けいさんのアルバムプチレビューに倣ってアルバム購入録。
まあ僕はまともにアルバム1枚とじっくり向き合えない現代っ子なので
大まかな印象だけですが。
Mariah Carey "Memoirs Of An Imperfect Angel"
「Obsessed」が正式なシングルではないにもかかわらず全米Top10ヒット(って書きたかった)。つまりはストリートシングル「Disco Inferno」をTop10入りさせた全盛期50Cent並みにほとばしっているマライアさんの新作はジャケも内ジャケも”トンでる女感”ムッチムチですが、音はThe-Dream & Tricky Stewartのフルプロデュースによるミディアム〜バラードで統一、ゲストも一切抜きという驚きの構成。このアダルティなコンセプトはたぶん「ヴェガスでディナーショー」的なあれこれを視野に入れ始めたんだと思います。僕は前作より全然好き。こういうラッパー抜きのベタなアダコンR&Bアルバムって丁度聴きたかったのよ。Barbra StreisandどころかParamoreにも敗れアルバムチャート初登場3位という結果は、まあ相応かなとは思いましたが。
Mark Knopfler "Get Lucky"
このおっさんはベテランのくせに2年に1枚くらいのペースでぼこぼこ新作を出すのです。全くリリース情報に気がついておらず「あれ、いきなり?」とか思いましたが、前作『Kill To Get Crimson』が2年前だったので今回も定時リリースだったのか。1曲目にフォルクローレ?っぽいアップナンバーを持ってきてるのにはちょっと驚きましたがそれ以外はいつもの枯れた達観ロック。この人はそれでいいのです。

The Phenomenal Handclap Band "The Phenomenal Handclap Band"
70年代の知る人ぞ知るサイケデリックファンクバンドが唯一残した幻のアルバムが昨今のコズミックディスコ発掘ブームに乗って奇跡の再発!…音だけ先に聴いてそんなことを思ったので、よもやこれが現代ミュージシャンの新作だとは。DJ2人を中心にセッションミュージシャンなどが集結してニューヨークで結成された男女混成の8人組大所帯バンド。さらに曲ごとに膨大なゲストも参加しており、マニアックな名前が連なっている(僕が名前だけでも知ってたのは、バンドメンバーではTommy GuerreroのバックギタリストもやっているBing Ji Ling、ゲスト側ではSiSeのCarol Cくらいだが)。ロック、ソウル、ダンス各方面のディープなリスナーの間ですごく話題になりそうなんだけど、意外と僕の周回ブログでは誰も言及してないなぁ。ちなみにタワレコで買ったら80kidzのリミックスがオマケでもらえた。
V.A. "An All-Star Tribute To Maze feat. Frankie Beverly"
9月の来日が熱心なソウルファンの間で話題になっていたベテランソウルバンドのトリビュート。これ本当にオフィシャルリリースなの?と心配になるようなペラいブックレットからしてあんまり気合いの入った作品じゃない感じがするのだけど、Musiq Soulchild、Mary J. Blige、Joe、Raheem DeVaughn、Avantなどちゃんと実力派が並んでおり、アダコンソウルをざーっと聴きたいよ、な気分だったのでつい買っちゃいました。まあ今ならMaxwellも入ってて欲しかったなとは思うけど。
V.A. "Cheap Thrills Vol.1"
Herveの主催するフィジットハウス爆心地CHEAP THRILLSの2枚組レーベルコンピ。Disc 1はUnmixedで、このレーベルの音源がCDで手に入るって時点で即買い決定。勉強します。トップ画像で言及したDuck SauceのMixCDでオープニングトラックに使われてたHis Majesty Andre「Spades」が入ってれば嬉しかったんだけど、Fake Blood(元The Wiseguys)が昨年のクラブアンセム「Mars」と新EPの表題曲「Fix Your Accent」と2曲も入ってるのはポイント高い。
Skillet "Awake"
前作が最高で50位台だったとからしいんだけどこの新作でいきなり初登場全米2位に飛び込んできた男2×女2のヘヴィロックバンド。今作のプロデュースがDaughtryやHoobastankをやってるHoward Bensonってことで、ファンの間では元々の持ち味だったゴス〜シンフォニックな要素が薄れてただの産業ロックに…みたいな声が強いらしいが、そんなこと知ったこっちゃない僕が手を出した理由としては、se2さんが言うところの「ガチガチの保守派」になったLinkin Parkの代替(女Vo.入りという意味ではEvanescenceの代用にもなる)としてちょうど良さそうで、といったところ。まあ彼らもクリスチャン・ロック系らしいのでそういう意味ではリアル保守派か。キャッチーでヒット性高そうな曲やってるだけにうっかりCHRに見つかって1曲で使い捨てられないよう気をつけよう。

Nelly Furtado "Mi Plan"
事前にアナウンスされてたゲストのメンツがガセだったのかボツったのか大幅に削減されてるのと、個人的に期待していた「No Hay Igual」方向の強烈なアップが全然ない、というのを差し引いてもこれはナイスポップアルバム。僕ではこの魅力を伝えるに至らないので、tippeeさんがスピットした気の触れた様な大長文の全曲解説を是非参照されたい。「あーっ、ネリーじゃーん、これ新作…?あ、なんだ、スペイン語なのかぁ〜↓」みたいな会話をレコ屋で耳にしてしまってヘコんだ。ビルボードでも思ってた以上に低い成績だったし(39位)。James Morrison、Flo Rida、Tiestoにフィーチャリングされつつスペ語アルバム発売、これが過去1年に集中しているという仕事ぶりはマルチというよりカオスだな。


貴重な情報ありがとう!!
元Wisuguysだったんだぁ。アルバム持ってるけど、あのビッグビートなことやってた10年前がなつかしい。。Fake Bloodってソロ出ないんすか?というかMachines Don't Careの次作は??
ここに反応してくれるとはさすがはまべさん!つか反応してくれるといいなーと思って書き足しました(笑) meantimeのシングルレビュー書いてましたもんね。僕も最初知ったときは驚きました。クラブ系は消えたと思っても名前変えてサヴァイヴしてる人がホント多いですね。
Fake Bloodは去年の「Mars」が最初だったような…なんかあまりにもフロアユースなトラックばっかりですし、アルバム出なさそうな気がするんですがどうでしょう。Machines Don't Careも今年中に出るって情報はありましたよね。どうなったんだろう?
男Voがいまいち特徴ないので女Voの比率上げれば良いと思うのですけど、彼女新入りでしかもドラマーだから難しいか。というかこういう編成なので男女関係相当入り組んでいるようですね。
そもそもヘヴィロックとヘヴィメタルの境界線をどこに引くのか分かってないのですが、Shinedownっぽいとなると僕の中ではそのままNickelbackだのDaughtryだのまで辿り着いてしまうのでそことは違うかなあと思ってました。Lacuna Coilとかいましたねそういえば。イタリアの嬢メタルバンドとかどっかで見たような。
>男Voがいまいち特徴ない
確かにこのヴォーカルは殿方なのですね、はい、以上の何もない感じはします。新入りじゃないほうの女性(ツインでたまに歌ってる人)は男Vo.の嫁でしたよね?それ以上に入り組んでたらバンドの維持なんて出来るんでしょうか…