2006年11月10日

[No.141] Bob Sinclar & Cutee B feat. Dollarman, Big Ali & Makedah / Rock This Party [Everybody Dance Now]

[HOUSE / DANCEHALL]Rock This Party.jpg

1. Club Mix 5:02
2. Dub 4:29
3. Bobby Blanco & Miki Moto Club Mix 8:10
4. Bobby Blanco & Miki Moto Dub 6:28
5. London 909's Vocal Mix 7:55
6. London 909's Dub Mix 7:40
-Enhanced-
Video Clip

Area: UK
Label: DEFECTED
Catalog#: DFTD142CDX
Release: Oct. 2006
Chart: #3 UK





超ひさびさだねこのカテゴリ使うの!(フォーマット忘れたってーの)


いやあめちゃめちゃヒットしてるじゃないですかBob Sinclarの新曲。UKチャートで21位初登場→5→4ときて4週目でTop3入り(3位)。アルバム『Western Dreams』からの通算3曲目のシングルですが、こんなに安定したシングルヒット成績を残せるクラブアクトといったらテクノ系ばっかりでハウス界からはなかなか出てこないので大変に喜ばしいですなあ(というかこんな平然とアルバムからラジオ向けにシングルを複数切るハウスアーティスト自体が少ないと思う)。UKでも以前「I Feel For You」(00年9位)のヒットを出してたし、元々フレンチハウス界の頭目のひとりとして十分ビッグネームだったBob Sinclarですが、今回の攻勢で一気に男を上げた感があります。


世界的ブレイクのきっかけになった昨年秋の「Love Generation」はUKでは12位だったものの、その後ワールド/インターナショナル集計のチャートでTop10に入るほどの大ヒットを記録。どうしてもアメリカでヒットしてる曲が強いインターナショナル系チャートで、アメリカでのヒット無しにここまで上がってくるのはRobbie WilliamsとかLily Allen、Sciossor Sistersクラスの連中なので、いかにこの曲がヨーロッパ全土で大ヒットしたかが推し量れようというもの。ドイツワールドカップのテーマとしてガンガンに流れたらしいしな。その後のシングルがUKで連続ヒットしたのも、大陸のラブジェネ人気がUKに(少し遅れて)影響した結果だろうと僕は見てます。
(ちなみに次の「World, Hold On」も確かTop10、今回もTop20入りしました。コレ。面白いので時々見るとよいよ)


ところで「ラブジェネ」は単にSinclarの名をチャート界に轟かせただけでなく、「ハウスとレゲエシンガーを組み合わせる」という潮流の原点にもなった感があります(「ラブジェネ」で歌っていたGary "Nesta" PineはBob Marley & The Wailersの一員で、アルバムにも大々的に参加している)。サウンド面だけの印象では、ハウスとレゲエが合体するのがそんなに珍しいんかいなという気もしますが、ハウスは元々ゲイクラブから発祥した音楽。かたやレゲエは宗教的な理由で国家全体がものっそいホモフォビアにになってるジャマイカ産まれ(Elephant Manらの"差別発言"による英国入国拒否や、T.O.K.のブレイク作となった苛烈なゲイバッシングソングはよく知られたところ)。一見分かりにくいこんなな裏事情もあってか今まで全然見かけなかったのですが、この曲を機にChocolate Pumaの「Always Forever」やSupafly Incの「Moving Too Fast」のようにレゲエテイストの男性ヴォーカルを起用する例が散見されるようになりました。


んでやっと本題、その張本人のBobの新曲、これがほとんどモロなダンスホール仕様。ノリとしてはSean Paulの「Temperature」で有名なApplauseリディムにかなり近い感じ。しかもトラックのネタがC+C Music Factoryの「Gonna Make You Sweat」って。これほんとにDEFECTEDから出てんのか、みたいな。”C+C絡み””レゲエ””ハウスレーベル発”っつうことで、昨年POSITIVAからリリースされて全英5位のヒットになったMVP(黒幕は元C+CのRobert Clivilles)の「Rock Ya Body "Mic Check 1,2"」を思い出させるもんがあります。


なんかダラダラと書き続けてしまったけれども、要はこの曲のヒットに「?」とか思ってる人は、

@「Love Generation」の大陸人気がUKにも影響
Aイデオロギーの面で対立するはずの「ハウス+レゲエ」の図式が斬新
Bたぶん英国民は昨年のMVPのフォロワーヒット的な受け止め方をしている

という3点の組み合わせがヒット要因DA!と主張したかっただけです。
嘘です。
単に騒ぎたかっただけなんだと思います。イギリス人だし。
メンドクサイから各リミックスの感想とかはもう無しの方向で。



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Video Clips from "Western Dreams"

で、今回のビデオを見て気が付いたのですが、『Western Dreams』から
これまでのシングル3曲は全て同じ子役を使ってるんですね。せっかくなのでプチ特集。
巻き毛好きのショタ姉さんとかはガン見するとよいよ。






"Love Generation" (feat. Gary "Nesta" Pine) - UK #12, Oct. 2005

この曲好きじゃなかったんだけどビデオ見て好感度急上昇。
学校サボって大陸横断かあ。テーマにものすごく萌える。いい映像だ。
やーこれぐらい大規模にやってみたいっすよマジで。色々想像して惚ける。
行きと帰りに手を振ってくれるお隣さんはSinclar本人。




"World, Hold On [Children Of The Sky]" (feat. Steve Edwards) – UK #9, Jul. 2006

いんせきからちきゅうをまもれ!
バスケットボールが弾丸ってのがなんとも。
しかしこのMVのポイントはなんと言っても犬を同乗させてる点ですよ!
ぬいぐるみっぽい犬ってあんま好きじゃないんだけど(チワワとか)こいつはすごいかわいい。
途中に出てくるおもちゃのDJはSinclar本人。俺チャート最高5位(要らない情報)。





"Rock This Party [Everybody Dance Now]" - UK #3, Oct. 2006

そして今回はキッズが色々コスプレ。
分かりやすいのだとThe Beatlesとかサタデーナイトフィーバーとか。
レッチリが「Dani California」でやってたのと同じパターンですな。
途中で騒音クレームをつけに来るお隣さんはSinclar本人。結構露出に積極的な人だな。
posted by Skedge at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Singles | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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