2006年07月04日

6月26日付 The Official UK Chart観察

また次の週の更新に追いつかれてしまった。ああもう。


○Singles

1 (1) Nelly Furtado / Maneater -3rd week-
2 (3) Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie
3 (2) Sandi Thom / I Wish I Was A Punk Rocker [With Flowers In My Hair]
4 (46) Muse / Supermassive Black Hole
5 (4) The Automatic / Monster
6 (29) Sergio Mendes / Mas Que Nada
7 (6) Infernal / From Paris To Berlin
8 (39) Lostprophets / Rooftops [A Liberation Broadcast]
9 (41) The Zutons / Valerie
10 (7) Pink / Who Knew


11 (n) The Pussycat Dolls feat. Snoop Dogg / Buttons
14 (n) The Kooks / She Moves In Her Own Way
18 (69) The All-American Rejects / Dirty Little Secret
21 (n) Ne-Yo / Sexy Love
22 (n) Michael Jackson / Stranger In Moscow
27 (n) Lupe Fiasco / Kick Push
38 (n) The Young Knives / She's Attracted To
39 (n) The Editors / Blood


アメリカの方でも「Promiscuous」が1位になっているFurtadoが3週目の1位を堅持。ShakiraとSandi Thomが入れ替わりましたが、この動きを見てるとW杯決勝戦直前に行なうとかいう話のパフォーマンスのあとでShakiraが1位まで上がってくるかもしれませんね(注:一応この原稿を下書きした時はまだ次週分が出てない段階だったの!わざとらしく書きやがってとか言わないで!・泣)。その時期に1位獲りそうなリリースが特に見当たらないんだけど、何となくBob Sinclarが空恐ろしいな。


今週4位に登場のMuse新曲は6/28リリース(日本)の4th『Black Holes And Reverations』からの1stシングル。ファルセットとか、若干エレクトロニカっぽいところがUKバンドらしさなんでしょうが、全体的な印象はなんかアメリカのバンドみたいなヘヴィ系の音。2000年のチャートデビュー以来(バンドとしてのデビューは前年)最高位を更新。サマソニに出演。続いて先週既に紹介したSergio MendesがTop10入りしてますが、なんとこれが彼にとってUKで初となるTop40ヒットだとか。ところでこれ、ひょっとしてW杯に絡めたヒットですかねえ?日本では随分先行でヒットしてましたが、UKではこの時期までわざと温存されてたのでしょうか。


Rooftops.jpg

今週のPrimeは8位のLostprophetsにしてみます。3作目『Liberation Transmission』からのリードシングルは既にアメリカのロックチャートでもヒット中のキャッチーなラウドロックで、メンバーのルックスがいいのでなんかアイドルがグループだった以後にやりがちな雰囲気が漂ってますね。本人達はMetallicaとか好きらしいんですが、音はそんなに重くなくて例えばStory Of The Yearの「Until The Day I Die」あたりにも通じる分かりやすいサビメロがいい感じです。チャート的にはこの順位は自己最高記録タイ。彼らもサマソニに出ます。ついでに9位に登場のThe Zutonsはこれで2曲連続のTop10ヒット。結構マニア受け系のバンドっぽいのでこの連続ヒットはすごいことな気がする。曲はなんかレトロなロック。超適当コメントですまん。


PCDはこれでデビューアルバムから4曲目のカットですがダウンロードポイントのみで11位ということで4曲連続のTop3ヒットも見えてきました。なんかすごい熱狂的に受け入れられてないかPCD?このテのアイドル/ポップR&B系にしてはアルバムセールスもそこそこ順調なんですよね。今回はScott Storch作のアラビア〜ンなトラックで、シングルヴァージョンに新たにSnoopを引っ張り出してきました。ちなみにBillboard上ではBig Snoop Doggと表記されてます。「Naïve」のロングヒットで上昇気流に乗るThe KooksもやはりDLオンリーで14位と高順位のエントリーを果たし、2曲連続のTop10ヒットは必至。

18位にはUSでのブレイクから少し間をおいてThe All-American RejectsがUKチャートデビュー。しかしほぼ同時期にブレイクしたFall Out Boyが2曲連続でTop10ヒットしてることを思うとちょっと物足りない結果かも分からんね。この曲よりも次の「Move Along」の方が個人的にはいい曲だと思うので次回また頑張れ。21位Ne-Yoは予てから評判のよかった「Sexy Love」をカット。前評判に違わずこの曲もDLオンリーでこの位置なのでTop10は確実でしょう。この前の「When You're Mad」は全然いいと思わなかったのでこの曲のヒットはちょっと嬉しいですが、実は「When〜」ってUKではカットされてなかったんですね。デビュー曲の「Stay」も当然UKではヒットしてませんので、これはNe-YoのUKでは2曲目のヒットです。



○Albums

1 (1) Keane / Under The Iron Sea -2nd week-
2 (n) Fatboy Slim / Greatest Hits: Why Try Harder
3 (n) The Automatic / Not Accepted Anywhere
4 (7) The Kooks / Inside In/Inside Out
5 (2) Sandi Thom / Smile…It Confuses People
6 (3) The Feeling / Twelve Stops And Home
7 (8) Nina Simon / The Very Best Of
8 (22) The Zutons / Tired Of Hanging Around
9 (5) Nelly Furtado / Loose
10 (12) Dixie Chicks / Taking The Long Way



Keaneが2週連続の1位。アメリカでも初登場4位とブレイクしました。まあUSではこの後どこまでセールス伸ばすか全く見当付きませんが。2位はオリコン洋楽チャートで既に1位獲得済みのFatboy Slimのベスト。The Automaticはシングル「Monster」の好調を受けて3位に登場、KooksやZutonsもシングルヒットを受けてランクアップしてます。先頃50万枚超のセールスで全米1位を獲得したDixie ChicksはUKで初のTop10入り。圏外ではShakiraの『Oral Fixation Vol.2』が「Hips Don't Lie」の影響で14位にリエントリーしたほか、Dannii Minogueのベストが17位と微妙な結果、18位にはMadonnaのライヴCD+ドキュメンタリーDVDという変則的な作品が出てます。



○Dance Singles

Mymymy06.jpg

1 (1) Armand Van Helden / MyMyMy (Southern Fried)
2 (n) John Digweed / Warung Beach (Bedrock)
3 (2) Solu Music feat. KimBlee / Fade (Hed Kandi)
4 (n) Timmy Vegas & Barbara Tucker / Dutty Funk [We Can Do] (MN2S)
5 (5) Krafty Kuts & Tim Love / Bass Phenomenon
6 (n) Bimbo Jones / Harem 1 Stop (Columbia)
7 (3) Jamiroquai / Space Cowboy (Columbia)
8 (n) Cyantific / Ghetto Blaster/Coming Unstack (Hospital)
9 (14) Blaze feat. Barbara Tucker / Most Precious Love (Defected)
10 (6) Clipz / New Generation/Smash (Full Cycle)



HeldenさんV2。2位John Digweedはプログレッシヴ・ハウス方面の大物でBEDROCKはかつての彼のやっていたユニット名であり、99年に立ち上げたセルフレーベル名でもあります。この曲は自己名義としては初作品だそうで、古い例えだけどPete Shellyの「Telephone Operator」みたいなうねりのあるアシッド・エレクトロなアッパーハウスになってます。これはよいね。

Timmy Vegasはポップチャートの方でも「Strings Of Life」(Derrick Mayのカヴァー)が昨年全英6位の大ヒットを記録して名を挙げているSoul Centralの片割れで、ハウスシーンにおける最強のソウル系シンガーと言えるBarbara Tuckerを起用して流麗なソウルフルハウスをドロップ。これもやべー。BarbaraはBlazeとの「Most Precious Love」が9位にリエントリーしてきてTop102曲同時です。

そしてハウス通、とくにポップハウスに詳しい人なら驚いたであろうBimbo Jonesの自己名義作品が6位に登場。今まではずっとポップアクト中心のリミックス専門ユニットだったはずなのに。しかもレーベルがColumbiaって何ですかあなた。一昔前のファンキーハウス然としていて非常にキャッチーなこともあるしCDSのリリースがあればポップチャートへのクロスオーヴァーの期待も大。

9位はブレイクス系の新人で、アルバムからのタイトルトラック「Ghetto Blaster」のリミックスと新曲のカップリングで登場。この界隈は全然分かりません、すまぬ。
posted by Skedge at 00:00| Comment(7) | TrackBack(0) | UKチャート観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何かいっつもコメントしてるような気がするんですけど、迷惑じゃないですかね?ないですよね?ね! 意外とそういうこと気にするナイーブな性格なもんでw

相変わらずロックには興味がもてないんで先週分は自分はUKチャートの記事パスしましたが、今週は例のお方が1位なので、多分書くと思いますw

で、PCDのアラビア〜ン(←これ、「トレビア〜ン」を意識してません?w)な曲ですけど、Scottっぽいですがこれ違うんですよ〜。(何故かそういうデマが流れてるみたいですけど。)CDのブックレットには、Produced By Polow Da Don, Sean Garrett & Ron Fairと書かれてます。(もしかして、Polow Da DonがScottの別名? んなわけないですね。)

>この前の「When You're Mad」は全然いいと思わなかったので…
ここでも意見が一致です!w なんか無理矢理つくったような美メロ感が鼻についてました。しかもPVもキモーかったので。
Posted by kino at 2006年07月04日 18:13
>ロックには興味がもてないんで先週分はパス

したかったです(笑) こういう週はホント書く事が少なくて困ります・・・。「ロック好きが好きそうなロック」って書きにくくてたまりません。

>PCD
えーこれってScott Storchじゃないのー?!あちこちに書かれてたし普通にコイツの音だと思ってました。ところでSean GarettってUsherの「Yeah」とかやってた人じゃありませんでしたっけ。

ブログってこうやってコメント頂くことで記事の価値がどんどん膨らんでくのが大きな利点だと思うので、kinoさんみたいにマメにコメントくれる人がいるとすごく心強いですよ!それにチャート記事書いてるもん同士なら分かってもらえると思いますけど、コレにコメントが付かないのってさびしくありません(笑)?好きでやってるとはいえ結構労力使うワケで・・・。ウチはkinoさんとこほど賑やかじゃないですからコメントくださる人は貴重ですよ、ホント。これからもご贔屓に!
Posted by Skedge at 2006年07月06日 03:18
Sean Garrettについて調べたら、やっぱりUsherの「Yeah」の人でした〜。PCDの「Buttons」は絶対Scottじゃないです!(←お、言い切った!)

チャート記事にコメントが付かないと、う〜ん、確かに最初の頃はちょっと寂しかったですかねぇ。でも、記事を公開することが快感な変人なので、あんまり気にもしてなかったかも…w

「ご贔屓に!」が一瞬読めなかったのは秘密です!
Posted by kino at 2006年07月06日 18:21
The All-American Rejectsの"Move Along"はUkでは3月6日付で42位でしたよー。僕もこっちの方が好きなのでこの時にヒットして欲しかったですね。

ダニさんのベスト、Top20に入れただけでも良かったような…。新曲5曲が結構良い曲だったので当初の予定通りオリジナルアルバム作ってほしかったです(そうなるともっと売れないんだろうなー)。ベストだったら初期の頃の曲はいいから"Begin To Spin Me Round"と"Don't Wanna Lose This Groove"は最低でも入れて欲しかったですね。
Posted by papaya at 2006年07月06日 21:31
>kinoさん

やっぱSean Garettは「Yeah」書いてますよね。確かCiaraの「Goodies」もそうだったような・・・。
「ご贔屓に」は変換で出てきただけなので僕も自分で書けるわけじゃアリマセン(笑) そういう漢字結構多いですよね。

>papayaさん

あれっ、「Move Along」はUKでは先にヒットしてたんでしたっけ?こっちの方がいいですよねー。
Danniiのベストって「Begin To〜」と「Don't Wanna〜」入ってないんですか!?それは良くないですね。LONDONが出し渋りしたんでしょうか。それにしてもこのベストやたら新曲多いですよね。オリジナルアルバム作ろうとして途中で何かが尽きたんでしょうか。予算とかやる気とか。
Posted by Skedge at 2006年07月07日 01:18
Danniiさんはやっぱり"Perfection"のTop10落ちが相当痛かったのではないかと。新曲5曲の内4曲は2005年の物なので上手くいっていれば去年の終わりか、(2月にシングルが予定されていたので)少なくとも今年の初めごろにはオリジナルアルバムが出ていたのではないでしょうか。今はせめてXanaduのGoldfrapp風カバーがお蔵入りにならないことを祈っています…。
Posted by papaya at 2006年07月12日 10:43
僕何気に「Perfection」かなり好きだったんですけどねー。「Xanadu」のカヴァーってまたいかにもなチョイスで(笑) とりあえず今後CDリリースがあるのか冷たく注目しようと思います。何でもAATW(レーベル)によるとこのベスト、US盤リリースの予定があるらしいですよ(Billboard公式サイトの読者質問コーナーみたいなのに書いてありました)。
Posted by Skedge at 2006年07月15日 02:04
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