2006年02月17日

[Single No.104] Meck feat. Leo Sayer / Thunder In My Heart Again

Thunder In My Heart Again.jpg[UPPER/FILTER HOUSE]

1. Radio Edit 3:07
2. Miami Calling Mix 7:59
3. Hott 22 Mix 7:25
4. Hott 22 Dub 7:34
5. Starlet DJs Groove Deluxe Mix 6:48
6. Starlet DJs Dub 6:13
-Enhanced-
Video

Area: UK
Label: FREE2AIR / ISLAND / UNIVERSAL
Code: APOLLO101CDX
Release: Feb. 2006
Chart Pos: #1 UK



全英チャートNo.1を獲得して話題騒然のフィルターハウスチューン登場!!!
(↑レコードショップのポップ風)


いやあ、獲っちゃいましたねぇ全英1位。70年代から80年代にかけて10曲のUK Top10ヒットを輩出しているロックシンガー、Leo Sayerの「Thunder In My Heart」(77年22位)のハウスリミックス。わざわざ”Again”ってタイトルにする小技がいいですね。本人もちゃんと公認してる作品のようで、これをきっかけにまたツアーに出たいとか言ってます。


前にUKチャート観察コーナーで取り上げた時は、ストリングスがふんだんに使用されているってことで安直にフィリーソウルを引き合いに出してしまいましたが、こりゃ違う違う、むしろミュンヘンディスコの世界ですわ。Silver ConventionとかDonna Summerとかちょっと違うかもしれんがLiquid GoldとかBonnie Mとか。欧州産ディスコの音。


コレ作ったMeckさん、個人的には田原めっくんはうすを連想してしまうのですが(あ、こういうネタは要らないですか)、この人はどうも全然今まで知られていなかったDJのようです。これまでのリリースリストが出てこない。ただ、UK出身LA在住で、以前はアダルト産業に関わっていたらしいという異色の経歴が伝えられています。


Miami Calling MixというのがメインのMixで、Radio Editもこれを基に短くしたものですが、ここまでフィルターかけまくってるトラックも珍しいな。ガキの使いだったら「考えられへん」とか言って公開裁判で松っちゃんに死刑求刑されてもおかしくないほどの”過剰演出”。やりすぎ。


大体フィルターをかける場合は、サビ突入直前や終了間際のつなぎ目で4小節分だけ使うとか、こないだのMadonna「Hung Up」みたいに間奏で使うなど、基本的に「この後盛り上るんですよ」という前提ありきで”タメ”として使うのがセオリー。なのにこのMixはまずAメロ(ヴォーカル歌い始め)でいきなりフィルターがかかる(笑)。2番のはじめにかかることならあるんだけど、しょっぱなからとは。

で、最初は高音カットのフィルターから徐々に低音カットのフィルターに切り替えてって、ビートがスッカスカなまんまブリッジも通過、ここまで焦らしに焦らしてさあサビでドン!と来るかと思ったら、ここでまた高音カットのフィルターを通したパートがカットイン!!なんだこりゃ!こんな展開聞いたことないぞ!結局サビ2順目でやっと”普通の”ビートが乗ってきます。けど2番の歌いはじめでまた高音カットのフィルター→以下繰り返し。


僕みたいに、フィルターがかかってる音がゾクゾクするっていうアディックテッドな末期患者ならいいんですが、スピーカー壊れてるかと思って紛らわしいからやめてほしいとか思ってる一般リスナー的にはかなりストレスフルな展開のはず。でもちゃんとRadio Editではそういう小細工なしで普通にアゲっぱなしにしてくれてるので大丈夫です。ていうかこれRadio Editが上手くまとまってますね。こういうのはラジオでもかけやすいでしょう。フェイドアウトするRadio Editよりも、Video Clipに使われてるヴァージョンの方がもっと綺麗にまとまってるがそこまで細かいことをいちいち言っててもね。


Hott 22とStarlet DJsのRemixもMiami Calling Mixと方向性はまるきり同じですねー。ぶりぶりのベース万歳。Hott 22は割と原曲を無視して自分色のまったりディスコに染め上げちゃいますね。いつもそれで成立してるから全然OKですが。Chris MalinchakとGreg Baharyのコンビですが、Junior JackからDouble(Takako姉さんの)まで色々とRemix手掛けてます。Scentの「Up & Down」なんかが有名でしょうかね。自己名義の作品は12インチでいくつか出してるみたい。

Starlet DJsのMixはビートがもっと重くて、途中で泣きのギターソロが入る仕様。誰だろうと思ったらSleaze Sistersの変名でした。意外。確かSleaze Sistersってゲイ系のダンスポップサウンドだったような気がするんですが(Geri HariwellをハデハデにRemixしてた記憶が)、この変名ではこういうディスコオリエンテッドな音で行くんでしょうかね。メンバーのPaul MastersonはAmen UKやYomandaの名義の方が有名かも。ていうかPaul Masterson変名多すぎて何が何だか分からん。



あとこれ、1位獲るだけあってVideoがクラブ系の割にしっかりした作りですね。ジャズダンス(ひょっとしてバレエ?)の振りを使うってのは新鮮で、なんであんなに身体がしなやかに動くんだろうって感心しながらじっと見入っちゃいますわ。



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Listen It!

Video

Videoのフル視聴できるとこがFREE2AIRのレーベルサイトのみ、っていうこの状況、
去年UNIVERSALグループが全Video Clipの視聴有料化を発表したのに関係アリか?
(この曲のメジャー配給はUNIVERSALグループのISLAND)
posted by Skedge at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Singles | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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