2009年04月11日

Hey Mr. DJ Play That Song

Paris Hilton vs Steve Angello(@Higher Frequency)


↑こう書くとマッシュアップっぽいですがそうじゃなくてガチバトルの話。
WMC(Miami Winter Music Conference)での両者の騒動の記事です。
詳細はリンク先見て欲しいですが、どっちが先に手を出したのかはともかく、
「Steveのプレイを気に入らなかったParisがリクエストをして拒否されたのが騒動の発端」
という点だけは間違いない模様。

Parisって誕生日だかのプライベートパーティーにCoburnを呼んだ時も
似たような注文付けてCoburn側から「最悪の経験」とかなじられたことがありましたけど、
Paris Hiltonだから、バカセレブだから、という点を無視して、公平に考えて、
ねえ、これどっちが「正しい」んでしょ。
客を満足させられず、要望にも応えないオレ様なDJ。
DJの選曲センスを分かりもせずにのこのこやってきた無知な客。
間違ってるのはどっちなのか。

自分はロンドン滞在期間中、「せっかくロンドンなんだから」と
ちょくちょくクラブ通いをしてみた結果、
「知らん曲ばっかりかかってつまんねー」率がかなり高かったので、
Paris側の言い分の方がむしろ分かってしまうというか。
行ってみて選曲あわねーと思ったら入場料ムダにしてさっさと帰るか、
つまんねーと思いながら延々好みの曲がかかるのを待つか、
夜通し我慢してみる、しか選択肢ないんかい!みたいな。
僕には正直、「割に合わない」です、クラブ通い。
楽しければ十分「割に合う」んだけど、
行ってみたらハズレ、の確率と料金と、ハズレだった場合のリカバリーを
オーディエンス側ではどうにもできないことを勘案すると、
ちょっとバクチだなあと思うんですよね。
「ハズレだとリカバリー不能なのは連れがいないからじゃないですか?」
と訊いてくる奴がいたら死ぬ。

そんなわけで日本に帰って来てまた結局クラブ行く気を無くしてます。
行く気よりもお金の方がもっとないんですが。

(まあ単に選曲云々の問題じゃなくて、「クラブという場」そのものを
自分はあんま受容できないっぽい感性っぽいという自覚を持ったってのもあるんですが。
なんでピークタイムが始まるのが夜中2時3時なの明日一日丸つぶれやんとか
もうちょい友達と会話しやすい静かなスペースないのかよとか
色々不満タラタラだったんですよ、ぶっちゃけ。)



ところで文中でParisがDaft Punkの名前を挙げていて
やっぱアメリカでのダフパン人気が水面下でえらいことになってるんだろうなと
思いを馳せつつ、Bob Sinclarをやたら持ち上げてるのも気になる。
いつだったかParisってSinclarプロデュースで2nd出すとか噂になりましたよね。
彼が謎のラヴ&ピース路線に行く前の、うさんくさいディスコ路線だった頃の質感で以って
Parisをプロデュースしたら、これJessica Simpsonの「A Public Affair」的な
傑作尻軽セレブポップが出来上がるんちゃうかと結構期待してたんですけど。
実現しないのかな、ねえねえ。
今中古で1st落ちてたら買っちゃうよ僕は。



Paris Hilton - Stars Are Blind (#18 US, 2006)

このPVに上半身裸のBob Sinclarがチラ映りしても違和感ないな。
「こんな奴を褒めたら負け」的なアレのせいで
当時必死に気付かないふりをしてましたが、いい曲です。


posted by Skedge at 00:00| Comment(6) | 音楽ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Skedgeさんと同じく、僕も以前Zhanéの曲を例えに、リクエストの是非をブログに書きました。

で、僕の意見もSkedgeさんと同じなんですよね。DJがお高いポジションに居座っている今のクラブは、正直好きになれないです。そして、こういう環境はDJ育成の観点から見てもマズイです。

で、一度こういう疎外感を感じたお客さん(特に初心者は「このクラブはダメだったけど、あっちのクラブならいけそう」とは考えてくれないはずです。そういう意味で、DJのリクエストに対するリアクションは、クラブ業界全体を背負っていると本来考えるべきなんです。

まあ、今回のParis Hiltonの件は、双方の言い分が食い違っている為、何とも言えない部分もありますけどね。
Posted by dj mizuta at 2009年04月11日 21:23
parisが一緒にやるならbobよりもguettaの方がいいなあ、ってのはさておき。
好きな曲がまったくかからないのはイヤだし、もし、ある程度のリクエストに答えてくれる(っつうか、客の空気を見て選曲してくれる)のは期待したいのですが、その一方で、DJって客が知らない良い曲をどんだけかけられてナンボっていう面もあると思うんです。
むしろ、自分がミックスCDやオリジナルトラックとかを通じて「好きなDJ」が、自分のまったく知らない曲をガンガンかけてくれるのって、それなりに嬉しかったりします。
ただ、それで楽しませてくれるのがもちろん、条件なんですが。
でも、そういう意味では、最近のDJプレイって、なんか、想定内が多すぎて飽きることも多いのです。
Posted by mats3003 at 2009年04月13日 12:15
>dj mizutaさん

はい、もうそのZhaneの記事を念頭に置いて、ミズタさんからコメント来るといいなーと思いながら書いてました(笑)。現役のDJさんがリクエストに肯定的なことを書いてるというのがすごく新鮮だったんですよあの記事。それまでの認識では、「リクエスト行為に象徴される大衆化が進みすぎたせいでディスコは死に絶え、代わって、分かってる人だけが来るクラブという形態が台頭してきた」だったので、クラブ時代に入ってからもしばらくはリクエストが続けられていたという話が既に目から鱗でした。

しかしじゃあ「疎外感を感じたことのあるクラブ初心者」として、「どうして欲しいの?」と訊かれてもはっきりとは答えられないんですよね…。フロアの隅っこにリクエストマシーン的なものを用意しておいて、そのリストをプレイ中のDJが「参考に出来る」ようにするとか?


>mats3003さん

>Paris & Guetta
ああ、確かにイメージ的にはこっちの方がバカセレブ感が高くていいですね!僕Guettaのトラックって、B級ディスコ感満載の「Love Don't Let Me Go」を除くとあんまり好きじゃないんで思いつきませんでした。

>DJって客が知らない良い曲をどんだけかけられてナンボっていう面

そうそう、僕もそこは一応分かってるつもりなので、「リクエストにも応えない自己マンDJ」を批判することもできないんです。もし自分が「分かってる側」に入ってるパーティーだったら、「空気読まずにリクエストしてくる部外者」に対して間違いなく不快感を感じるでしょうし。

しかし知ってる曲の過多にせよ知らない曲を楽しめるかどうかという点にせよ、(酒だのナンパだのはとりあえず除外して)クラブ(の音楽)を楽しむために求められる音楽偏差値が高すぎない?という気はします。(僕が逆に期待しすぎなのか??)あとは、自分の嗜好にあったクラブ/パーティーを見つけるのが大変、という気も。みんなどうやってお気に入りを見つけてんでしょ。
Posted by Skedge at 2009年04月14日 21:14
skgさんもクラブは一人で行くんですかね?

skgさんともし場所が近かったら、
そういうエレクトロなクラブにも連れて行ってもらいたいところなのに…w
Posted by skg at 2009年04月18日 07:04
↑え〜っと、、、何を血迷ったか
名前間違えました。お恥ずかしいっ!!!
seesaaブログにもコメント編集機能が欲しい
Posted by kino at 2009年04月18日 07:06
>skgさんじゃなくてkinoさん

誰じゃいなと思ったら(笑)
面白かったのでこのまま残させて下さいw

僕も一人で行くことが多かったですね。やっぱまわりに行きたがる人がいなくて。ぺーぺー同士いつか連れ立って行きましょうよ!でも僕はハウスやエレクトロがかかる所よりもアーバンノリの方が体が動かしやすくて好きだったりします。ベタなヒット連発だとよりアガる。
Posted by Skedge at 2009年04月19日 03:26
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