2013年12月09日

毒にも薬にもならない”元・流行語”大賞 2013

というのをさっき風呂に入りながら考えていた。

流行語の一生は短い。
「流行語大賞」、あんなもんがあるせいだと思うんだけど、
あのイベントでひとつの「区切り」がつくことで、
ノミネートされた流行語たちはその前後、急速にフレッシュさを失っていく。
流行語たちにとっては、その年の活躍を表彰される場というよりむしろ引退式に近い。
今年4つ同時大賞ということで話題になっ(たというより批判され)た
「じぇじぇじぇ」「今でしょ!」「倍返しだ!」「オ・モ・テ・ナ・シ」の中では、
登場が最も早かった「今でしょ!」がもうすでにだいぶ劣化し、
今この言葉をうっかり口にするとこっぱずかしくてたまらないというフェーズに入っている。


そこで思ったんだが、こういう流行語の「底値」って、いつごろつくんだろうか。


登場した年の年末から年始にかけて、つまり今ぐらいかと最初は思ったんだけど、違うな。
今はあくまで「急速に価値が崩壊している最中」であって「底値」ではない。
むしろこの時期にこれらの言葉を使用すれば「もうそれは古いでしょ!w」みたいな、
ツッコミという形できちんとレスポンスが返ってくる。確実に返ってくる。
むしろスベり芸的な使い方をするなら今こそが鉄板だ。
(ここで「今でしょ!」と言えないチキンぶりは笑うところです)


逆に年月がたちすぎると、底も何もあったもんじゃない、きれいさっぱり無に帰す。
ゼロだ。それも「底値」とは違うと思う。

また中には、使われこそしないもののやけに記憶に残る流行語もある。
「チョベリグ」とかそうだと思うんだが、これなんかはもうスベるスベらないという次元を超え、
時代を彩った言葉としてもうノスタルジーの対象ですらあると思う。
流行語のレジェンド化、ミュージシャンで言う「あっちの世界に行っちゃう」というやつだ。
これもまた「底値」云々といった価値基準で測るべきものじゃあない。


「底値」はその狭間にあると思う。
もうずっと口にしたり耳にしたりしてないけど、ギリギリ記憶にある言葉。
思い出すまでに1.4秒くらいかかり、かつ思い出したところで
聞き手に特にツッコミたいという気持ちを起こさせず
「なぜ今それを、ここで唐突に…」というシュールなひと時のみをクリエイトする、そういう言葉。



個人差はあると思うけど、3〜5年くらい前の流行語に該当するものがあると思う。



以上の考察より、Groove Cruiseが選ぶ
「毒にも薬にもならない”元・流行語大賞”2013」は、エド・はるみの「グ〜!」とします。


長く書いた割に凝った落ちはないです。





この曲が投稿と同じ2011年に発表されてるとしたらそれはスペランカーズの悪意

posted by Skedge at 00:00| Comment(0) | ボヤキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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