
Moby feat. Gwen Stefani - South Side (#14/2001)
非常に毛色の変わったヒット。
Mobyって日本から見てるとFatboy SlimやThe Chemical Brothers、
Daft Punkあたりと同じ括りの”ロックフェスフレンドリーな人気ダンスアクト”なわけですが、
UKに限っても実は彼らほどにはシングルヒットは多くなく。
なのでこんな人がビルボードヒット持ってるってだけで
最初知ったとき結構びっくりしたんですが、
しかもこれヒットから2年以上前に出たベストセラー『Play』からのカットです。
このアルバムって僕の中では「Bodyrock」のイメージが強いんだけど
(実際チャート記録では大した成績じゃなかった)、
元々USでもクラブチャートでは(意外なくらい)キャリア初期から
結構コンスタントにヒットを出していたMoby、
『Play』からはその「Bodyrock」「Porcelain」「Natural Blues」と
3曲がModern Rock Tracks(現Alternative Songs)のTop20前後に相次いでチャートイン。
リアルタイムじゃないので前後関係がはっきりしませんが、
察するにこの3曲でモダロクに切り込んだのが
USブレイクの下地になったんでしょうね。
シングルカットにあたってMoby自身から
Gwen Stefaniのヴォーカルに差し替えたところこれが3位まで上昇する大ヒット、
それを受けてポップチャートにも飛び火、ってとこでしょうか。
ポップチャートでのピークには年が一つ明けて2001年になっており、
99年のペアレントアルバムリリースからなんと3年越しのヒットでした。
しかしGwen客演という味付けはあるにせよ、
よくこんな地味な曲がポップチャートでも上がったな。
当時の集計方法で14位つったらポップ局では相当エアプレイされてますよねえ。
そして面白いことに彼の主戦場たるUKではチャートイン記録なし
(おそらくシングルとしてカットされていない)。
トリップホップっぽくてイギリス人こそこういうの好きそうなのに。


これは歌っても絶対つまんないですよ!(笑) 歌ってる方も聴いてる方も。『Hotel』からはアダコン方面でエアプレイヒットが出てもよさそうでしたけどいかんせん商売っ気が無さすぎますよねこの人は。