2006年01月30日

[Long Hit] Check On It

Beyonce in Pink PantherCheck On It
Beyonce feat. Slim Thug


from "#1's" (as Destiny's Child)
Columbia
Peak: #3 (1/30)
5 weeks at Top10
[4, 3, 4, 6, 6]







昨年惜しまれつつ、ああもう本当に惜しまれつつ解散してしまったデスチャ。ラストアルバムとなってしまった『Destiny's Fulfilled』からのシングルは英米どちらでも、ことごとく「あと一歩」なチャート成績に終わり、「なんでビヨンセはあんなにバカスカ売れてたのにグループになるとこうなんだろ」な思いがいろんな人の間で渦巻く中での解散。そしてベストアルバム『#1's』のリリース。グループとしてダイアン・ウォーレンのペンによる新曲「Stand Up For Love」も収められたがそれは全くチャートに引っかからず(というかシングル扱いになったのは日本だけ?)、一方で、ベスト盤に半ば無理やり収録させられたような体裁の女王様の新曲は軽々とチャートを駆け上がった。この様子を見て、「デスチャの解散やむなしか」とため息混じりに納得せざるを得なかった人達の1人が僕ですどうも。

全米では5週に渡る1位を確保したこの曲、間もなく日本でも封切られる彼女の出演映画『ピンク・パンサー』とのタイアップにつきビデオにもピンクパンサーが登場するという、まさかの安室奈美恵とのバッティング(「WoWa」のビデオにピンクパンサー登場)。UKでは1位こそ逃すものの5週間のTop10入りを達成して当コーナーへの登場と相成った。シングルとしては相当地味というか、何でこんな曲が大ヒット?と思わせるような曲調で、逆にどんな曲だろうと売れてしまうビヨンセの比類なきアーティストパワーを改めて思い知ることになった。ジャンルが細分化しすぎて、あらゆる人が認めるかつてのマイケル・ジャクソンやマドンナのようなスーパースターが不在と言われる今、それに最も近いポジションにいるのがビヨンセとエミネムだろう。アッシャーが入っていないのは、明石屋さんまが名前を口にしているかしてないか、っていういい加減な基準によるが、洋楽好きでなくとも名前くらいは知ってる、という意味じゃね、やっぱ。

なお、昨年はビヨンセの故郷でもあるヒューストンから全米ブレイクするラッパーが続出したが、ここにフィーチュアされているスリム・サグもその中の1人であり、「H-タウン四天王」とでも呼ぶべき人(あとの3人はポール・ウォール、カミリオネア、マイク・ジョーンズ)。サグ氏(サグ氏て)はグウェン・ステファニ「Luxurious」のシングルリミックスでも客演をこなし、ポップシーンでも名が売れてきているので要注意。ここらへん、ブレイク直後のショーン・ポールを従えた過去もあるビヨンセ様の時代を的確に捉える戦略の鋭さ(というか権力?)が窺えますな。アメリカではラジオオンエアの際に南部ラップシーンにおいてT.I.らからもリスペクトされるUGKの片割れ、バンBも加わったヴァージョンが流されたが、それはUK盤シングルには未収録。聴きたいのならUS盤か、または全くUSと同内容で先頃リリースされた日本盤で。


(2006/5/18)

posted by Skedge at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | UK #1's & Long Hits | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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