2006年05月22日

[Long Hit] From Paris To Berlin

InfernalFrom Paris To Berlin
Infernal


Apollo
Peak: #2 (5/22)
? weeks at Top10
[(34), 4, 3, 4, 3, 2, 3,






Details TBA.
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2006年04月24日

[Long Hit] SOS

RihannaSOS
Rihanna


from "A Girl Like Me"
Def Jam
Peak: #2 (4/24- 2 weeks)
? weeks at Top10
[5, 2, 2, 5, 5,






2003年ルミディー、2004年ニーナ・スカイ。ああ今年もレゲエな女の子が泡沫ダンスヒットを提供してくれるんだろうなーと思ってたらホントに登場した2005年。デビュー曲「Pon de Replay」での大ブレイクを果たしたバルバドス出身のリアーナ、流れから言って一発屋臭ぷんぷんだったはずなのに、そこはショーン・カーター社長(ジェイ・Z)の手腕なのか、1stアルバムからのシングルカットもそこそこにとっとと次作をこさえ、消えるどころか至って順調にヒットを飛ばしている。ところで同時期DEF JAMからデビューしたティエラ・マリーちゃんはどうなりましたか>カーター社長

ラッパー並の短いインターバルでリリースされた第2作からのリード曲は82年にヒットしたソフト・セルの代表曲「Tainted Love」をサンプリングしたアップリフティングなエレダンスポップ。さすがにR&B的な文脈ではイマイチの受け方ではあるが、強大なダウンロードセールスを背景に彼女初の全米No.1ヒットをもたらし、ここ英国でもナールズ・バークリーという反則気味なおっさんたちのせいで1位こそ逃すものの、こういうのがこの国でウケないわけがなくロングヒットを記録中。いやホントに順調だ。ついでに俺のiPodでも大回転中。

レーベルメイトであるニーヨのペンによる新曲「Unfaithful」も早くも(USでは)ヒット軌道に乗っているが、これを含むこれまでのシングル4曲は全てタイプの異なる楽曲であることにふと気付く。元々レゲエシーンに照準を合わせて売り出したことを考えると面白いというか珍しいポジショニングだ。ニーヨもそうだが、ミニマルだったり難解だったりするR&B/ヒップホップがいよいよ行き詰まり、反動で分かりやすいヒット曲が(ジャンル問わず)チャートに回帰しつつある現在のマーケットを意識した上でのポップ/アイドルスター的な人気を狙うレーベル側の戦略(の変更)とも取れる。ただ、あんまりやりすぎてアーバンリスナーからいきなり総スカン喰らわないかとちょっと心配ではあるな、特にリアーナの場合。


(2006/05/18)
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2006年04月17日

[Long Hit] No Promises

Shayne WardNo Promises
Shayne Ward


from "Shayne Ward"
Syco Music
Peak: #2 (4/17)
? weeks at Top10
[2, 3, 6, 9, 7,







Details TBA.


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2006年04月10日

[Long Hit] Naive

The KooksNaive
The Kooks


from "Inside In / Inside Out"
Virgin
Peak: #5 (4/10)
? weeks at Top10
[(28), 6, 5, 7, 6, 10, (11), 10,







Details TBA.
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2006年04月03日

[UK#1-0608] Crazy

Gnarls BarkleyCrazy
Gnarls Barkley


from "St. Elsewhere"
Warner Bros
Peak: #1 (4/3- ? weeks)
? weeks at Top10
[1, 1, 1, 1, 1, 1,











Details TBA.
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2006年03月27日

[UK#1-0607] So Sick

Ne-YoSo Sick
Ne-Yo


from "In My Own Words"
Def Jam
Peak: #1 (3/27)
5 weeks at Top10
[1, 2, 3, 6, 9]







R&Bフリークの間では昨年の段階で既にものすごい話題になっていて、当ブログでの2005年のiPod再生回数投票でも早速Top10に入ってしまうほどだったニーヨ。クリス・ブラウン、マリオ、オマリオンら昨年続出したポスト・アッシャー系スター予備軍の一員と捉える向きもあるが、既によく知られている通り彼は元々裏方のソングライターであり、2005年初頭に全米チャートを独走したマリオの「Let Me Love You」を初め実は今挙げた3人とは全員と裏方として関わりを持っていたりするところが面白い。

空気がピンと張り詰めたようなイントロに導かれ、美しくかつ分かりやすいメロディに載せて「もうラジオから流れてくるラヴソングはたくさんだ」と離別の悲しみを歌い上げるこの曲。まずは順当に全米1位を獲得するのと並行して人気は世界に波及、ここUKでもデビューシングルにして初登場1位という大ヒットをものにした。日本では何故かこの曲よりも、全くヒットしなかったアップ系のUSデビュー曲「Stay」がやたらとプレイされたが(店頭で流してるビデオでさ、”全米大ヒットソング”って字幕流してたけどいいの、アレ?・笑)、もちろんこの曲も日本人の心の琴線にふれまくりの美メロ系キラーチューンとして洋楽ファンの間にすっかり浸透し、2006年第一四半期随一のR&Bヒットとなっている。3月に来日して行なわれたショーケースライヴで、ファンのリクエストに応えて即興のアカペラを披露した「Let Me Love You」も各所で語り草だ。

個人的にはアッシャーに追いつける可能性が最も高いのはスタイルから言ってニーヨではなくてクリス・ブラウンだと思うのだが、そもそもニーヨの場合はアッシャーと同系統のアイコンとはちょっと違う立ち位置にいると見るべきなのかもしれない。今ひとつスターのオーラに欠けるというか頼りなげな雰囲気だなあなどという僕の余計な心配をよそに既にアルバムからの新曲がヒットの兆しを見せているし、レーベルメイトであるリアーナに提供したシングル曲も評判は上々。しばらくはシンガーと裏方、2足のわらじを上手く履き分けての活躍が続きそうだ。

(2006/5/14)

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2006年03月20日

[Long Hit] Pump It

BEPPump It
The Black Eyed Peas


from "Monkey Business"
A&M
Peak: #3 (3/20)
6 weeks at Top10
[3, 7, 7, 6, 8, 10]





バカ売れ御礼、4thアルバム『Monkey Business』からのシングルカット。「”サルでも分かるいい音楽”って、これどんなCD? 面白いキャッチコピーだよね」とウチの大学の生協のおばちゃんお姉さんにも効いた必殺フレーズで日本でも大ブレイクを果たしたこのアルバム、シングル攻勢が前回の『Elephunk』にも増して大変な勢いだ。カットされればことごとく大ヒットするし、カットされてない曲もじゃかすかエアプレイされた結果、各地のラジオチャートでは彼らの曲が軒並みチャートインしてきてえらい騒ぎになっていた。J-Waveでも確か1枚のアルバムからのTop100同時チャートイン記録とか言ってたような気がする。そりゃそうだ、ジャック・ジョンソンにジャスティン・ティンバレイクにジェームス・ブラウンにスティングにジョン・レジェンドに、とあれだけ飛び道具的なゲストをわんさか呼んでおいて、シングルカットされるのは全部客演ナシなのばっかなんだもの。あと5曲くらいカット行けそうだよこれ。

で、そんなヒット量産アルバムから4枚目のカットであるこの曲は映画『パルプ・フィクション』のテーマとして有名なディック・デイルの「Mislou」を本人弾きなおしで使った大胆なオープニングナンバー。アルバム発売時から話題で、それが高じてフライングでビルボードのTop100にエントリーしてしまったこともある。個人的には最近どうにもBEPをウザったく感じている中にあって、この曲はアルバム中ズバ抜けて嫌いな曲だったのでカットされると聞いたときは落胆したけれど、そんな極東人の思いはどこ吹く風でやっぱり大ヒット。その破壊力はイギリスでも変わらず、4thカットにして3位という破格のチャートアクションを示した。このコーナーにエントリーしてきたことでも分かるとおり、ヒットの息も長い。『Monkey Business』からのシングルは3位、6位、3位、3位という高打率で向かうところ敵ナシ状態、というかむしろ「Where Is The Love」以外にNo.1ヒットがない事が不思議にすら感じられるくらいだが、果たしてこの確変ふぃーばー、いつまで続くのやら。

(2006/05/18)

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[UK#1-0606] No Tomorrow

OrsonNo Tomorrow
Orson


from "Bright Idea"
Mercury
Peak: #1 (3/20)
8 weeks at Top10
[5, 2, 1, 3, 5, 4, 4, 7]











Details TBA.










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2006年03月06日

[Long Hit] Beep

The Pussycat DollsBeep
The Pussycat Dolls feat. will.i.am


from "PCD"
A&M
Peak: #2 (3/6)
7 weeks at Top10
[2, 3, 4, 6, 9, 8, 9]












たぶん最初は誰もが色物視していたであろう(と言っても何故か僕の周りでは早い段階から評価する声がちらほらあったのだけど。当然僕は色物視派)PCDのヒット量産体制が止まらない。イギリスにおいてはデビュー曲から2作連続で1位をゲット、3曲目となるこの曲では首位こそ逃したものの7週に渡ってTop10にランクされる大ヒットとなった。日本では「Don-Chan」なる珍題カヴァーも登場した割にはいまいちグループとしてのインパクトは残せず同時期デビューしたリアーナに随分水をあけられた感があるものの、英国におけるこの成功を見るにつけ、もうそろそろスパイス・ガールズを引き合いに出されてもぞんざいにそれをあしらうことが出来なくなってきている。確か直後に否定されて掻き消えたと思うんだけど、一時ヴォーカルのニコールとジェイムス・ブラントの仲がクローズアップされたことなんかもイギリスにおける彼女たちのセレブ度を持ち上げるのに貢献したのかもしれない。

この記事の2コ上に登場しているBEPと仲良くチャートを推移していた(本当に終始ぴったりと寄り添っていた。まとめ買い?)この曲はクレジットでも分かるとおりBEPのウィル・アイ・アムによるプロデュース作品。考えてみればこれほど適任の組み合わせはないと言うか、これが初めての顔合わせとは思えないくらいにハマっている両者。曲としてはシアラ似のピーポー音(ELOをサンプリング)と「はっはっはぁ、はっはっはぁ」と新オギノ式(嘘)みたいなブレスが印象的なアップチューン。というかほとんどそれだけのアイデアで1曲にしちゃってる気がしないでもない(笑)。このグループはビジュアルに反して音に色気が無いよなーなんていつも思うけれどこのスタイルがイマドキなのであって、そういう風に考えちゃうなんて自分ちょっとオヤジ入ってきちゃったかも・・・と軽く不安を覚えたり。


(2006/05/21)
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[UK#1-0605] It's Chico Time

What time is it!?It's Chico Time
Chico


Sony BMG
Peak: #1 (3/6- 2 weeks)
4 weeks at Top10
[1, 1, 2, 8]






随分とワケの分かんない奴が出てきたなあ。

いや、決してノベルティヒットだからって差別的な態度をとったわけじゃなくて。このチコ・スリマーニという男の経歴がそりゃあもう変わってんだな。

彼はオーディション番組「The X-Factor」の出身者。オーディション番組出身の人間がいきなり1位を獲得するのは昨今の日米英どこの国でもよくある、全くよくある話(と言っても日本ではASAYAN終了と同時にぱったり無くなったが)。事実この新番組からも第1回優勝者のスティーヴ・ブルックスタイン、第2回優勝者シェイン・ウォードがこの時点で既にデビュー済みだし、それ以前にも別番組からウィル・ヤング、ギャレス・ゲイツ、ミシェル・マクマナス、リック・ウォラー、ジャヴィーンなどなどそれはもう様々な”アーティスト”がチャートに登場してきた。短命に終わった例も数多いけれど、彼らが必ずしも優勝者とは限らなかった、というところもまた日米英どこを見ても一緒。

が、こいつの特殊なところは、決勝まで残れなかったという点だ。大抵が準優勝とか、結構イイ線行ったけど惜しくも落選して、でもこのままほっとくのは惜しいよね、化けるかもねってことでレコード会社からデビューを持ちかけられるのが普通であり、決勝すら進出できなかった人にレコードディールが回ってくるとなるとさすがに珍しい。というか、ここまでの敗者復活例を僕は知らない。

この番組は、それまでのオーディション番組との差別化を図るためだろうが、ちょっと特殊な形式を取っている。アメアイ審査委員としても同じサイモン・カーウェル、オズボーン・ファミリーのママであるシャロン・オズボーン、あとよくわかんないんだけど敏腕プロデューサーだというルイ・ウォルシュの3人の審査員がそれぞれに担当する部門を持ち、最終的に各部門の代表者を決勝に残して競わせるという形だ。チコの参加した第2回はグループ部門をサイモンが、16〜25歳部門をルイが、25歳以上部門をシャロンが担当していて、チコはシャロン組。シングルのジャケ写では20代半ばっぽく見えたけど、1972年4月2日生まれ、オーディション参加時で34歳。結局シャロン組からはアンディ・エイブラハムという黒人のおっさんが、ルイ組からは美形(兄は微妙)の兄弟デュオ、ジャーニー・サウスが決勝に駒を進め、結果はシェインが優勝。敗れたアンディ(準優勝)とジャーニー・サウス(3位)もそれぞれ後にデビューを果たすのだがここまではほぼ想定内のシナリオだろう。

ところがこのチコ、決勝に駒を進められなかったとは言え、TVでオンエアされたショーマンシップ溢れるパフォーマンスが大変な評判を呼んでいたらしい。リッキー・マーティンの「Livin' La Vida Loca」もやったらしいが、何かすごく分かりやすい取り合わせだ。ピーター・アンドレ的と言うか。ここまで彼がステージ馴れしているのはかつてストリッパーをやっていたからのようで、それ以前には理容師や電気工の経験もありさらに少年時代はモロッコで羊飼いをしていたというからまた不思議な生い立ちである。そんな彼を放っておけなかったSony BMGがうっかり彼を拾い上げ、しかもアンディやジャーニー・サウスよりも先にデビューさせてしまったのであった。

といった感じで世界的に見てもオーディション出身者としては非常に珍しい形でデビューを果たしたチコ、そのデビュー曲のタイトルは・・・「It's Chico Time」!!!

・・・・・。

いや、実際冷静に聞いてみるとちょっとレトロな雰囲気もするロック系のダンスナンバーでそりゃ子どもウケもよかろうね、というクソミソに言うほどの曲じゃなかったりするんだけれど、かと言って持ち上げる勇気など微塵もなく。試しにamazon.ukを覗いてみたらやっぱり☆1つの嵐(笑) この曲、なんとオーディションの時から歌っていた自作曲で(ここらへんはアメアイとはルールが違うみたいね)、その時の映像を見てみれば確かにエンターテイナーとしての振る舞いはなかなか立派ではある。"What time is it!?"はどうもプチ流行語化しているようだし。B級といってしまえばそれまでではあるが、クレイジー・フロッグやチーキー・ガールズが案外長続きしたことを思い浮かべるとこの国のお子様/ノベルティ市場は結構馬鹿にならない。まあ二度とこのUK Chart-Topperで紹介する機会は巡ってはこないだろうケドさ。

ちなみにこの曲、「曲名にchicoという単語を含む2曲目のNo.1ヒット」という超どうでもいい記録が紹介されていたけれど、2曲目というのが真実なら1曲目はジェリ・ハリウェル(元スパガ)の「Mi Chico Latino」(99年)ですね。余談でした。

(2006/5/14)

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2006年02月27日

[Long Hit] Put Your Records On

Corinne Bailey RaePut Your Records On
Corinne Bailey Rae


from "Corinne Bailey Rae"
EMI
Peak: #2 (2/27)
6 weeks at Top10
[2, 3, 5, 5, 5, (11), (11), 10]









「メディアによる持ち上げとそれによる急激なブレイク」という現象に対しては賛否両論さまざまだろうが、BBCの「Sound Of 2006」(今年ブレイクするであろうアーティスト10組を選ぶ毎年恒例の企画)で1位に選出されて大ブレイクを果たすことになったコリーヌ・ベイリー・レイには、その成功に見合うだけの才能と未来への期待を抱かせられる。それに、結果論だがこういう地味な作風のアーティストがメインストリームで注目を集められるのなら”ヨイショ”だってそんなに悪いものでもない。

工業都市として知られるリーズ出身の26歳。西インド諸島出身の父と英ヨークシャー出身の母を持つハーフだ。音楽を始めたきっかけは教会と聞くとどうしても典型的R&Bシンガーのキャリアだなと思ってしまうけれど、「そう言うとみんな(そこで歌っていたのは)ゴスペルだと思うみたいね。私の肌の色が黒いってだけで」と彼女はそれを否定する。あくまでごく普通の中流階級の人々が集まる同胞教会で賛美歌を歌っていただけだという(と言ってもいまいち僕にはどういう違いなんだか分かっていないのだけれど)。自分で作曲を始めた頃にのめり込んでいたのはレッド・ツェッペリン。やがて15歳でヘレンというガールズ・バンドを結成し、ニッケルバックやスリップノットで知られるロードランナー・レコーズと契約する一歩手前まで行ったというからむしろ彼女の音楽的なバックグラウンドはロックの方が大きかったのかもしれない。現在のソウル志向は、バンドの崩壊後に大学での勉学の傍ら働いたジャズ・クラブでのステージ体験が直接的な契機のようだ。

2004年にEMIと契約した彼女は自身のデビューの前にザ・スティクスやザ・ニュー・マスターサウンズといったUKのアシッドジャズ/ファンク系グループにフィーチュアされてその歌声を披露しており、スティクスとの「Young And Foolish」はあまり知られていないが彼女のチャートデビュー曲でもある(88位/05年4月)。おそらくこの時点で早耳な一部リスナーの間では話題になっていたと見え、続く自身のデビュー曲「Like A Star」はTop40に入るまずまずの成功を収めた。

そしてこの「Put Your Records On」。アメリカでもRadio & Recordsのスムースジャズ・チャートでヒット中のこの曲は前述のコラボ曲や「Like A Star」に比べるとややアッパーでコンテンポラリーな印象を受ける、よりシングル向きのキャッチーな曲。春の陽気のような晴れやかかつゆったりとしたグルーヴが心地良く、また彼女の歌声もインディア・アリーやジル・スコットといったネオ・ソウル系やシャーデー、あるいはミニ・リパートンなんてレジェンド級のシンガーまで引き合いに出されて話題に。アルバム『Corinne Bailey Rae』は堂々初登場1位、その後も安定したセールスで上位をキープしている。

残念ながら日本盤発売は7月と随分遅いが、東芝EMIは輸入盤のリリースと同時に大々的な宣伝攻勢を展開している。今はじっくりと洋楽ファンの間に彼女の名前を浸透させてからデビューさせる戦略なのだろうが、ここ最近東芝はキキ(キエラ・シェアード)やネイト・ジェームスといった(本国ではポップブレイクしていない)ソウル系シンガーを次々当てて波に載っているところなので、コリーヌの売込みをどのように展開してくるかも見守りつつ、今はこの曲を聞きながらゆったりした気持ちで日本デビューを待ちたい。


(2006/5/21)
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[UK#1-0604] Sorry

MadonnaSorry
Madonna


from "Confessions On A Dance Floor"
Warner Bros
Peak: #1 (2/27)
4 weeks at Top10
[1, 4, 7, 9]










衝撃のアバサンプリング&レオタード姿で世界の話題をかっさらった「Hung Up」に続く、アルバム『Confessions On A Dance Floor』からの2ndシングル。昨年末にロングランヒットした「Hung Up」に続く2曲連続の1位獲得となった。肝心のアメリカでは殆どヒットせず、アルバム自体も初登場1位ながら同週初登場2位のキャリー・アンダーウッドと今ではすっかり売上が逆転してしまうなどあまり芳しくない。ただそれはアメリカに限っての話。世界的に見た場合、「Sorry」も「Hung Up」もワールドワイド系のチャートでは連続1位だし、日本でもアルバムはロングヒットを記録するなど残したインパクトは大きい。

個人的にはビデオやジャケ写などビジュアル戦略がどうにもケバケバしいくてよろしくない、というかはっきり申し上げて”気持ち悪い”とすら思うのだけど、またまたビデオでは例のレオタード姿で暴れまくっている。曲のほうも「Hung Up」以上にアップテンポのダンスチューンで基本姿勢は何も変わっちゃいないのだが、各国語で"sorry"と言っているブリッジ部もまた話題に。日本語でもまっさきに"ゴメ、ナサーイ"とたどたどしいガイジン語で喋っているけれども、日本人的にはこれがt.A.T.u.とネタ被りしたといじり倒したくもなるところ。プロデュースは引き続きスチュアート・プライスによるもので、マン・ウィズ・ギター名義によるセルフリミックスにも手を出しているが、リミックスといえばなんと言ってもこの曲には5月に新作を控えたペット・ショップ・ボーイズによるもの(ニール・テナントによるヴォーカル付き)が評判を呼んでいるのでそちらもチェックされたし。

(2006/5/13)


(→ブログ内記事リンク Madonna / Sorry)
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2006年02月13日

[UK#1-0603] Thunder In My Heart Again

Leo SayerThunder In My Heart Again
Meck feat. Leo Sayer


Apollo / Free 2 Air
Peak: #1 (2/13- 2 weeks)
6 weeks at Top10
[1, 1, 3, 6, 8, 10]






ダンス系の1位として見れば2005年のマドンナやクレイジー・フロッグがいるのでそれほど久々感は無いものの、クラブ系No.1という意味ではあのエリック・プライズ以来1年半ぶり。しかもこのメックという人はクラブシーンでもほとんど知られていない人だったために余計にインパクトがあった(というかこれが彼のキャリアにおける、アナログリリースやリミックスワークも含めての初作品だった節がある)。全英No.1を獲得してもなお日本ではクラブでもそれほどヒットしなかったこともあって未だに彼に関する情報は乏しい。本名をクレイグ・ディメック(Craig Dimech)といい、以前はどうもポルノ産業の世界で仕事をしていたらしいが判然としない。出身はイギリスだが、現在はLAに在住しており、この曲は中古レコードショップでたまたま見つけて気に入りハウスリメイクしたのだとか。

というわけで代わりと言ってはナンだけどレオ・セイヤーさんの方を(上の写真ももちろんレオさん)。この曲によって実に29年ぶりに全英No.1ヒットのリストに名を連ねることとなった彼は70年代に活躍したイギリス出身のロック系シンガーで、母国イギリスではTop10ヒットだけで10曲、アメリカにおいても「You Make Me Feel Like Dancing (恋の魔法使い)」(76年)、「When I Need You (はるかなる想い)」(77年)の連続No.1を含む8曲のTop40ヒットを持つ。今回こうして取り上げられた「Thunder In My Heart」は5作目のアルバムのタイトルチューンで77年英22位、米38位というマイナー・ヒット。このリメイクは彼にとっては前述の「When I Need You」に続く2曲目の全英No.1、チャート入りは98年に32位をマークした「You Make Me Feel Like Dancing」以来のこと。このヒットには本人もとても気を良くしているようで、自身のサイトには素直に喜びのコメントが出されていた。

さて、正体不明のメックことクレイグ・ディメック氏の方であるが、この曲のブレイクを受けて早速ミックスCDを発表しDJとしてのステップアップも試みている模様。個人的にはこのミックスCD、FREE 2 AIRレーベル音源のみを使用したレーベルカタログ的な作り(値段もやけに安い)なのがいかにも会社主導という感じがしてあまりいい印象は受けなかった。次は同様ちゃんと自分のキャラクターを押し出した選曲とミックスで改めて自己アピールをして欲しいところ。クラブ系の全英1位獲得者は一発屋傾向が大変強いが、それでも前後にきちんと多かれ少なかれクラブヒットを出しているのが常であることを考えると、肝心のアンダーグラウンドに全く根の張れていない彼の今後は正直言ってかなり心配だ。

(2006/05/13)


(→ブログ内記事リンク Meck feat. Leo Sayer / Tunder In My Heart Again)
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2006年02月06日

[Long Hit] Boys Will Be Boys

the Ordinary BoysBoys Will Be Boys
The Ordinary Boys


from "Brassbound"
B-Unique
Peak: #3 (2/6- 3 weeks)
5 weeks at Top10
[(30), 9, 3, 3, 3, 6]







かつて日本にも「サバイバー」という、無人島に素人の男女を集めてサバイバル生活をさせ、その様子をTVで流して視聴者の投票を募り毎週ひとりずつ脱落させていくという生臭い番組があったが、あれの本家はイギリス。日本で長続きしなかったのもさもありなんという感じだけれど、かの国では(斜陽の)芸能人・有名人を出すという日本では考えられないさらに生臭い形を取っていて、2年前にこの番組の出演がきっかけで一時チャートに返り咲いたピーター・アンドレは記憶に新しいところ。ちなみに最新版では元ブルーのアント(ひとりだけぶちゃいくだったアントさんああアントさん)が醜態を晒してたとか何とか(この回の優勝者キャロル・サッチャーはあの鉄の女マーガレット・サッチャー元首相の娘)。

このようなリアリティ番組は英国には一つだけではなく、無人島ではなくて一つ屋根の下を舞台にしたものもある。それが今回の話に関わってくる「ビッグ・ブラザー」という番組だ。これは素人対象の番組で、これの出演をきっかけにジェイド・グッディというゴリラ女が一躍ゴシップ・スターになるなどこれまた話題に事欠かない番組だが、先頃特別編としてやはりB級タレント(笑)を招集した「セレブリティ・ビッグ・ブラザー」が放映された。今回ご紹介するジ・オーディナリー・ボーイズのブレイクはこの番組にフロントマンのサミュエル・プレストンが出演した為だ。

バンドのインタビューなどではお答えが優等生すぎて「こいつら理想論ばっかだ」なんて感じに切り捨てる人も(ネット上で)見かけたけれど、少なくともこの番組での彼の振るまいはナイス・ガイと呼ぶに相応しいものだったようで、奇行やバカ発言が世間の下世話な関心を惹いたジェイドやアンドレのようなケースとは違って素直に彼の人柄が支持を集めたよう。ちなみに同時期、デッド・オア・アライヴの「You Spin Me Round」もリバイバルヒットしたがこれもピート・バーンズが同番組に出演していた為。この2人は優勝候補に名前が挙がっていたらしいが結局2人とも優勝は逃した。でも、曲がヒットしたことの方が番組での優勝なんかよりずっといいプレゼントになったろう。プレストンはこの番組のあと、前の彼女と別れただ一緒にこの番組に出てた女性と婚約しただと一躍全英中の関心を集めるセレブな存在へと成り上がってしまった。

オーディナリー・ボーイズは2003年のデビュー作『Over The Counter Culture』、そしてこの曲の収められた2005年発売の2nd『Brassbound』が共に日本でも批評筋から高く評価されていたが、本国における商業的な立場においては、セールス不振を理由にレーベルから解雇される寸前のところまで追い込まれていたらしい。そこへこの再発ヒットが飛び込んだ。元々『Brassbound』からの1stシングルとして2005年5月に16位の中ヒットになっていたこの曲は、現代版2トーンを目指しているというプレストンの発言からも分かるようにアルバムを代表するに相応しい1曲。ザ・ビートのランキン・ジュニアによる中盤のトースティングも聴き所だ(アーティストクレジットは無いが)。僕自身去年からこの曲はとても気に入っていたので、こういう才能あるバンドの活動を後押しすることになるならリアリティ番組も悪くないなあ、なんて(笑)

ちなみにUKガラージ/グライムにも興味を示すオーディナリー・ボーイズ、DEF JAMと契約を結んだことで話題となった女性MCのレディ・ソヴリンとは親友だそうで、この曲には彼女を迎えたその名も「Girls Will Be Girls」なるリミックスが存在するほか、間もなく正式な両者の共演曲もシングルとしてリリースされる。こちらもいい出来になっているのでどのくらいヒットするか楽しみ。


(2006/5/18)


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[Long Hit] Run It!

Chris BrownRun It!
Chris Brown feat. Juelz Santana


from "Chris Brown"
Jive
Peak: #2 (2/6)
5 weeks at Top10
[2, 4, 4, 7, 10]











Details TBA.

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2006年01月30日

[Long Hit] Check On It

Beyonce in Pink PantherCheck On It
Beyonce feat. Slim Thug


from "#1's" (as Destiny's Child)
Columbia
Peak: #3 (1/30)
5 weeks at Top10
[4, 3, 4, 6, 6]







昨年惜しまれつつ、ああもう本当に惜しまれつつ解散してしまったデスチャ。ラストアルバムとなってしまった『Destiny's Fulfilled』からのシングルは英米どちらでも、ことごとく「あと一歩」なチャート成績に終わり、「なんでビヨンセはあんなにバカスカ売れてたのにグループになるとこうなんだろ」な思いがいろんな人の間で渦巻く中での解散。そしてベストアルバム『#1's』のリリース。グループとしてダイアン・ウォーレンのペンによる新曲「Stand Up For Love」も収められたがそれは全くチャートに引っかからず(というかシングル扱いになったのは日本だけ?)、一方で、ベスト盤に半ば無理やり収録させられたような体裁の女王様の新曲は軽々とチャートを駆け上がった。この様子を見て、「デスチャの解散やむなしか」とため息混じりに納得せざるを得なかった人達の1人が僕ですどうも。

全米では5週に渡る1位を確保したこの曲、間もなく日本でも封切られる彼女の出演映画『ピンク・パンサー』とのタイアップにつきビデオにもピンクパンサーが登場するという、まさかの安室奈美恵とのバッティング(「WoWa」のビデオにピンクパンサー登場)。UKでは1位こそ逃すものの5週間のTop10入りを達成して当コーナーへの登場と相成った。シングルとしては相当地味というか、何でこんな曲が大ヒット?と思わせるような曲調で、逆にどんな曲だろうと売れてしまうビヨンセの比類なきアーティストパワーを改めて思い知ることになった。ジャンルが細分化しすぎて、あらゆる人が認めるかつてのマイケル・ジャクソンやマドンナのようなスーパースターが不在と言われる今、それに最も近いポジションにいるのがビヨンセとエミネムだろう。アッシャーが入っていないのは、明石屋さんまが名前を口にしているかしてないか、っていういい加減な基準によるが、洋楽好きでなくとも名前くらいは知ってる、という意味じゃね、やっぱ。

なお、昨年はビヨンセの故郷でもあるヒューストンから全米ブレイクするラッパーが続出したが、ここにフィーチュアされているスリム・サグもその中の1人であり、「H-タウン四天王」とでも呼ぶべき人(あとの3人はポール・ウォール、カミリオネア、マイク・ジョーンズ)。サグ氏(サグ氏て)はグウェン・ステファニ「Luxurious」のシングルリミックスでも客演をこなし、ポップシーンでも名が売れてきているので要注意。ここらへん、ブレイク直後のショーン・ポールを従えた過去もあるビヨンセ様の時代を的確に捉える戦略の鋭さ(というか権力?)が窺えますな。アメリカではラジオオンエアの際に南部ラップシーンにおいてT.I.らからもリスペクトされるUGKの片割れ、バンBも加わったヴァージョンが流されたが、それはUK盤シングルには未収録。聴きたいのならUS盤か、または全くUSと同内容で先頃リリースされた日本盤で。


(2006/5/18)

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[UK#1-0602] Nasty Girl

BiggieNasty Girl
The Notorious B.I.G. feat. Diddy, Nelly, Jagged Edge & Avery Storm


from "Duets: The Final Chapter"
Bad Boy
Peak: #1 (1/30- 2 weeks)
7 weeks at Top10
[2, 1, 1, 2, 2, 5, 8, 10]








昨年末にリリースされ全米アルバムチャートでは3位のヒットになっているビギーの死後2作目『Duets: The Final Chapter』からUKでの1stシングル。USではボブ・マーリーとの”死人デュエット”(不謹慎な)である「Hold Ya Hand」に続いての2ndシングルであったが、そのタイトルどおりエロ満載のリリックだったためかポップ局でのエアプレイが伸びずTop40あと一歩のところで失速していった。が、UKではアークティック・モンキーズに次いで2位デビュー、その翌週にはワンナップでトップに上り詰めてそのまま翌週も居座る大ヒットとなった。昨年、エルトン・ジョンをサンプリングしたシリアス系の「Ghetto Gospel」で首位を独走した2パックと思わず比べてしまった人も多いことと思う。

この曲のプロデューサーは、曲初めと終わりのナレーションを聞けばお分かりの通りジャジー・フェイ(実はデニース・ウィリアムスの息子だそう)。どこかユルめのファンクっぽいトラックに載せてこれまたユルそうなメンツがマイクを回す心地いいパーティーチューンで、たぶん歌詞がエロかろうがなんだろうが聴いて気持ちよければOKみたいなところのあるUK国民(および僕)にはごく単純にフロアトラックとして歓迎されたんだろう。USでは若干調子を崩し気味に見えるネリーもUKでは例の2枚アルバムでさらに株を挙げたような人気ぶりなので、彼の参加も大きな追い風になったことと思う。個人的には、どうしようもない歌詞を美しいハーモニーで歌うジャギド・エッジにMVPをあげたいんだけどな。なおビデオはこの手の追悼系(?)ソングにはありがちなオールスター出演もので、曲自体には参加していないアッシャーやファット・ジョー、ソロアルバムが信じがたいほど延期しまくっているファレル・ウィリアムスらの姿も拝めて見ているだけでも楽しい。

(2006/5/13)
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2006年01月23日

[UK#1-0601] When The Sun Goes Down

Alex Turner of Arctic MonkeysWhen The Sun Goes Down
Arctic Monkeys


from "Whatever People Say I Am, That's What I'm Not"
Domino Recordings
Peak: #1 (1/23)
3 weeks at Top10
[1, 2, 8]










インターネット上の口コミを巧妙に利用した結果デビュー曲「I Bet You Look Good On The Dancefloor」をいきなり1位に送り込んで大騒ぎされたアークティック・モンキーズのセカンドシングルが順当に1位を獲得、2006年最初のNo.1ヒットとなった(年始のチャート3週分は昨年末から首位をキープしていたシェイン・ウォードが占拠していた)。シングルとしては早くチャートを下って行ってしまったもののアルバムはシングル登場の2週後、実に35万枚という驚異的な初動枚数を叩き出して初登場1位、その後4週連続で首位をキープ。今では音楽誌を初め各雑誌ひっぱりだこのアイドル状態で、その中でもルックスのいいヴォーカルのアレックス・ターナー(↑写真)はNMEの選ぶ「Cool List 2005」において(昨年11月の段階でもう)1位に選出されるなど尋常じゃない人気ぶりである。アメリカでもモダン・ロック・チャートでは現在「I Bet〜」がTop10入りしていてロックリスナーの間では耳目を集めているようだし、ここ日本ではどうかと言えば4月に新木場スタジオコーストで行なわれた来日ライヴ(のオーディエンス)の様子を本人達が「英国以上にクレイジーな盛り上がりだった」と評するほどで、これは早くもワールドワイドな支持を獲得したと言って良さそうだ。

2曲目のチャートヒットにして2曲目の全英No.1ソングとなった今回の「When The Sun Goes Down」は、元々「Scummy」というタイトルでネット上で出回っていた曲(scummy: 汚い、下等な)。と言ってもリークされたのではなくてあくまでも本人達が「ご自由にどーぞー」と言ってじゃかすかダウンロードさせていたもので、今では消されてしまったけれど日本のサイトでも10数曲がフリーで提供されていた(その中にはあの「I Bet You〜」もあって驚いた)。アルバムからの先行シングルであるこの曲はちょうど日本盤発売のタイミングとも近かった為、むしろデビュー曲以上に各FM局でプレイされて大ヒットとなっている。元々UKチャートを見てた人やコアなロックファンではない、ライトな洋楽リスナーにとってはこちらの方がより馴染み深いシングルヒットになっているのではないかと思う。

なお先頃はこの曲をイメージしたDVD作品『Scummy Man』や、チャートルールに反する為シングルチャートには現れていないが、アルバムのオープニング曲「The View From The Afternoon」+未発表曲4曲からなるEP『Who The Fuck Are Arctic Monkeys』もリリース(ちなみに彼らはシングルデビュー前に『Five Minutes With Arctic Monkeys』というミニアルバムを発表している)。いきなり映像作品を出すあたりやることが違うなぁと感じさせてくれる彼らのこの勢い、どこまで拡がりどこまで続くのかお手並み拝見と行きましょう。

(2006/5/13)
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