってなるんだけどもなー。
UKチャートはいつかちゃんと復活させたいなあと思いつつも。


============

なんか急にふっとこんな文章を書きたくなったので。
いつもこのテの記事書こうとするとたいてい下書きしたあと読み返して全部消しちゃうんですけどね。
何年かのちに読み返して辛くなって消すんだろうな、こういうの(笑)


関係ないけど前々回のイビサ島行く前の記事タイトル「まっさかさまホリデー」は
モーニング娘。のヒット曲「ハッピーサマーウェディング」の仮タイトルです。
みんな遠慮しないでもっと突っ込んでくれていいぜ!(知らない)
posted by Skedge at 00:00| Comment(4) | ボヤキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
僕の頭の中の分類では、Groove Cruiseは今も情報発信型ですよ。JにせよUKにせよ、チャートやニュースを題材にした記事が多いからかもしれません。他に多数存在する「気ままに好きな音楽のことを綴ります」系(略すと徒然系ですかね)は、もっと突発的だと思うんです。

僕が考える「徒然系」は、一行目が「好き」から始まります。何故好きなのかという理由が書かれていない。客観的根拠や動機も書かれていない。その時点で「好き」じゃない人は、以降の文章を読もうと考えないはずです。音楽の好みが違っても、一行目に客観的根拠が書かれていれば、続きを読みたくなるものです。これは音楽に限らず、オタク・カルチャー全般や、ファッション関係、ハイテク関係(例えばiphoneに関する記事とか)、全てに共通する事だと思います。

あと、自覚しているブログの分類と、他から認識されている分類も、微妙に違いますよね。僕のブログは敢えてタイトル内に“DJ”というフレーズを含ませている事もあり、実際より“我の強い人”と認識されているような気がします(僕のブログについて書かれている他のブログでの記述などから察するに)。DJ以外の匿名で同じ事を書けば、かなり違った印象を持たれるんだろうなと常々感じています。
Posted by dj mizuta at 2008年09月21日 12:31
>dj mizutaさん

すいません、考えがまとまらないまま本文を書いちゃったので返事もどう書こうか考えていたらすっかり遅くなってしまいました。

今ウチでレギュラー更新してるのって例の「俺チャート」くらいしかない=全曲好き、という状態の中でさらに「好き」しか書かないとなるとあまりにもつまらないだろう、ということで最低限実用的な情報(例えばチャート順位だとか)を盛り込もう、という意思は完全には捨ててないんですね(笑)。なので他ならぬmizutaさんに「情報発信型」と言って頂けるのはとても嬉しいです。僕にとって「音楽の好みが違っても続きが読みたくなる」今や数少ないサイト・ブログのひとつですからね、衣食住音。(クラブミュージックという意味では確かに興味の対象ですが、基本的に自分が欲しているのはジャンル問わず最新の情報―新曲とか今のシーンの動きとか―なので)


ただちょっと本文の方の書き方が良くなかったんですが、なんかウチって更新にあたっての「軸」がないな、というのが最近気になっていて。あまりにもテーマが不統一な気がしてきて、一体読む人はウチを読むことでなんのトクがあるのか?みたいなことを考えてたんですよ。ああ、結局考え纏まってない(笑) 


>DJ以外の匿名で同じ事を書けば、かなり違った印象を持たれるんだろうなと常々感じています

僕自身の印象では、「我が強い人」という感じは全くありませんが(むしろ文体からは「引き」の印象すらあります)、「DJ」という言葉に印象を左右されてるというのはありますね。ウチのリンクコメントでも何気なく書いてたことに気が付いたのですが、「プロのDJさんが書いてる」という事実がバイアスをかけてるのは否めないです。って読み手としては「だから信頼できる」みたいなプラスのバイアスですけど、mizutaさん自身としては「肩書で判断されてる」みたいで面白くなかったりもするんでしょうか。どっちにしても、面白くない人の文章はプロでも面白くないんですが。
Posted by Skedge at 2008年09月27日 20:26
>むしろ文体からは「引き」の印象すらあります

そこを見破られてるのはヤバイッすね(笑)
実はウチのブログで紹介している音楽って、必ずしも僕が好きな物ばかりではないんです。

ブログを続けていくうちに出来た後付けのテーマなんですが、「好きも嫌いも等価値」というのがあります。「好き」「嫌い」で集客するのではなく、そこに至る背景、理由で集客し「読ませて」いきたいと思うんです。「好き」「嫌い」だけでやってると、最初は同意してくれる人も多数出るはずですが、世の中の人間の好みが全て合致するはずも無く、ネタを出せば出すほど賛同者が減っていくはずです。だから長続きもしないでしょう。それよりも理由を「読ませる」方が、長い目で見た読者を獲得出来ると思うんです。

この僕の考え方、「ダメヒット伝」とも共通すると思うんですよ。あのシリーズを始められた時「やられたー!」って思いましたもん。
Posted by dj mizuta at 2008年09月28日 12:57
>mizutaさん

>好きも嫌いも等価値
僕もこういう考え方に近いものを持ってますね。それをブログのテーマにとか言うことではないんですけど、「どっちもその対象に対して関心を抱いている」という意味では似たようなもんだというのは日ごろから意識してたりします。+100と-100って正反対でもあるんだけど絶対値を取ったらどっちも100、みたいな。


>ダメヒットのアレ
こんな(アーティストに)失礼極まりない企画はmizutaさんからは怒られるか白い目で見られるんじゃないかと思ってたんですが(笑)。いつか白状しようと思ってたんですが、これmizutaさんの「10年レビュー」が元ネタ(のひとつ)です。あれにすごく感銘を受けて、自分のところではサド気質とB級モノに対する愛情の両方の発露として「こんな曲誰が10年も経って思い出すねん」みたいな曲を敢えて取り上げてイジる、みたいなのを思いついたんです。「ダメ」の定義がきちんど出来なかったのをいいことに何でもこじつけて取り上げますよ(笑)
Posted by Skedge at 2008年09月29日 00:30
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