2011年09月09日

9月3日付の俺チャート晒し

BEP「The Time」とかAfrojack「Take Over Control」とかの、
あの頭のネジが外れた感じの間奏のシンセリフを日本語で擬音語化したのが
”ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー”なのではあるまいか。
あれは時代が生んだ曲なんだ。たぶん。



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8月はちょっと更新がんばろうとか思ったのに結局またひと月放置。
でもtwitterではつぶやきまくってるからいまいちご無沙汰感がないなあ。
俺チャートは約2ヶ月ぶりで紹介したいのが多いため
今日はいつも以上に長く書くことにする。
相変わらず更新してなくても更新のネタは腐るほどある。


 
3 Sep 2011 / Week 34

01 (02) (06)
Foster The People - Pumped Up Kicks
02 (03) (08) Adele - Set Fire To The Rain
03 (01) (09) Mann feat. Snoop Dogg & Iyaz - The Mack
04 (05) (14) Jason Derulo - Don't Wanna Go Home
05 (04) (10) Cash Cash - Dirty Lovin'
06 (13) (11) Afrojack feat. Eva Simons - Take Over Control
07 (10) (08) Dev - In The Dark
08 (08) (05) 安室奈美恵 - Naked
09 (06) (11) DJ Khaled feat. Drake, Rick Ross & Lil Wayne - I'm On One
10 (09) (14) Gorillaz feat. Daley - Doncamatic


ここひと月ほど台風が来たり急に暑くなったり涼しくなったりと
コロコロ天候が変わってますが、
それを反映して俺チャートのトップも珍しく小刻みに変動中。
いやまじで暑い晴れの日はMann(先週まで2週間1位)、
雨の日はAdele(Mannの前に1週1位)と
見事に天気に応じて再生回数伸びる曲が変わるので(笑)

で、今週は雨でも晴れでも朝でも夜でも違和感なく聴けてしまう
全天候対応のFoster The Peopleが1位に到達してしまいました。
これもうしばらくハマりそうだなあ。
現在ビルボードでも3位上昇中と全米1位も見えてきました。
今年最大のサプライズヒットになってきましたね。
俺チャートとビルボードの両方で1位になったのは
調べたら以下の4曲しかなかったので頑張って欲しいです。
(と書いてたら何とAdeleの「Someone Like You」が
VMAのライヴ効果でいきなり1位ですと!!)

Shakira - Hips Don't Lie (2006)
Justin Timberlake - My Love (2006)
Kanye West - Stronger (2007)
Jay-Z - Empire State Of Mind (2009)






#5 Cash Cash - Dirty Lovin'

2年前にハイスクールミュージカル風ど青春メロディの「Party In The Bedroom」が
一部エモファンと俺の中でだけブレイクしたエモトロニカバンドの新作2ndから。
いきなりUNIVERSALからデビューしたのに今回は自主制作で、
しかも日本以外ではデジタルリリースに留まる苦難を味わい中なのに質は向上。
普通の人にCobra Starshipとか差し置いて聴けとは言わないけど、
このバンドはただヴォーカルをオートチューンでいじってる(だけ)じゃなくて
CheomeoのP-Thuggさんと同じでチューブ咥えてるってのがポイント高い。
何のために録音したのか分からん「Stayin' Alive」のこのカヴァーも発売して欲しいなあ。






#6 Afrojack feat. Eva Simons - Take Over Control

UKでは去年ヒットして、今年の頭で結構聞いてたんだけど
USでのチャート上昇を受けて半年ぶりの再エントリー。次の1位これかも。
実はこれRadio Editだけで以下の3種がある。

US Radio Edit 3:40
Dutch Radio Edit 3:30
UK Radio Edit 2:59

USのストアでは普通にUS Editが売れてるが、
お勧めなのはAfrojackの故地オランダ(Dutch)版。
US版は一番尺が長いのに、Aメロまるごとカットされてるんだよね。
(その分インストやブレイクのパートが強調されている)
UK版は上のビデオと同じでAメロはあるけど、
これはUKダンス産業界の嘆かわしい悪習
「ダンスものはとりあえず縮めまくる」
「いきなり曲が始まっていきなり終わる」を地で行く、情緒のないダメEditです。
もうホント何度俺が言ったら分かるんだろうね!
全部Eric Prydz「Call On Me」のせいなんだけどね。
(この曲の大ヒットを境にUKダンスヒットのRadio Editが軒並み短くなる)
歌ものハウスは3分半〜4分くらいの編集が一番良くなるように出来とるっつーの。


ちなみに偽Rihannaとして話題騒然のEva Simonsさんですが、
せっかくなのでMike Posner(偽Justin Timberlake)と
「Rehab」のビデオをパロディするという企画はどうでしょうかね?
どうでしょうかね?という提案の先に有意義な展開は何も待ってませんけど、
何もしなくてもこの二人のこの先に有意義な展開がいまいち期待できな(ry




この人をDV事件直後のアルバムに呼ぶChris Brownが怖いお前は絶対許さないからな

問題のお二人




11 (12) (11) Holy Ghost! - Wait & See
12 (07) (08) DJ Fresh feat. Sian Evans - Louder
13 (ne) (05) Azari & III - Reckless [With Your Love]
14 (11) (04) Lifelike - Motion
15 (18) (04) Joss Stone - Karma
16 (ne) (02) Britney Spears - I Wanna Go
17 (ne) (03) DJ Abdel presents Mister You feat. Franscisco - Funk You

18 (14) (04) Don Omar - Taboo
19 (15) (04) Holy Ghost! - Hold My Breath
20 (ne) (07) Beverley Knight - Mama Used To Say




#12 Lifelike - Motion

Washed OutがiTunesのセレブブリティ・プレイリストで名前を挙げていて
その存在を思い出したフレンチハウスの才人Lifelikeの新曲。
6分以上あるインストで色気のない、純然たるフロアトラックだけど
それでもこれだけリピらせてしまうだけの魅力。
相方のKris Menaceが2年前にいいアルバムを出したので
そろそろこの人も出して欲しいなあ。せめてリミックス集でもいいから。





#18 Don Omar - Taboo

先月フランスやらスペインやらのチャートを覗いていろいろ仕入れたら
プレイリストがワールドミュージックっぽくなってしまい、
先週のチャートではDon OmarとDaddy Yankeeが同時エントリーという
2005年フィーリング溢れるトマレゲットーンなことになってたんですが、
もはや二人ともレゲトン(だけを)やってないんですね。
なんとこれはジェニロペより先に出ていた驚愕のランバダネタ!
何でもっと話題にならないんだろ。(Hot100で97位、Latin Songsでは当然1位)




ではようやくいつもの形式でニューエントリー曲の記事です。
別枠にする意味全然ないんだけどね。





#13 (5th week)
Reckless [With Your Love]
Azari & III

Azari & III
Permanent Vacation / KSR

2009年にコズミックディスコレーベルのPERMANENT VACATIONからこの曲を、その少し前にCosmo VitelliのレーベルI'M A CLICHEから「Hungry For The Power」をリリースして話題になっていたという(全く知らなかった)カナダのハウスユニット、Azari & III。シカゴハウスの匂いがどうとか、Friendly Firesとのコラボレーションでインディーリスナーからも注目とかいろんなキーワードで語られてるが、自分にとってこのサウンドは詰まるところRobin SとかCrystal WatersとかTechnotronicとかの仲間である(笑)。90年代前半くらいまでの、まだアンダーグラウンドの雰囲気を持っていたちょっとほの暗いサウンドとヴォーカル。ただこのユニット、猟奇殺人・カニバリズムがものすごく唐突に起こる「Hungry〜」のビデオが象徴するように、妖艶だのミステリアスだのどころではない、なんかマジでヤバい感性の人達じゃないか?という想像を掻き立てさせてくれるという点で久しくダンスシーンにいなかったタイプという感じがしてとても面白い。チャラいダンスポップも好きだけど、こんなダークな音もまたクラブミュージックの醍醐味。今月末にはGANBAN NIGHTのメインアクトとして来日しますが、デビューアルバムの国内盤がKSRから良心的な価格で出てるのでぜひチェックを。(ちなみに本国カナダではTigaのTURBOからのリリース)






#16 (2nd week)
I Wanna Go
Britney Spears

Femme Fatale
Jive

実は「安定したシングルヒット」という点では決して優等生ではないブリの、7枚目のアルバムにして初となる「3曲目のカットで全米Top10入り」となった現在ヒット中の最新シングル。2曲目の「Til The World Ends」から結構間が空いたからあれで早くも打ち止めかと思ったら一気にチャート駆け上がっていきました。で、これ、僕的には「Gimme More」以来久々の本格的ブリヒットですわ。今までブリがやってそうでやってなかった、Rihannaで言うところの「Don't Stop The Music」的な直球のハウスナンバー。こういうのを待ってたよ。それもしゃらしゃらしたウワモノでごてごてに固める最近のメインストリームでみんなやってるやり方じゃなく、ベースラインを軸にグルーヴを組み立てる腰の据わったプロダクションなのでこれは好きにならざるを得ない。絶対これはTaio Cruzの作だな、と思ったので(だってこれ「Higher」といろいろ同じじゃん)、これがMax Martin & Shellback作というのは拍子抜けというか、Stargateもそうだけど、別にダンス専門の人じゃなくてもみんなその気になればこれくらいのトラックはお手の物だよ俺たちプロですから、って言われてるみたいで嬉しいような悔しいような(笑)。ただビデオはしょうもないし、曲も今の売れ線フォーマットど真ん中からは微妙に外してきてるのでこれが難なくTop10ヒットになったのはちょっと不思議だなあ。






#17 (3rd week)
Funk You
DJ Abdel presents Mister You feat. Franscisco

Evolution
Divine Soul Productions

Don OmarはスペインのiTunesチャートチェックの成果ですが、こちらはフランス掘りの成果のひとつ。モロッコ系フランス人のヒップホップDJの新作『Evolution』からシングルチャート上昇中の先行カットで、Will Smith「Miami」で90年代世代にもおなじみThe Whispersのスムースディスコヒット「And The Beat Goes On」をネタに使ったパーティーチューン。まあ2000年代にもThree Nationが「Don't Stop!」で使ってたけどこれ覚えてるのはB級J-Rapリスナーくらいだろうからいいや(笑)。フランスのヒップホップシーンというのはさすがにサッパリ分かりませんが、断片的に聞こえてくる曲には良くも悪くも90年代的なグルーヴ感覚が残っているトラックが多く、事実この人のアルバムも全体的にそんな感じ。これがタワーとかで普通に1500円とか2000円とかで売ってるなら買ってみるレベルなんだけどな。ちなみにこの曲がヒット中なのに早くもカットされた2ndシングル「C'est Ma Life」でフィーチュアされてるSopranoというシンガーはMagic Systemの新曲を初めものすごくよく名前を見るので、今フランスではアツい人の可能性大。こういうところから徐々にほじくっていきたいね。あとこの曲のビデオでAbdelさん、何のゆかりもないと思うんだけど日本の震災向けメッセージの入ったシャツを着ているのが日本人としては嬉しくなってしまうところ。






#20 (7th week)
Mama Used To Say
Beverley Knight

Soul UK
Hurricane

これは少し前にトップ画像で紹介しました。大英帝国勲章(MBE)も授与されているもうベテランのシンガー、Beverley Knightが故国のソウルクラシックを取り上げた企画盤からの1stカット。これまた80年代ディスコ世代にはおなじみJuniorのカヴァーですが、これUK発だって知らなかったなあ。個人的にBeverleyって一番売れてた時期に遭遇してないこともあってあまり思い入れのない人だったんだけど、この企画の巧さにやられたというか、「R&B、ソウルというジャンルにおいて英国は見過ごされている部分もある」と彼女が語る反面、こういうアルバムを胸張って成り立たせられるだけの蓄積はちゃんとあるってところが羨ましいぞUKソウル界、と思った次第。この人売れ線から退くにつれヴィンテージソウル回帰みたいな路線を打ち出して、それが熱心なソウルリスナーの間では結構評判を呼んでたりしましたが、間違いなくその延長上にあるこのアルバム、発売に先駆けて同じコンセプトでライヴを敢行して(「Mama...」のミュージックビデオもこのライヴの映像が使われている)、その模様を収録したDVDとの2枚組としてリリース、というところからも気合の入りようが窺えます。シングルヒットには至っていないものの、全英アルバムチャートでは初登場13位とまずまずの成績を記録。ちなみに全くの余談だけど、このライヴでコーラスをしてる男性は何とハウスシンガーのBryan Chambers!さらに女性のうちの片方(たぶん右端のブロンド女性)は10年前にScorccioプロデュースで全曲日本語詞の奇盤を出してるBillie Godfreyだと!!





ここまで書くのに数時間消費してるので、
たとえ内容が薄くともこれはもはや「執筆」と呼びたい気分。
内容が薄すぎて自分の人生史上なかったことにしている卒論よりたぶん長い。
(それは卒論が短すぎ)


posted by Skedge at 00:00| Comment(0) | GC Top20 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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