2005年09月19日

1回目のきまぐれ ZIP HOT 100

長らく放置していてすいませんっ!
遂にやりますきまぐれチャート観察。
第1回は昨日シュナッピーのレビューでも触れたZIP HOT 100を取り上げます。

既に当ブログではちょくちょく取り上げているので今さらかもしれないけど改めて。
このチャートは名古屋のFM曲ZIP FMのメインチャート。
開局して多分今年で12年くらいだと思うんですが、
伝統的に洋楽ダンスヒットが強いお土地柄を反映したユニークなチャートになっていて、
ここは隔週くらいの頻度でよく見ています。なんてったって地元だかんね♪
(ただしオンエアはほとんど聞いてない奴)

実は以前ここのダンスチャートを以前取り上げているので厳密には今回は第2回なのかもしれんが(笑)、
早速Top 20を見てみませう。

※ZIP-FM Homepageはこちら


2005年9月18日付 ZIP HOT 100

(今週、先週、先々週) Artist / Title

1 ( 2) ( 3) Bon Jovi / Have A Nice Day
2 ( 1) ( 2) Craig David / All The Way
3 ( 3) ( 1) Rihanna / Pon De Replay
4 ( 7) ( 8) Eric Clapton / So Tired
5 ( 8) (14) Sharyl Crow / Good Is Good
6 ( 9) (33) t.A.T.u. / All About Us
7 (13) (26) Babyface / Sorry For The Stupid Things
8 ( 4) ( 4) The Rolling Stones / Rough Justice
9 (16) (36) Coldplay / Fix You
10 (17) (27) Nickelback / Photograph

11 ( 6) ( 6) Schnappi / Das Kleine Krokodil
12 (10) ( 7) Tristan Prettyman / Love Love Love
13 (15) (19) Junior Senior / Take My Time
14 (33) (99) Beat Crusaders / I Can See Clealy Now
15 ( 5) ( 5) Backstreet Boys / Just Want You To Know
16 (12) (16) C Mack / Club Trax
17 (30) (59) 山下達郎 / KISSからはじまるミステリー
18 (14) (11) Kanye West / Diamonds From Sierra Leone
19 (57) ( -) Def Tech / Power In Da Music〜Understanding
20 (25) (57) 宇多田ヒカル / Be My Last


上昇中の曲は赤丸と見なしてランクを太字にしました。

クレデヴィから1位を奪ったのは凡・ジョビ!いかにも日本らしいチャートで結構結構。
でも個人的には2週前にちゃっかりRihannaが1位になってたって方が面白かったりします。
レーベルの大プッシュ作戦が功を奏してかクレデヴィは日本各地で大ヒットですが、肝心の本国UKではこの曲もアルバム『The Story Goes』も早々とチャートを滑り落ちてってるんだよねぇ・・・残念。

Top 10全曲が洋楽ってのも圧巻ですが、元々ここは局の開始時点では洋楽しか流さなかったところだったはず。でもそれじゃさすがにやって行かれなくなって邦楽も解禁し始め、数年前には年間チャートが洋邦でほぼ二分される、というところまで洋楽が追い込まれてたと記憶してるんだけどここんとこ盛り返してるんすかねー。実際このチャートでは邦楽勢はサザンとかGLAYとかクラスにならないととてもじゃないけど1位は取れません(高橋瞳とかはありえない)。


んでその邦楽勢1位最右翼なのが今週Top 20に飛び込んできた宇多田さんの新曲「Be My Last」。彼女はこのチャートでも1位常連だし再来週あたり間違いないでしょう。自己名義では1年半ぶり?位のこの曲、聞いた当初は「ああ彼女のアーティストパワーも落ちたか」などと思ってたけれど、何だかんだいってあのサビが頭を離れないんだよなー。ネームバリューが凄いので多分どんなクソ曲出し続けてもしばらくの間は1位取れるんでしょうが、彼女の凄いところは大物になっても曲のクオリティに手抜かりがないところ。もう、海外進出なんて色気出すんじゃなかったねぇ(笑) Utada名義でのUKデビューは10月頭です。


さてじゃあ宇多田が上がってくるまでの来週〜再来週あたりの1位は?ということになると当然4〜7位の赤丸帯が怪しいわけですが、案外t.A.T.u.がすぽーんと獲っちゃうんじゃね?とか思ってるんですがどうでしょ。てゆーかみんなまだ怒ってる(笑)?正直最初は2ndアルバムが出るってだけで失笑モノだったけど、いざこの曲を聴いてみたら何だ悪くないじゃん、とか思ってしまったのが正直なところで。

「All The Things She Said」にせよ「Not Gonna Get Us」にせよ曲はきちんとしてたので、もっと普通に曲の魅力で売ってれば良かったのにね最初から。レズMVは必要だったにせよ、わがままバカ娘キャラはやめときゃよかったのに・・・。なーんて思ってたら意外にもこのヒット状況。もう「I'm Sorry Japan」とかいうネタ曲なんかアルバムから外した方がいいと思うよ、まじで。やるならネット上でリークさせるくらいにしたら?Gwen Stefaniの「Harajuku Girls」みたいに「この曲が邪魔でアルバムが通して聞けない」状態になりかねんぞ。


Top 10後半に、世界的なヒットが期待されるColdplayとNickelback、反対に日本以外でのヒットが望めなさそうなBabyfaceの3組がランクアップ。ここら辺は1位ちょっと望み薄そうだなぁ。というわけで次週はt.A.T.u. vs クラプトン、と見た。99位→33位→14位と爆上げしてきているビークル(分かりにくいけど邦楽ですよ)は来週には間に合わず、1位戦線に参入するとしたら再来週かな。どっちにしろBon Joviの天下は一週だと思います。割と回転の速いチャートなので、2週以上の1位もなかなかないし。


13位、日本では一昨年末から昨年にかけて大活躍だったデンマークの凸凹コンビJunior Seniorの新曲が16位よりジャンプ。前作はやたらハイテンションで”もっとはっちゃけたFatboy Slim”みたいな評価のされ方をしてたけど、今回のアルバムはモータウン調で全開ほどのテンションは無いんだよな。そこら辺が少々心配です。曲のクオリティはむしろ上がってるような印象を受けはしたが。


11位のシュナッピーは当ブログで紹介済みなのでいいとして、それ以外で唯一誰も知らないであろう曲が16位のC Mack「Club Trax」。すいません僕も分かりません(笑)。avexのコンピレーションに収録されていて、アナログではGTSのDJ Turboによるリミックスも作られていることからハウスかR&B系の日本独自クラブヒットがこんなにも上にランクされてしまったというのが多分真相。聞いたことある人いたら誰か教えてくれ。


17位の山下達郎はなんとKinki Kidsのカヴァー。割と知る人ぞ知る曲ですが、剛が主演してた『金田一少年の事件簿』ドラマ版のエンディングテーマで、実は山下達郎が彼らに提供した曲だったんですね。後にKinkiのデビュー曲「硝子の少年」も提供するんだけど、こんなところでつながりが。んでこのセルフカヴァーは山下氏の7年ぶりのアルバム『SONORITE』に入ってるんだけど、なんとケツメイシのRYOをラップでフィーチュアしてるそうな(ZIPのチャートでは何故かノンクレジット)。
ちなみにKinki版はデビューと同時にリリースされたアルバム『A Album』(97年)でようやくCD化されてますが、個人的には、ジャニーズ伝統の大バカポップである「買い物ブギ」がこのアルバムに収録されなかったことが非常に不満です。や、別に全然欲しいとか思ってないけど、ジャニーズ勢としては異例とも言っていいほどデビュー時から楽曲の質に恵まれたKinkiも、それ以前に伝統芸をしっかりこなして下積み(?)してたんだよ、というのをね、残しておかないと。わてホンマによう言わんわ。


先週57位に登場して今週いきなりTop 20に飛び込んできたDef Techの”新曲”「Power〜」。これよく分かんないんですが「POWER OF MUSIC」というキャンペーンの今年のテーマソングだそうで、今のところ一部のFMでしか聞けない上商品化未定、という代物のようです。この人たちは名曲「My Way」はもちろん、i Tunes限定のチャリティソング「Cancion De La Expancion」とか、『Lokahi Lani』からRIZEをフィーチュアした「KONOMAMA」とか、エアプレイでのヒット曲がボコボコ出てるのにこれら1曲もシングルCDとしての発売がないんすよね。ここまで存在感のある人たちのエアプレイヒットが続出するようだと今後日本のCD発売やチャート形態がアメリカナイズドされていくかもしれない、という点で興味深い現象であります。



はー、いつも見てるチャートとは違うメンツ続出なのでまだまだ書き足りません。
圏外からもピックアップ作を。


Def Techと同じくエアプレイのみのヒット、m-flo loves LISAの「Tripod Baby」が48位→29位で上位進出目前。昨年のコラボアルバム『ASTROMANTIC』に続く第2弾『BEAT SPACE NINE』のラストを飾る、元メンバーLISAとのリユニオン曲。「やっぱりLISA在籍時代の方が好きだった」という声も多く聞かれる中では納得の、妙に後ろ向きなヒット。

71位→31位とジャンプアップは、先日男の子を無事出産した(普通に生むと痛いから帝王切開にしたそーな)Britney Spearsの新曲「Someday (I Will Understand)」。昨年のベスト盤からの2曲の新曲がビルボードでは見事なシカトを喰らったが今回の新曲はどうか。ていうかお前引退宣言したんじゃなかったのかよ、というツッコミを彼女とJay-Zにしてやりたい気持ちはぐっとおさえておさえて。


意外なのも続々入ってますね。46位→40位とTop 40入りを決めた(って言っても大した意味ないけど)のはK-Maro(カマロと読むらしい)の「Femme Like U」。フランスでミリオンセラー(人口比で言えば爆ヒット)したという洗練ディスコ系の超かっこいいヒップホップ、でこれはハウスクラブでもピッチアップすればそのまま流せそう。J-Fiveなんかに近い雰囲気でこれはディスコ好きとしては見逃せない。9/21にポニーキャニオンより日本盤出ます。

同じくポニキャンから微妙に廉価で出るのは「Heartbeat」が個人的サマーアンセムになったAnnie嬢!「No Easy Love」という曲が88位初登場→52位と好調。こちらも注目。


下降フェーズに入ってる曲だけど、40位→69位のKaleidoscorpio「Meu Sonho」(カレイドスコーピオのメウ・ソーニョという曲です)はこの夏の裏ヒット。この曲のStar Guitar Mixというハウスミックスがクラブで人気となってアルバム『Tem Que Valer』が外資系レコ屋のダンスチャートに顔を出したブラジリアン・ボッサとドラムンベースを融合させた男女ユニット。

同じくクラブ系での注目は”キング・オブ・オシャレデブ”(暴言)こと田中知之のユニットFantastic Plastic Machineが久々にリリースした新曲「Tell Me」(初登場94位→68位)。彼の人気ミックスCD『Sound Concierge』シリーズの最新作に収録されているこの曲、フレンチハウス系を語る上では欠かせないStardustの「Music Sounds Better With You」(98年全英2位)でヴォーカルを務めて飛躍的に知名度を向上させたBenjamin Diamond(ベンジャマン・ダイアモンド)をフィーチュアというサプライズ付きのフロアボムです。


78位に初登場は、高すぎるシングル盤の価格(1835円!)も話題になっているNANA starring MIKA MAKASHIMAの「Glamorous Sky」。中島美嘉が主演を務めた人気漫画の映画化作品の主題歌、というかもう世の女子の5人に4人はこの『NANA』ネタが話せるとかなんとかの一大現象になっとりますが、これにより中島嬢はキャリア初のオリコン1位を獲得、という点でも大いに話題。L'Arc〜en〜Cielのhydeが作曲しているだけあってクオリティも素晴らしく、久々に邦楽のCDレンタルに行こうと思わされました。

89位に初登場はついに降臨D.H.T.の「Listen To Your Heart」。全米ではビルボードで8位、Radio & Recordsではとうとう1位獲っちゃいましたが、ユーロダンスモノに抜群の感度を誇ったZIP-FMがいつまでも見逃していた”遅れてきたルーキー”、まぁこれでも全国的に見れば早いエアプレイなのかもしれないけど、果たしてこの曲はZIPでも1位にたどり着けるか。


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とまぁ、好き勝手に書き散らしたらこんな分量に!
やっぱ違うチャートを見ると色々と面白いことが分かっていいっすね。
次回はどのチャートを取り上げるか、乞うご期待(しなくていい)。
posted by Skedge at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | きまぐれチャート観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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