2006年06月17日

6月6日付 The Official UK Chart観察

待たせたなおめーら。(誰?)
2週分一気にアップするでぇ。


○Singles

1 (2) Sandi Thom / I Wish I Was A Punk Rocker [With Flowers In My Hair]
2 (1) Gnarls Barkley / Crazy
3 (15) Keane / Is It Any Wonder?
4 (3) Infernal / From Paris To Berlin
5 (19) Pink / Who Knew
6 (n) Ronan Keating & Kate Rusby / All Over Again
7 (37) Paul Oakenfold feat. Brittany Murphy / Faster Kill Pussycat
8 (n) Nelly Furtado / Maneater
9 (4) LL Cool J feat. Jennifer Lopez / Control Myself
10 (5) Primal Scream / Country Girl


11 (n) Tony Chiristie / Is This The Way To The World Cup
19 (n) Stan Boardman / Stan's World Cup Song
23 (n) The Automatic / Monster
30 (n) Michael Jackson / You Are Not Alone
31 (71) Paul Simon / Father And Daughter
37 (n) Loleatta Holloway / Love Sensataion 06
38 (n) Embrace / World At Your Feet
40 (n) Corinne Bailey Rae / Trouble Sleeping



おおっと!10週目の1位に王手をかけていたGnarls Barkleyを引き摺り下ろしてSandi Thomが下克上達成!ちゃんと1位とりましたか、えがったえがった(予想が外れなくて)。Gnarlsの方は入れ替わりにUSでヒット戦線に加わりましたが、数日前からダウンロードで一気に売れ始めましてあちらでも大ヒットがほぼ確約されました。さて日本ではどう迎えられるか。日本盤は6/21、出るフェスはフジロック。



Is It Any Wonder

UKではおそらく今年最大級の注目リリースになっているであろうKeaneのセカンド『Under The Iron Sea』からのリードシングルが予想通りの急上昇。シングルがTop3まで来たのは初めてですね。デビュー盤はまごうとなき超名作で僕もすっかり虜になっていたのですげえ楽しみにしてたんですが、正直この曲は微妙かなあという気がしないでも無いです。水準は充分越えた出来だとは思いますが、なんか普通のロックっぽくなっちゃったな、って。イントロ/サビのギターっぽい音も実はピアノの音を加工してるんです、ウチら今回もピアノにはこだわってますから!みたいなことを言われても、別に僕は「ピアノであんなことやこんなことも出来るよ!」ってのを見せて欲しかったわけじゃないんすよね。まあピアノに重きを置いて前作と違うことを、っつったらこういうことやるのは真っ当ですけど。

あとTom(ヴォーカル)の歌い方が明らかに変わったのも気になります。Bono(U2)っぽいっつうか、前は「歌うことくらいしかとりえの無いいじめられっ子が一生懸命ピュアなマインドで歌ってます」みたいな処女性ならぬ童貞性(普通に中性的って言えばいいのでは)が良かったのに、なんか変な悟りを開いたような声になった。まあとにかくアルバムはそのうち買いますんで評価を下すのはもうちょい先ってことで。でも前作との違いを受け入れるにしても、それにはしばらく時間がかかりそうだな。サマソニ来ますよー。ライヴでのTomの仕草が異常にダサかったらしいのですが、どれだけ改善してるかの報告をお待ちしています。


6位にはちょっとおヒサな感じのRonan Keatingがスコットランドのトラッド/フォーク系SSW、Kate Rusbyを引き連れて登場。ソロ4th『Bring It Home』からのリードで、カントリー好きの彼らしいフォーキーな曲。何となくSheryl Crow & Stingの「Always On Your Side」に似てるんですが、こっちの方がもっといい曲な気がする。アルバムちょっと気になるなあ。レーベルはUKの逸材を無視しがちなUNIVERSALさんで(笑)、国内盤化は2003年のソロ第3作で止まってます(つまり2年くらい前に出たグレイテストヒッツが日本ではリリースされてない)。今回はどうだろね。何気に日本公式サイト、Newsコーナーだけは何故か逐一更新してるのが一抹の望みを感じさせます。


ぴんぴんピンクの新曲@7位は「自分で言ってる時点で死んでるだろ」とか世界中からツッコまれている(嘘です)『I'm Not Dead』より2枚目。Kelly Clarksonが誰かの生息地を奪ったのだとしたらそれはAvrilじゃなくてPinkだったのかも、なんてことをふっと思いました。そういう音。チャート的に性交だったのか失敗だったのかよく分からない「Stupid Girls」(どことなくEminemの「Just Lose It」と同じスベり方をした気がする)とは全然違う、素直なポップロックです。でもこれUSではあんまヒットしなさそうだな。ふぬぅ。

UKにおけるイチバンの大物DJと言ってよいPaul Oakenfoldの新曲はPharrellやGrandmaster Flash(!)も参加している2ndアルバム『A Lively Mind』からのリード。しかし正直どうなのこれ。BodyrockersをパクってNW風に味付けただけって感じのロックハウスで、いい大物がやってるとは思えない志の低さを感じます。Brittany Murphyは別にいいけどね。分かりやすい曲だし、それなりにカッコいいんですが、この曲のクラブシーンにおける存在意義って?

ぶっちゃけあんまり彼の過去作はきちんと聞いてきてないんですが、トランスもハウスもブレイクスもごっちゃにしたよく分かんないプロッグサウンドが彼の個性・持ち味だったと思うんですよ(1stの『Bunnka』だってワケわからんとか言われてそんなにヒットしなかったはず)。こないだのMadonnaのリミックスで魅せた冴えが嘘のようで、僕としては事前の期待値の割にかなりがっかりさせられた曲です。アルバムの方はもう少し色々やってるみたいだけど。日本盤はCCCDで6/21。


Timbalandとガッツリ組んで話題の3rd『Loose』からの新曲をダウンロードのみでTop10に入れてきたFurtado。Top10ヒットはこれで3曲目になります。USではTimbalandとのデュエット「Promiscuous」が1位を狙う勢いでヒット中ですが、US以外ではより野心的なこっちの曲をリード曲としてカットしてきました。日本ではどっちなんでしょうね?最近Nate JamesやNe-Yoのように2曲がほぼ同時進行でヒットする例も目立つので、Furtadoもほぼ同時にラジオで流れてそうな気もしますが。「Promiscuous」が絶妙な80'sフレーバーをまぶしたポップな出来でGwen Stefani的だと言われてるようですが、こっちはなんかM.I.A.あたりなんかにも通じるヘンテコかつ挑発的な作り。うーん、これは凄い。気持ち的にはこっちの方がSingle Of The Weekだな。もう「Promiscuous」の方はDLで買っちゃったんだけど、いっそアルバム買っちゃった方がいいかも。この人もサマソニに来ますね。



さて、巷ではワールドカップが盛り上がっているということで、サッカー馬鹿の多い英国らしくこの週はW杯関連ソングももりもりです。Tony Christieの替え歌とかバカっつーか微笑ましくていいですね(笑)。公式ソングなのは38位のEmbrace。来週ガッと上がってきますよ。DLオンリーで例のバカガエルが50位に付けてるのもアレですね。

W杯から離れて22位のLeAnn Rimes。何故かUKでのみニューアルバムが出たそうでそこからのリードがなんともハンパな位置に登場。まさかまだレーベルとのごたごたが片付いてないのか??37位は以前ネタにしたLoleatta Hollowayのリミックスです。カヴァーが39位、リミックスが37位。うーむ・・・。ちなみに96年にプチヒットした911の曲とは同盟異曲です。どん尻40位のCorinne Bailey Raeはフィジカルリリースながら驚くほど定位置に終わりました。もともとシングル向きの人じゃないだろうし、その上でアルバムが売れたんだからしょうがないか。日本盤は7/12。今のところ東芝のリリースリストによるとCCCD表記ありませんが、さて。



○Albums

1 (n) Orson / Bright Idea
2 (1) Red Hot Chilli Peppers / Stadiam Arcadium
3 (2) Feeder / The Singles
4 (3) Snow Patrol / Eyes Open
5 (12) Pink / I'm Not Dead
6 (9) The Kooks / Inside In/ Inside Out
7 (4) Zero 7 / The Garden
8 (10) Jack Johnson / In Between Dreams
9 (8) Gnarls Barkley / St. Elsewhere
10 (15) Nina Simone / The Greatest Hits



「No Tomorrow」一発でさっさと消えてくのではとか色々言われていたOrsonがひとまずアルバムでも1位をゲット。案外順調じゃないですか。先行シングルにしてタイトルチューンの「Bright Idea」がイマイチ冴えない出来&チャートアクションだったのが印象悪かったってだけかもしれませんな。日本盤7/5。フジロックに来ます。それにしてもアルバムチャートの方は全体的にロック勢が牽引してますね。一応手元に毎年恒例のロック夏期講習の冊子があるので書いとくと、レッチリとSnow Patrolはフジロック、The Kooksがサマソニ。そういやArctic Monkeysはフェス来ないんですか??どうせロックフェスなど行く機会がないのでどうでもいいっちゃいいんですが・・・。
posted by Skedge at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | UKチャート観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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