2006年07月20日

7月10日付 The Official UK Chart観察

自分は「話を短く端折る」ってのがとにかく苦手なんだなあと思う今日この頃。
「要点を纏める」のもヘタかもしれない・・・。
たぶん「知ってることは全部言いたくなっちゃう」って性格なんだろうなぁ。
何がいいたいかっつーと、遅れてる今週分は適当にすませて最新分をやろうと思って書き出したのに結局長いんだ今日も。文と所要時間が。ああもう、今何時だと思ってるんだ!(注: この下書き書いてたの早朝でした - -;)


○Singles

1 (13) Lily Allen / Smile
2 (1) Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie
3 (15) Razorlight / In The Morning
4 (2) Nelly Furtado / Maneater
5 (42) Paolo Nutini / Last Request
6 (4) Sandi Thom / I Wish I Was A Punk Rocker [With Flowers In My Hair]
7 (3) The Pussycat Dolls feat. Snoop Dogg / Buttons
8 (5) Ne-Yo / Sexy Love
9 (n) Bob Sinclar feat. Steve Edwards / World, Hold On
10 (7) The Kooks / She Moves In Her Own Way


13 (74) George Michael / An Easier Affair
18 (n) Rogue Traders / Voodoo Child
20 (n) Justice vs Simian / We Are Your Friends
22 (n) Jamie T / Sheila
23 (n) Busta Rhymes / I Love My Chick
26 (n) Pipettes / Pull Shapes
29 (n) Jose Gonzalez / Hand On Your Heart
32 (n) Rifles / She's Got Standards
36 (n) Till West & DJ Delicious / Same Man
38 (n) Fall Out Boy / A Little Less Sixteen Candles, A Little More Touch Me



1位に飛び込んできたのは先週の記事にみなさんが寄せてくれたコメントでもう十分情報が出てるじゃないか(笑)、ということで私から申し上げることも何もござらんのですが、MySpaceをきっかけにデビュー曲で1位を獲得したLily Allen。この曲はボーっと聞いてるだけだとはすっぱなDidoに聞こえなくもない、エレクトロニカ×レゲエみたいな耳障りのいい、そしてちょっとアンニュイな曲なんだけど歌詞はFワード連呼とかで。Arctic Monkeys、Sandi Thom、そしてこのLilyと、ネット経由の派手なデビューが相次いでますなあ(どうやら一発屋に終わりそうなNizlopiもネット経由でのブレイク)。

Razorlightの新曲は、スマンけど出てたことさえ知らなかったセルフタイトルドの2作目からのリード。3位というのは昨年大ヒットした「Somewhere Else」の2位に次ぐ好成績です。もーごめん正直何をどう書けばいいのか分かんないっつのこういうのは比較対照とか知識とか興味とか軒並みないんだからってば!(逆ギレ) 6位のPaolo Nutiniはイタリアとスコットランドのハーフで(名前はもろイタリアンだけど出身はスコットランド)、まあいわゆるSSWです。さっそくポストJames BluntとかポストDaniel Poeterとか言われてるみたいですね、彼らよりも若干枯れた様な曲だと思いますけど。





フレンチハウス界の重鎮Bob Sinclar(読み方はサンクラー)が既に国際的なヒットになっている「World Hold On」で2曲目のTop10入り。前作「Love Generation」はUKでは11位でしたが、これが主に欧州大陸のほうで非常にウケがよかった関係でワールドワイドチャートではTop10に入るほどの大ヒットを記録、ワールドカップのタイアップまで付いたことでロングヒットにもなってるんですが、その現象がUKにもフィードバックされたのですかね。どこか懐かしい感じのこのアナクロなビート、最初Bambooの泡沫ヒット「Bamboogie」(98年英2位)かなあと思ったんですけどもっと似てるのがある気がする・・・。うーん、分からん!今年リリースのハウス作品では特に話題になっているアルバム『Western Dreams』からのカットで、アルバムの方はタイトルどおりカントリーっぽい色のついたハウスチューン多めでハウスとかクラブとかに縁がない人でもかなり聞きやすい音が多いと思います。これ気になるなあ。何気に国内盤も出てます。ていうかBob Sinclarって律儀にインディーが出してくれんだよね、国内盤。TOMMY BOY SILVER(古のヒップホップレーベルとして有名なTOMMY BOYのハウス系サブレーベルです)からのUS盤も出ます(もう出た?)。


13位にじょーじのまいこーさんが急に新曲とか出してみた模様。なんだなんだ、別にアルバム出るわけでもないのに。なんかJustin Timberlakeの「Rock Your Body」みたいなダンスチューン。確かイタリアでは1位獲ってたような気がする。

18位Rogue Tradersはオーストラリア出身のダンスロックバンド。かなりダンス側に踏み込んだ音で(リミキサーもTom Nevilleとか渋い)、去年のハイプBodyrockers(イギリス人とオーストラリア人がオーストラリアで結成)を思い出すなという方がムリです。ロックハウスの行く末を僕はけっこー関心を持って観察してるのですが、このバンドがUK進出を果たしてブレイク(今週はDLオンリー)を果たしたことで「ロックハウスは衰退しつつある」って主張は撤回しなきゃいかんかもです。だってオーキー売れたしJunkie XLはアルバム良かったし・・・(いじいじ)。今年はWolfmotherも話題になってるしオージーロックが熱いですね(すごく適当なことを言っている)。


20位のJusticeはFranz Ferdinand「Do You Want To」のリミックスなどでも知られる、フランス発のエレクトロクラッシュ系コンビで、UKのポストサイケ時代のバンドSimianのリメイクであるこの曲が数年前から2 Many DJsやDJ Hellといった変態さんたちに回されまくったあげくとうとうVIRGINからのライセンスによりポップチャートに入ってきてしまいました。こんなアシッドエレクトロがTop20に入ってくるとは恐るべしイギリス。ダンス系ヒットとしては昨年のAudio Bullys並に驚きました、僕は。チャート見て慌てて買ってみたのでまた今度別記事書くわー(Bob Sinclarも結局シングル一緒に買った)。

29位に初登場は、ソニーの液晶テレビ「ブラヴィア」のCMソングに使われた「Heartbeat」が大ヒットしたJose Gonzalesの新曲。またもやほっこりするフォークソングを聞かせてくれます。04年リリースのアルバム『Veneer』はロングヒット中。当時から知ってる人は知ってたみたいですよ、誰か日本人アーティストでこれを2004年のベストに上げている人を見ました。39位と急に低迷したFall Out Boyの新曲ですがこれは本国USでも不発弾に終わった感がある、というか、ほぼ同時期に舎弟のPanic! At The DiscoがまるでFOBの代理ヒットみたいな曲「I Write Sins Not Tragedies」でブレイクしてしまったために陰に隠れちゃったんじゃないかと。1stヒットの「Sugar, We're Goin' Down」と似たり寄ったりな曲なので、「同じくらいいい曲」と評価されりゃもうちょっと売れても良かったと思うのですが。




○Albums

1 (n) Muse / Black Holes And Revelations
2 (3) The Kooks / Inside In/ Inside Out
3 (5) The Zutons / Tired Of Hanging Around
4 (2) Keane / Under The Iron Sea
5 (1) Lostprophets / Liberation Transmission
6 (4) Fatboy Slim / Why Try Harder -The Greatest Hits
7 (6) Nina Simone / The Very Best Of
8 (10) Rihanna / A Girl Like Me
9 (n) Johnny Cash / American V -A Hundred Ways
10 (7) The Pussycat Dolls / PCD



Museのニューアルバムが初登場1位。ロック系が次々1位を掻っ攫ってくなあ。記事書いたときはそれほど興味のなかったリード曲「Super Massive Blackhole」ですが、最近この曲使った素敵なマッシュアップに出会ったおかげで妙に気になり始めました。まあアルバム買うつもりはないけど・・・。ロングヒットを記録中のThe Kooksはここに来て2位まで駒を進め、初の1位に王手。どっかスキがあれば1位獲っちゃいそうですね。2曲連続のシングルヒット効果かThe Zutonsもセールスが安定してきてロングヒット気流に乗り始めたように見えます。9位には全米アルバムチャート1位を記録したカントリーのベテランJohnny Cashが入ってきてます。それにしてもこのメンツだとRihannaとPCD浮きすぎだな。





○Dance Singles




1 (n) Justice vs Simian / We Are Your Friends (Ten)
2 (n) Bob Sinclar feat. Steve Edwards / World Hold On [Children Of The Sky] (Defected)
3 (n) Sub Focus / Airplane/ Flamenco (Ram)
4 (n) Till West & DJ Delicious / Same Man (Data)
5 (n) Peaches / Downtown (XL Recordings)
6 (2) Armand Van Helden / MyMyMy (Southern Fried)
7 (4) Solu Music feat. KimBlee / Fade (Hed Kandi)
8 (7) Timmy Vegas & Barbara Tucker / Dutty Funk [We Can Do] (MN2S)
9 (10) Tom Novy / Your Body (Data)
10 (11) Jamiroquai / Space Cowboy (Columbia)



ポップチャートと位置逆転!フランス勢同士の頂上決戦はJusticeがBob Sinclarの上を行く結果となりました。Justiceの方はもうクラブでは3年以上プレイされてる曲らしいので(2003年って言ったらちょうどエレパンって言葉が世に広まった頃じゃん)、アンダーグラウンドでの潜伏期間の長さで勝ったってとこでしょうか。3位4位もポップチャートとは逆で、サイバー感溢れるドラムンベースのSub Focusが今週ポップチャート38位にエントリーしたハウスチューンを下しています。ていうか自分ドラムンベース殆ど興味ないんだけどこの両A面どっちもなんかカコイイな。聞いてみる? 上位を占拠した初登場勢のどん尻はDaft Punk「Technologic」のリミックスもしてたエレパンクイーンのPeaches。すごいアヴァンギャルドな人っぽいなあ。どことなくBEPの「My Humps」っぽい「ごだん、ごだん、ごだんたん(=go down town)」のフレーズが印象的なオリジナルも嫌いじゃないけど、僕はSimian Mobile Disco Remixのアシッドディスコっぷりの方が好き。

posted by Skedge at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | UKチャート観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Jose Gonzalez"Hand On Your Heart"は実はなんとKylie MinogueのUK#1ヒットのカバー。曲調全然違うので何度も聴かないとわからないくらいのでかなりすごいカバーかも。
Posted by se2 at 2006年07月21日 18:42
えーKylieのカヴァーだなんて思いもしませんでした!耳寄りな情報ありがとうございます!!ていうか自分、Kylie好き好き言ってるくせにその曲知りません・・・(汗) PWL後期〜DECONSTRUCTIONをしっかり聴いてなくて・・・

でも最初のベスト(PWL時代の)がMDであるので聞こうと思ったらどういうわけかヘッドフォン端子を差し込んでもスピーカーから音が消えない(!)ので諦めました。こんな時間にキラキラPWLサウンドが大音量で流れてしまってえらい冷や汗書いてます(--;;;;
Posted by Skedge at 2006年07月22日 04:22
まさかKylieのこの曲がこんなしみじみフォークソングになるなんてビックリしました!ビデオも見ましたが浮世絵調でこれもすごく良い出来ですよ。
"Hand On Your Heart"はPWL初期の曲だと思うんですけど…まぁ自分もこの曲はそんなに好きじゃないんですが(こっちのカバーの方が好きかも)。
Skedgeさんは「Ultimate Kylie」とかPWL時代の新ベストとかには興味無いのでしょうか?
Posted by papaya at 2006年07月28日 01:13
あっ、そうか、PWL後期っていうと「Celebration」とかがそうなるんですかね。僕はKylieのPWL時代って「I Should Be So Lucky」「Loco-Motion」「Turn It Into Love」「Got To Be Certain」「Especially For You」くらいしか知らなくて。一応上に書いてあるとおりPWLを離れた時の『Greatest Hits』は持ってるんですけど全然聞いてませんでした。DECONSTRUCTION時代はとりあえず2枚ともアルバム買うには買いました。これも全然聞いてませんが、あのメガネジャケだけで何もかもOKです。ああいう人が高校の先生にいたらいいとおもいました。数学とか。
Posted by Skedge at 2006年07月28日 03:34
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