2009年06月10日

UTDとかPCDとかHSMとかERVとか

This Is The One

またしばらく更新が滞ってしまったけど書きたいネタは今のところ尽きない。
古い話になるけどまずは、仕事中に69のことを考える歌が収録された
ジャパニージーなUtadaさんのアルバム↑が全米69位にエントリーという素敵な話題。

Loudness以来23年ぶり7組目のTop100入り(日本人で)ということで結構凄いと思うんだけど、
クラブチャート1位とか新人の中では5位とかテキトーなことを
さも凄いことかのように報道してきてしまったためこの件のレア度はチャートマニアにしか分からず
売上伸びたりとか話題再燃とか世間的なリアクションはうすうす。
ちなみに69位っていうポジション自体は全米チャート的にどうなん?というところだけど、
確か同じ週の51位にPassion Pitの1stが入っていた。
比較しても売れてんのか売れてないのかものすごく分かりにくい対象でしたすみません。

まあそんな感じのTop100デビューを飾るも翌週はさっそく100位圏外へ。
一部のヲタがわっと飛びついただけで、一般層への浸透はほぼ皆無だろうからしょうがない。
というのもUS盤のボートラになってる「光」と「Passion」の英語版、
これ両方とも『キングダムハーツ』(TVゲーム)のテーマソングに使われてたので
海外のヲタが血眼になって捜してた音源なんですよ。
それも「光」の英語版「Simple And Clean」は日本ではシングルB面で既出だけど
「Passion」の方(2ヴァージョンある)は日本も含め世界初の正規音源化。
かくいう自分もこれ目当てにアルバム買うか悩んでるけど、
でもUtadaさんよりはPassion Pitの1stの方が欲しいな。
つかPassion Pitみたいなバンドのデビュー盤がアメリカで51位ってさりげなく凄い。


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昔、たぶんmeantimeのどっかだ思うんだけど、
Lifehouseについて「1発屋のヒットが年間1位を取ったのってレアだから
その後またヒットが出ちゃって残念」的なコメントを見たことがある。
しかしそういうことなら、何故誰もDaniel Powter先生を褒めそやさないのだらう!

Wikipediaでシングルの各国チャート成績を見ると圧巻。
地元カナダで2曲目のTop10ヒットが出たり、「Next Plane Home」が実は
USでもPop 100ではそこそこの位置に付けてたとかはあるものの、
全体的に「Bad Day」1曲で世界中のチャートからさーーっといなくなってった感がもの凄い。
ビルボードの年間1位取った人が2度と100位にも入れていない、
ああいうオーソドックスな曲がまるでマカレナみたいな消費のされ方。それも全世界で。
Powter先生こそ一発屋界の星。
当たり前すぎるが故に誰にも言及されてこなかった感があるので
00年代明けないうちに明言してみました。

ちなみに両雄と並び称されるJames Bluntは「You're Beautiful」以外にも結構ヒットがある。
UKは言わずもがな、USでさえ他に3曲も100ヒットがあるし、
2ndアルバム『All The Lost Souls』もUK1位、US7位と全然悪くない数字。
フランスやイタリアで局地的な客演ヒットも出したし(後者はここでも紹介したLaura Pausini)、
一発屋と呼ぶにはあまりにも堅調なキャリアを築きあげてたりする。
ついでにBenie Siguelのサンプリングネタにされてたのを初めて知った。


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今一緒に住んでるハウスメイトの一人がかなり洋楽分かる人で
さっき自分の音楽遍歴語りしてたら盛り上がってしまったのでここらでいっちょ纏めてみた。

幼稚園〜小学校低学年: 父親のレコード(主に80年代洋楽ロック)
小学校中学年: 時々近所のお姉さん方からテープ借りてJ-Popダビングする程度(一番音楽聴いてなかった時期)
小学校高学年〜中学校: レンタル屋の存在を知って以来流行りのJ-Popに本格的にどっぷり
高校: J-Popもチェックしつつ、DDR→Dancemaniaでユーロポップとディスコクラシックを聴き倒す
大学前半: クレジットカード入手と共に通販でダンス系シングル盤を買い漁る
大学後半: meantimeでチャートマニアの世界を知り、帰れなくなる(このブログ開始)

そして今に至る感じ。
チャートを追っかける以前はダンス/クラブ系ばかりに耽溺していたので
一般的な洋楽に関しては普通の洋楽好きと同じかそれ以下しか知らなかった。
Avril LavigneやStacy Orrico、Bon Joviくらいなら聴いてたけど、
Missy ElliottとかColdplayって名前しか知らないや、くらいの感じ。
クラブ系の知識が中途半端にしかないのもそっちを極める前に
ドロップアウトしてチャート方面に手を出すようになってしまったから。

しかしガキの頃の僕は音楽IQ高すぎた。その後どんどんスコア下げてる。
親の影響とは言え、幼稚園児の分際でGary MooreとかGenesisとか普通に聴いてたもん。
「好きな歌手はビリージョエル」とか言ってた記憶もあるが、
これはたぶん親が面白がって言わせてただけで本当に好きだったのはSting。
近所の友達のお父さんが公園に連れてってくれるということで
カーステ用に『...Nothing Like The Sun』のカセットを持ち込み、
幼児の持ってきたテープからいきなり1曲目で
「History Will Teach Us Nothing」とかかかってお父さんドン引き、みたいな。
音楽の聴き始めがここなら天才ギター少年とかになってておかしくないのに、
ロックに見向きもせずユーロビートな青春を過ごしてしまったのは
全て小室ファミリーのせいです。


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ちょっとこの結果はマジか!
PCD全然嫌いじゃないけど、これに関しては原曲をスポイルしてるというか冒涜してるというか
そういう類のリミックスじゃん。あるいはGwenの「Hallajuku Girls」みたいな失笑系。
2000年代最低のTop40ヒットじゃないかとすら思ってたのに。
Breakoutで自分が最低点付けた曲がこんないい順位に来ることって
昔天邪鬼でGreen Dayにマイナスつけたくらいで滅多にないのでびっくりした。

そう言えばPCDと言えばこんな恐ろしいアイテムを繰り出してきていた。
『Doll Domination』からのシングルヒット3曲と、前述の「Jai Ho」含む新曲3曲の計6曲。
何年か前にAAA(Avex Audition Allstars)が”ハーフアルバム”という奇天烈な形態で
1stアルバム12曲のうち6曲を抜粋した盤を出した時にこれは酷いなあ、
アメリカやイギリスじゃ考えられないよなあなんて思ってたけど
そんな自分がただの世間知らずな外国かぶれちゃんだというのがよく分かった。


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恐ろしいアイテムと言えば、『High School Musical』のベスト盤なるものが出てしまった。
日本企画かコレ?3枚しかサントラ出てないのにもうベストというのがすごくAVEX。
せっかくなので20曲のうちボートラ除く18曲をビルボチャート順位及び邦題と共にご紹介する。

#28 1. Start Of Something New (始まりの予感)
#23 2. Get'cha Head In The Game (大切なのはバスケット!)
#71 3. When There Was Me And You (あなたといた時)
#61 4. Bop To The Top (ボップ・トゥ・トップ)
#04 5. Breaking Free (自由をつかめ)
#32 6. We're All In This Together (みんなスター!) 以上HSM1より
#06 7. What Time Is It (ホワット・タイム・イズ・イット)
#?? 8. Work This Out (切り抜けるんだ)
#31 9. You Are The Music In Me (あなたは私の心の音楽)
#34 10. Gotta Go My Own Way (もう行くわ)
#90? 11. Everyday (エヴリデイ)
#?? 12. All For Me (みんなひとつ!) 以上HSM2より
#68 13. Now Or Never (ナウ・オア・ネヴァー)
#119 14. Right Here, Right Now (今、ここで)
#113 15. I Want It All (すべて欲しい!)
#?? 16. Can I Have This Dance (踊りましょう)
#108 17. A Night To Remember (忘れられない夜)
#?? 18. High School Musical (ハイスクール・ミュージカル) 以上HSM3より

10曲目の「Gotta Go My Own Way」は遺憾なことに俺チャートにも入った恥ずかしい曲だ(俺が)。
調べきれなかった曲が後半に散見されるが、まあ100入りしてないのだろう。
シリーズを重ねるごとに熱が冷めてってるのが分かる。
しかしそれにしても前半凄い並び。実態無きシングルヒット集として
倖田來未の2枚目のベストと並べてもいいのかも。
けいさん流に書くとHit Occpation Ratioは★★★★☆。
Top40ヒットでは唯一『1』の「What I've Been Looking For」(#35)が漏れてます。
世界のチャートマニアを恐怖のズンドコに陥れた『1』からは
ここにも入ってない100ヒットがさらにもう2曲ある一方で
『3』からは1曲もまともなヒット(順位上の)出なかったし、
どうせなら『Jump In!』とか『Camp Rock』とかも纏めちゃえば凄い1枚になったのに。
ディズニーミュージカル系100ヒット網羅のベスト盤とか出たら買いそうで怖い。
20年後のRHINOに期待しましょう。

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Alexander_Rybak 3

↑先々週UKチャート10位にいきなり初登場し、2週後にはTop75から早速消えるという
アメリカン・アイドル風チャートアクションを見せつけた謎のバイオリン青年。
その正体は欧州のかの伝統行事、ユーロヴィジョンで史上最高の387点を獲得して
ぶっちぎりの優勝を飾った本年度ノルウェー代表のAlexander Rybak君なのだ!
パフォ映像見る限りヘン顔ショットが絶対あると思って気合い入れて探したけど
微妙な写真しか見つからなかった。でもこの火花バカっぽくていいと思って。
トップ画像に持ってくるのは自重した。

ただ歌い方・表情は確かにややウザいけど、
曲は個性的かつ覚えやすいので優勝したのは分からんでもない。
事前情報なしで誰か分からん奴の曲をいきなり聴かされて投票するユーロヴィジョンは
つまるとこインパクト勝負だから。それは去年体験済み。
だからって買って毎日聞きたいとは思えない曲だけど。

思えないけど、tippeeさんのブログに「今度の休みに全曲聴きます!」とコメントしてから
3週間経ってもまだ全曲聴く勇気がどうしても出ないので代わりに
今年もユーロヴィジョンのコンピ買っちゃおうか、つか買えるのか日本で?と探してみたら
取扱いはamazon先生もタワレコさんもHMV氏もどこも入手困難!
つまんない新人UKバンドのEPとかはソッコー輸入してくるくせに、
欧州の格式あるイベントの公式コンピは平然とスルーかますなんて
全く日本のギョーカイの音楽理解度の低さには呆れてものも言えないな!(棒読み)


そんな音楽偏差値の低い日本国民に朗報、
なんと今年からユーロヴィジョンのアジア版が開催されるらしいぜ!

http://www.asiavision.tv/

ユーロヴィジョンのあの雰囲気にマッチする人選となれば
日本からはGirl Next Doorあたりかなりハマるんじゃないかと思います。
まあマジメな曲で各国勝負してくるにしても東南アジア方面がかなり期待できるので、
僕はどっちに転んでも正直楽しみです。
最初だし意外と我の張り合いで本気の人選繰り出してくる国多そう、アジア。


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Boy Next Door

思い出したのでついでに。Nick Caveが昔やってたパンクバンドだそうです。
僕にNick Caveとか言われても全然分からないけど。
ちなみに何気なくこの言葉でGoogle画像検索したら少年の盗撮フルヌードが出てきて焦った。
みなさん気をつけましょう。



今日は濃厚な話題ばかり一気出しして、なんだか達成感を禁じえない。


posted by Skedge at 00:00| Comment(4) | 音楽ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>>Lifehouseについて「1発屋のヒットが年間1位を取ったのってレアだからその後またヒットが出ちゃって残念」的なコメントを見たことがある。

これ私が書いたような...。
ダニパについては意識はありましたが、その頃にはmeantimeとも離れてたし、すっかりチャートのことで突っ込む気力がなくなってスルーした気がします。

PCDはCarmit脱退後は関心なくなってきてるので、Jai Ho!とかさらにどうでも良いのですが、こういうミニアルバムって最近珍しいですね。昔はよく見かけましたが、今でもEPとか言うのかな?

まあワーストソングという点ではLost!に負けますが。
Posted by けい at 2009年06月13日 23:55
あれ、Lifehouseのコメントってけいさんでしたか。僕はLifehouseのブレイク時にまだチャートを追っかけてなかったのでけいさんとは真逆ですね。しかしその後何曲ヒットが出ても彼らと3 Doors Downの曲が1曲も覚えられません。ヴォーカルの名前もどっちがどっちだかまた分からなくなっています。

>PCD
未だにNicole以外誰が誰だか分からないので知らない間にひとり減ったところでどっちにしろあんまり関心ないのですが、こういうEP(?)って昔は多かったんですか。それって60年代70年代ってレベルでの「昔」ってことでしょうか。

>Lost!
ああ、あれ(笑)。何となくあの回では高めの点数になっちゃった覚えがありますけど別に特に好きではありません。もちろん嫌いでもないですが(一応アルバム年間1位に選んだし)、Jay-Z客演版ビデオのあまりの適当っぷりしか印象しか。。。
Posted by Skedge at 2009年06月14日 19:24
Jai Ho大人気ですみません。。

Utadaさんの69位って初動だと2万枚くらいでしょうか?クラブプレイチャートではたしか結構強かった気が。。
Posted by はまべ at 2009年06月16日 01:17
>はまべさん

「Jai Ho」は無いと思ったんですけどねえ。。。


>Utadaさん

Wiki情報ですが5000枚らしいですよ。8万枚そこらで1位が取れるご時世ですしそんなもんじゃないでしょうか。
あとクラブチャートはリミキサー間違えなければ案外簡単に1位取れちゃう世界なのでこういうケースでは無視していいと思います(笑)。Hot 100とは比べ物にならないくらい回転速いチャートですし。
Posted by Skedge at 2009年06月17日 15:57
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