2009年08月06日

[No.146] Cascada - Evacuate The Dancefloor

Evacuate the dancefloor single.jpg1. Radio Edit 3:25
2. Wideboys Edit 3:35
3. Cahill Edit 3:25
4. Chriss Ortega Bigroom Edit 3:39
5. Extended Mix 5:25
6. Wideboys Remix 6:04
7. Cahill Remix 6:45
8. Chriss Ortega Bigroom Remix 6:29
9. Frisco Remix 4:57
10. Wideboys Dub 6:20

Country: US
Label: ROBBINS
Catalog#: 76869-72199-2
Release: Jul. 2009
Chart: #1 UK



Cascadaをこんな狂ったように聴きまくる時が来ようとは。。。


同名アルバムからの先行シングルがモロにLady GaGaインスパイヤな仕上がりでまさかの全英1位。Calvin Harrisのトランス化に続く今年のサプライズです。大体このテのユーロポップ系アクトは大ヒットを出してもまず1発屋、よくてももう数曲小ヒットを出して尻すぼみ、というのが定石。そんな中ファーストヒットを上回る規模の成功を収めたCascadaの例はおそらくトランス系(DJ SammyやD.H.T.)はもちろん、Aquaみたいなのも含めおそらくユーロポップ史上初ではなかろうか。今のところ全英限定とはいえ、歴史的快挙ってやつですよ。ジャンル全体出オチみたいな奴らばっかりな世界でファーストインパクト以上のものを出す難しさは説明するまでもないでしょう。


それを可能にしてみせたこの大胆な路線変更。これまでやってきたジャーマン基盤のトランスポップをぶん投げて思いっきりUSメインストリームに乗っかりましたよ。どセルアウトですよ。考えてみればこのユニット、前作でも「もう1曲ヒットが欲しいんです欲しいんですアメリカの皆さんよろしくでっす!」オーラ全開で「What Hurts The Most」をカヴァーしてたくらいなので結構上昇志向強かったのかも知れません。

でもそんなギラギラ感に満ち満ちて出てきた曲がインスパイヤ元をはるかに超えるレベルの出来となると文句のつけようがありません。そもそもユーロ系ユニットってのはカロリー過多のギラギラトラックにバカみたいにキャッチーなメロを載せることが身上と言うかそれしか能がないというか、そんなことばっかりやってきた奴らにUSメインストリームのプロデューサーが敵うわけがない。満腹感が違う。これの後続けて「Just Dance」聴くとトラックの薄さとメロディーの貧弱さにびっくりしますよホント。


しかしリミキサー陣まで脱トランスなのはちょっといただけないですね。ダンス系の人は作風変えてもリミックスでフォロー可能なんだからそこはちゃんと今までのファンも気遣ってやれよ…。WideboysにCahillって今ど真ん中な人選じゃん。UKのプロモ盤とかデジタルシングルだとLockoutやUltrabeatなんかのAATW勢のリミックスもあるようなんですけどUS盤シングルでは落とされてしまいました。実質オリジナル+4 Remixで尺違いやDub合わせて10トラック。まあお徳感はもりもりですけどね。流石ROBBINS。

アルバムの方では割と今まで通りのブチアゲトランスなこともやってたりするのですが、逆の言い方すればセルアウトソングはこれだけにあらず、で、またそういう曲がやたら出来が良かったりして正直アルバム買ってしまいそうな自分がいます。なんだよあのcapsuleみたいな曲。


それにしてもCalvin Harrisのトランス化での大ヒットに続いてDeadmou5のポップブレイク、Paul OakenfoldプロデュースのMadonna新曲、そして何と言ってもChicaneのカムバック!とまあ2000年代前半までのトランス(日本で言うところの『Cyber Trance』以前の時代)っぽいタッチの音が明らかに復権してきてる一方で、それより後のヴォーカルトランス(日本的にはギャルトランス時代)世代に当たるCascadaがトランスを捨ててLady GaGa路線に合流っていうのも興味深い流れです。時代はダイナミックに動いていますよ。誰も気にしてなさそうだけど。
posted by Skedge at 00:00| Comment(2) | Singles | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そう、Madonnnaの新曲Oakenfold作ですよね。この人にハマってた時期があっただけに懐かしいです。。

Chicaneもなつかしい。。
新曲Poppiholla好きです。シガーロスの元バージョンは聴いたことないです。。モダロクカバーって面白い発想かも。。
Posted by はまべ at 2009年08月06日 23:56
>はまべさん

ちなみにOakenfoldは「Sorry」で出来のいいリミックスを作ってます。リミキサーからプロデューサーへの登用ってパターンがホント多いですねマッジは。

「何と言っても」とか書いておいてChicane新曲あんまり聴いてないのですが、彼らの場合10年前の自分たちを自分でリバイバルヒットさせてるような作風なのが痛快です。去年のNatasha Bedingfieldとのマッシュは全くヒットしなかったのに何故…。
Posted by skedge at 2009年08月09日 00:51
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