2010年01月26日

Albums Of 2009 GC Choice: #10

毎年アルバム選考はこじつけで無理やり10枚出してる部分があるので
今年はもうほっとこうかと思ったんだけど
書き出してみたら一応それなりにまとまったコメントが各作品に
つけられそうだったのでなんとかやってみることにした。
こないだの対談で既に半分ネタバレしてることだし
もったいつけずにちゃっちゃと出していきたいところだけど
最近更新間隔が空きすぎてるので姑息に小出しします。



Idiosyncrasies
#10 Kris Menace "Idiosyncrasies" (Compuphonic/New State)


Lifelike & Kris Menace名義で出した「Discopolis」(06年)の絶賛モードは一体何だったの?というくらい忘れられたというかさっぱり話題にならなかったKris Menaceの1st。「Discopolis」以降Kris Menaceは名前買いが常という最も信頼するリミキサーであり続けてきたのですが、この1stはそのリミックスワーク集も含め殆どが既発表曲(「Discopolis」ももちろん収録)。ただし3枚組でフツーの値段というとコスパ高すぎるフォーマットで来ました。

リミックスではシンセの厚塗り上等な、Stuart PriceがThin White Duke名義でやる感じのニューロマンティック系アッパーハウスといった作風が目立つので実際そういう人だと思っていたのですが、このアルバムで聴くまで殆ど未チェックだった自己名義作からするともうちょいNu Disco寄りの人だ。Stuart Priceで言うとLes Rythmes Digitalesっぽい。Daft Punk一派の天才Alan Braxeと組んだクラブヒット「Lumberjack」(07年)だってアッパーハウスとかフィルターハウスとかいうよりもむしろ素敵なハイエナジー(←特定の曲名を言っているわけではない)。このまま次にAngie GoldとかPhyllis Nelsonとか繋げられるって。

去年はLindstromの1stを年間選考で2位に選びましたが、あの辺の人たちが80年代ユーロディスコを解体・再構築した上で今の音としてアップデートしてるのに対して、Kris Menaceは割と”まんま”。この界隈の音はどれも小難しく、敷居が高くて困ってるのでこんぐらいベタなアプローチの人がいるとありがたいです。アラフォーディスコダブ。


[GC Top20 Entry]

#9 Metropolis
posted by Skedge at 00:00| Comment(0) | 年間ベスト選考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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