2008年05月05日

5月5日付 The Official UK Chart観察

なんだか最近「微妙に欲しいアルバム」がありすぎて逆に何も買えていません。
3月に家計簿というか、いくら使ったかだけを計算してみたところ
「こんなに慎ましやかな暮らしのどこにこんな支出が…?」という感じだったので
それ以来財布のひもをちょっと締めちゃってるのです(でも一向に実は軽いまま)。
「それでもこれは最優先じゃろ」と思って買ったマラキャがまた微妙で余計…




そんな中今日ふっと、股のアルバムを買ってきました。



股ンナ
(自主規制)



もともと買う気満々でいたのが、iTunesで試聴してみたらなんだか妙に
Gwen Stefaniの2nd臭が漂っていたのでちょっと見合わせてたんですよ。
しかしTesco(大手スーパー)で”『Hard Candy』(9ポンド)買ったら股の旧譜1枚タダ”
キャンペーンをやってるのを見て、それなら買っちゃえとかごに放り込んだのです。

ところがお会計をしてみたら合計金額がなんか高い。
その場でレシートを確認したところ旧譜の『Music』の分がきっちり5ポンド取られてて、
ついでにちっちゃいことだが『Hard Candy』も77ペンス余分に取られてた。
何でやねん!と憤慨し即カスタマーサービスデスクに向かったのですが。



デスクの人「もう返品デスクのレジ閉めちゃったから明日朝来て」



出   た   !!!!!


噂に聞く「返品は明日受け付けます」攻撃!
今までこのテの「定番イベント」には運よくあんまり悩まされてこなかった方だと思うのですが
遂に俺にも来たか!
でもでも、一緒に並んでた黒人の女性は「冷凍食品だから」という理由でか
その場で返金してもらってたんだよ!人種差別!人種差別!

納得いかずに別の店員にも訴え、一緒に"1枚買ったら1枚タダ"表示も確認し、
「明日来いっつったってもうこれ開封済みと変わらんやんけ!
未使用だってどう証明するんじゃ!(返品ってことになったとして)」などと喚いた結果
とりあえずレシートに最初の係のサインを書かせるところまでは出来た。
(ちなみにこっちのCDはフィルム包装が無いので、Tescoの場合だと
セキュリティ用プラスチックケースをレジで外してもらった時点で使用済みと区別不能)
最初の係員が言うには「夜の6時までなら俺がここにいるから」だとよ。

自分にとって英語で会話しつづけるというのはスーパーサイヤ人になるくらいの
テンションを維持するとゆー体力的に厳しい闘いなのでしょうがなくそこで退散したけども。
何で向こうの手落ちなのにこっちの明日の行動が制約されねばならんのだ。あー。
しかもたかが5ポンドちょい。馬鹿らしいといえば馬鹿らしい。
ちなみに「明日このレシート持ってくれば9ポンドとの差額を返金するよ」と言っただけで
sorryとかの単語は一切聞こえてこなかったですよ。当たり前だけど。
(こういう場合その人個人のミスじゃないので彼らは決して謝りはしない)



ま、正直に申し上げますと、クレーム付ける前に自分で確認したら値札に小さく
”このキャンペーンは5月4日まで”(つまり昨日まで)って書いてあったんだけどもね(- -;)
まあそれならそれで、今日まで値札取ってなかったのはそっちの責任だろうが、
この値段なら要らん(←シビアすぎ?)と言って突き返すつもりだったんですけど、
店員と一緒に確認しに行った時にわざと黙っておいたら
2人ともそれには気付かなかったです。所詮そんなもんだ。

つか、もうちょい楽しいことも書こうと思えば書けるのに
ついこういうネタに走ってしまいますね。
一昨日行ったKew Gardens(世界最大の植物園)は良かったぜ!(←フォロー)


前置きが長くなりましたが久々にUKチャート。
(↑ていうかむしろUKチャートの方が後から書こうと思い立ったんだけど)


05.05.2008 UK Singles

01 (01) Madonna feat. Justin Timberlake - 4 Minutes
02 (02) Sam Sparro - Black & Gold
03 (04) Wiley - Wearing My Rolex
04 (07) Usher feat. Young Jeezy - Love In This Club
05 (03) Estelle feat. Kanye West - American Boy
06 (05) September - Cry For You
07 (06) Flo Rida feat. T-Pain - Low
08 (08) will.i.am feat. Cheryl Cole - Heartbreaker
09 (16) Pendulum - Propane Nightmares
10 (10) Scouting For Girls - Heartbeat



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2007年08月03日

7月22日付 The Official UK Chart観察

07.7.29 UK Singles Top10

1 (1) Rihanna feat. Jay-Z / Umbrella -10th week at No.1-
2 (3) Kate Nush / Foundations
3 (4) Timbaland feat. Keri Hilson & D.O.E. / The Way I Are
4 (2) Fergie / Big Girls Don't Cry
5 (7) Enlique Iglesias / Do You Know? [The Ping Pong Song]
6 (8) Hoosiers / Worried About Ray
7 (6) Avril Lavigne / When You're Gone
8 (12) Mark Ronson feat. Lily Allen / Oh My God
9 (5) Arctic Monkeys / Flourescent Adolescent
10 (9) My Chemical Romance / Teenagers

週数表記は調べるのめんどいのでパス。
前週でRihanna8週連続1位と書きましたが間違ってますね、正しくは9週、そしてこの週でとうとう10週の大台に乗りました。94年のWet Wet Wet「Love Is All Around」(14週)以来の大ヒット、という文句は去年のGnarls Barkley(「Crazy」、9週)の時にも出てきましたけど、92年のWhitney Houston「I Will Always Love You」も10週連続1位、と聞くとRihannaそんなに大ヒットなのかっつー感じもします。
Mark Ronsonは『Version』からの2ndシングルが2曲連続でTop10ヒットになりました。もともと買うつもりでいたけどちょうど日本盤リリースの頃に○5とかのラッシュだったのでスルーしてそれっきり買っておりません。


今週20位以内に入ってきたのは3曲。


#12 (?) (2) Amy McDonald / Mr. Rock & Roll (Vertigo)

おお!これはいい!名前だけ見て何となくまたオーディション番組か?とか思ったらスコットランド発の女性SSWのようです。同郷のKT Tunstallよりももっとカントリー濃度の高い感じ。KTもそうですけど、カントリーっぽいけど馬臭くないっつーのがいいですね。




#18 (?) (?) Biffy Clyro / Folding Stars (Biggers Banquet)

全く名前を知りませんでしたが、この曲を収録した『Puzzle』で既に4枚目となるグラスゴーのハードロックバンドらしいです。こんなのが突然チャートに入ってくるのも。ROADRUNNERと契約してる、という事実から想像してもらった音&顔でたぶん間違いないっす。てか今週の3曲全部前世紀の香りがプンプンしてるぞ。でもこの曲は時代錯誤間を抜きにすればヒットも納得の・・・と書こうとしたら翌週いきなり52位まで吹っ飛びます。何事だ。




#20 (ne) (1) Cast Of High School Musical 2 / What Time Is It (

ビルボードでも4位を記録している「Breaking Free」がUKチャートでもTop10ヒットになってましたが新シリーズ『2』のテーマはどこまで上がるか。曲は相変わらずの無毒なToy Pop(勝手に命名)ですが『1』からの一連のヒット(と呼んでいいのだろうか、アレら)や『Jump In』のアレとかに比べればまだ洗練されてる感じ。『1』は一生懸命プロモーションしてた割に日本ではさほど話題にならなかったなあ。


New Entries 21-40

32 R. Kelly & Usher / Same Girl
37 Sunfreakz feat. Andrea Britton / Counting Down The Days
39 Amerie / Gotta Work
40 The Thrills / Nothing Changes Around Here

あ、Sunfreakzのシングル注文するの忘れてたわ。最近こういうことばっかりだな。
前週データは調べきれず。


アルバムはパス1。どうせまともなこと書けないし。
それよか今週分をとっとと書かないとまた遅れる・・・。
復活2週目で早くも挫折気味です。ダメダメだ。
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2007年07月20日

7月15日付 The Official UK Chart観察

なんかあまりにもUKチャート分からなくなって危機感覚えたので再開。
でもいつまで続くかは分からない。来週もうやめてるかもしれない。
とりあえずTop20ニューエントリーに短めのコメント付ける程度でなんとかやってみようかと。


[ソース](今まで明記してなかったけど)

http://www.bbc.co.uk/radio1/chart/albums.shtml
BBCのTop40。チャート週数(Top40滞在期間)やレーベル表記はここから。

http://uk.launch.yahoo.com/c/uk/single_charts.html
Yahoo/LaunchのTop75。先週のランクはここから使います(41位以下)。


でもアーティスト表記とか上記サイトだと気持ち悪いのが多いので
自分の判断で勝手に改変したりしてます(feat.表記など)。




07.07.15 Singles Top10

01 (01) (9) Rihanna feat. Jay-Z / Umbrella
02 (08) (5) Fergie / Big Girls Don't Cry
03 (02) (4) Kate Nash / Foundations
04 (ne) (1) Timbaland feat. Keri Hilson & D.O.E. / The Way I Are
05 (23) (11) Arctic Monkeys / Fluorescent Adolescent
06 (03) (8) Avril Lavigne / When You're Gone
07 (04) (7) Enrique Iglesias / Do You Know
08 (05) (4) The Hoosiers / Worried About Ray
09 (16) (6) My Chemical Romance / Teenagers
10 (07) (7) Natasha Bedingfield / Soulmate


というわけでTop10。それでも今週のメンツはまだ分かる方かな。The Hoosiersとか曲聴いたことないけど。USで首位爆走中のRihannaがUKでも同じくこの時点で8週連続首位、これこのまま行ったら英米年間チャート制覇じゃないか?そしてその下は4thシングルでこの位置まで来るFergie。なんだよUSと変わんない展開じゃん。マイケミが『Welcome To The Black Parade』からの3rdシングルも順調にTop10入り。意外に(?)好調です。でも本国ではイマイチ後続ヒットが続いてないような気がする。



Top20 New Entry



#4 (ne) (1) Timbaland feat. Keri Hilson & D.O.E. / The Way I Are (Polydor)

これ先週時点で確か6位だったと思うんだけど多分フィジカルリリース(≒CDシングル発売)開始で週数リセットされちゃったんだろうな。UKチャートの表記の仕方やルールが相変わらずよく分からん。というわけで一応今週初登場扱いとして、『Shock Value』からの2ndシングル。先週別記事で取り上げたので特にコメントなし。そういえばBillboardでは削除されてるD.O.E.はUKチャート上だと一応"Timbaland Ft. Doe/Keri Hilson"という表記で一応クレジットされてます。でもビデオヴァージョンにしか出てこない隠しキャラのSebastian(Tim弟)はこちらでもオミット。




#5 (23) (11) Arctic Monkeys / Fluorescent Adolescent (Domino Recordings)

『Favourite Worst Nightmare』から、いつまで経ってもタイトルのつづりが覚えられない2ndカット。ものすごい緊張感のある先行シングルから一転、なんか飲んだくれ音頭っぽい呑気なノリの曲でどんな歌詞じゃと対訳眺めてみたらそれで大して外れてもいないような。これでデビュー以来5タイトル全てTop5入り。




#13 (ne) (1w) Kings Of Leon / Fans (Hand Me Down)

こういうのに挫けて自分はチャート記事からドロップアウトしたような気がするな。名前見るたびにKings Of Convenienceとごっちゃになるような人間にコメントとか無理っつうか(そしてどちらもまともに聞いたためしがない)。4月リリースの『Because Of The Times』からの2ndシングルで、13位はシングルのキャリア最高位。音に関しては僕の語彙では「枯れてる」とか適当な表現しか出てこない。UKらしいヒットっちゃあそうなんだけど最近はUSでもThe Shinsとか売れてるからなあ。




#16 (53) (1) Groove Armada (feat. Mutya Buena) / Song 4 Mutya [Out Of Control] (Columbia)

ソロ活動がスタートした元Sugababesの無茶さんことMutya Buenaが何故か並行してGroove Armadaの久々の新曲へ出張。しかしなんだこのタイトル。曲自体はまあ最近の80'sエレクトロの流行を掬い取ってチャート向きにしましたという感じでなんかダメなEurhythmicsみたい。このテのユニットとしては抜群の安定感があるGroove ArmadaはこれでTop20入りも6回目。




#19 (ne) (1) Super Mal feat. Luciana / Bigger Than Big (Eye Industries/UMTV)

Groove Armadaに比べればまだこっちの方が好きかな。Lucianaは昨年秋にBodyroxの「Yeah Yeah」(#2)で歌ってたFergieライクな女子Vo。一体この人自体にどんだけのポピュラリティがあるかは不明。Super Malっつうユニットは知らん。調べるのも面倒なので放置。曲はこれまた最近流行の80'sフリースタイル風で、分類としてはハウス系なんだろうけど純粋な4つ打ちじゃないです。なんとなくメインストリームR&Bのケツ追っかけて作った後追い感が強いけど、実はこういう感じのトラックはハウス界隈でも数年前から散発してます。



#21-40 New Entry

#22 (ne) Block Party / Hunting For Witches
#30 (ne) Travis / Selfish Jean
#32 (73) Frankie Valli & The Four Seasons / Beggin'
#33 (ne) MIKA / Big Girl [You Are Beautiful]
#38 (ne) Foo Fighters / Best Of You

フーファイのリエントリーも分かんないけど、Frankie Valliがもっと謎。iTunes StoreでPilooski Re-Editってのが売れてるけどクラブシーンからの再評価でも起きてるのだろうか。




Albums Top10

01 (ne) (01) The Enemy / We'll Live And Die In These Towns
02 (ne) (01) Interpole / Our Love To Admire
03 (02) (05) Traveling Wilburys / Collection
04 (ne) (01) Smashing Pumpkins / Zeitgeist
05 (01) (02) The Chemical Brothers / We Are The Night
06 (07) (50) Nelly Furtado / Loose
07 (ne) (01) Cherry Ghost / Thirst For Romance
08 (05) (27) Take That / Never Forget - The Ultimate Collection
09 (04) (03) The Editors / An End Has A Start
10 (re) (01) Kings Of Leon / Because Of The Times

こちらはロック勢目白押しの中Furtadoが50週の大台へ。てか特に今シングルがヒットしてるわけでもないのによく売れるなあ。

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2007年01月30日

2007年1月29日付The Official UK Chart観察

俺チャート記事ばっかり更新しててもアレなので
たまにはUKチャートもフォローしときましょう。


ところで2週間くらい前でしたか、UKチャートにおけるダウンロード得点のルールがまたも改正されました。今まではダウンロードポイントのみによるチャートインは、翌週にフィジカルリリース(物体としての発売、要はCDシングルの発売)がある場合にのみ認められました。だからちょうどフライングのような形で下位にランクされた曲が、CD発売に伴って急上昇、というパターンが相次いだわけですね。で、これからはこの”フィジカルリリースを翌週に控えている”という条件が外されたそうです。つまり、シングルが出る何週も前からダウンロードで人気が出ればすぐにでもチャートインできるし、CMなどの効果で過去のヒット曲が突然ダウンロードで人気になってしまった場合でもチャートイン可能なわけです。

実はこのルールによってさっそく影響が出た曲があって、今週は影も形もなくなっていますけど先週Billieの「Honey To The Bee」が17位にいきなり登場しました。Billieといえば当時史上最年少(15歳だっけか)でUKチャートを制した「Because We Want To」などのヒットを放った90年代最後のトップアイドル。「Honey To The Bee」も元々99年3位のヒットなんですけど、今回のチャートルール改正の効果を試すためにRadio 1のDJであるChris Moylesという人がこの曲のダウンロードを呼びかけた結果Top20にまで入ってしまったと。要は日本にiTunes Music Storeが上陸した時の松崎しげる祭りみたいなことが起こってたわけですね。他にも51位にSurvivorの「Eye Of The Tiger」、53位にJackson 5の「I Want You Back」なんてのが入ってたんですけどこれらも意図的な運動によるものなんでしょうかねえ?


つーことで前置きが長くなりましたが今週のUKチャートです。


gracekellymika.jpg

01 (01) Mika / Grace Kelly -2nd week-
02 (02) Just Jack / Starz In Their Eyes
03 (ne) Mason / Exceeder
04 (04) JoJo / Too Little, Too Late
05 (03) The Views / Same Jeans
06 (ne) Fall Out Boy / This Ain't A Scene, It's An Arms Race
07 (ne) Klaxons / Golden Skans
08 (38) My Chemical Romance / Famous Last Words
09 (07) The Ordinary Boys / I Luv U
10 (05) Eric Prydz vs Floyd / Proper Education


13 (ne) Bloc Party / The Prayer
16 (29) The Fray / How To Save A Life
20 (ne) Little Man Tate / Sexy In Latin
23 (61) Keane / A Bad Dream
31 (ne) Larrkin Love / A Day In The Life
34 (ne) Gossip / Standing The Way Of Control
37 (ne) Kelis feat. Cee-Lo / Lil Star



BBCの選ぶ”今年ブレイクするアーティスト10”のリスト、昨年も1位に選ばれたCorinne Bailey Raeが英国のみならずアメリカでもグラミーの最優秀新人賞にノミネートされる大成功を収めてますけれども今年もチャートに大きく影響を与えています。今週のTop10に名を連ねているアーティストのうち実に3組がBBCのリストに選ばれてます。

そのリストで1位だったMika(マイカ、ではなくミカ)がオーディション番組『X-Factor』の今期ウィナーLeona Luisの「A Moment Like This」(タイトルでピンと来た人も多いだろうけどケリクラのカヴァーです)から首位を奪い、現在2週連続トップ。ひとりScissor Sistersみたいなお兄ちゃんですね。Queenともよく比べられてるけど実際歌い方とかすごいFreddieっぽい。少なくともマイケミよりははるかに女王様です。僕は未だScissorsに心を開いていないので現状Mikaちゃんにも興味ありませんけども、なんとこの段階で早くもUSマーケットでも話題になってます。早ええ。


2位もBBCリストの8位に選ばれていたJust Jack。UKガラージのラッパー?でいいのかな。2ステップでもなければグライムでもない、洒脱な4つ打ちガラージです。おー、こういうの出てきて嬉しいなー。でもいつも4つ打ちにこだわってる人ではない模様。Dizzie RascalやThe Streetsに続く存在になれますかねー。


順番が前後しますけど7位のKlaxons(クラクションズ)もBBCリストの一角で彼らは3位でした。ポストエレクトロクラッシュ/ディスコパンクのムーヴメントの位置づけらしいNo WaveとかNew Raveなどと言われて持てはやされているUKロック新潮流の急先鋒。僕がコンピで聴いてた曲はこれよりもっととんがっててついていけない感じの音を鳴らしてたような気がします。ベース音がなんとなくDeath From Above 1979を思い出す。



3位のMasonは何者かよく分かりませんが、UKチャート上では何故かクレジットされていないPrincess Superstarをフィーチュアしたダンスもの。この間のBodyrox「Yeah Yeah」なんかと共有しているこのヘンな空気感もこそNew Raveの影響下にあるのかもしれません。去年はEric Prydz以降のネタものダンスが出尽くして腐敗臭すら漂わせていたので(Beatfreakzとか)それに対する反動でもあるのかなあという気も。

そしてそのEric Prydz先生もまさかのUKチャート帰還、しかも一時は2位まで上がり今週もTop10キープ。今度はPink Floydネタですが、個人的にアホディスコ路線よりも彼の本来の作風に近いと思っているエレクトロ色強めなトラックでヒットしてちょっと嬉しい。「Call On Me」のイメージしかない人はちょっと驚くんじゃないですかね。モノクロのMVもこの手のダンスものとしては珍しくカッコイイのですが、「Hey! じいちゃん! 冷麺三つも!」という有名な空耳ネタが登場した瞬間全てが無に帰す感じです。


一応Top10は全曲コメントしときましょうか。4位JoJoはアメリカでも最高3位と大ヒットになって日本にも人気が飛び火しつつあります。UKでは前作からの「Leave (Get Out)」も「Baby, It's You」も確かTop5入りしててデビュー時から人気でした。ヒラダフとかがUKで突発的にヒットを出してはすぐ引っ込んでくのに比べるとずいぶん安定感がありますね。実際ローティーン向けとは思えないレベルの完成度。

5位のThe Viewsは、すいません、全然知りません(汗) なんか今人気あるらしいですね。新人のロックバンド。6位Fall Out BoyはBillboardでいきなり初登場2位の大記録を生んだ新作からのリードシングル。日本でもこれは売れるな。マイケミ並に劇的な転調をする曲。そのマイケミは未だ日本で場か売れ中の『Welcome To The Black Parade』からの2ndシングルが8位。2曲連続Top10ヒット。9位The Ordinary Boysも例のリアリティTV以降すっかりTop10の常連ですな。ちなみに最新回の『Celebrity Big Brother』ではTowers Of Londonのヴォーカルが出場して一瞬で消えた(自主退場?)らしいです。



あとは下のほうも軽く。13位Bloc Partyも新作からのリードですがなんか凄いなこれ。聴いてもらえば早いんですけどもなんか石窟で修行僧の集団が唸ってる感じです。意味分かりませんね。分からなさすぎるので、日本ではもっと分かりやすい「I Still Remember」がエアプレイされてます。16位The FrayはUSでの出世曲「Over My Head」を抜かしてアルバムタイトル曲がファーストヒットになりました。23位Keaneは『Under The Iron Sea』からの4曲目。2ndの「Crystal Ball」が20位だったときはああこりゃ一気に落ち目だと思ったんですけどその後「Nothing In My Way」19位、そして今回23位まで来たので何だかんだでこんくらいは売れるんですね。アルバムも程よく枚数出てるみたいだし。

34位GossipもこれNew Raveな感じのバンド?テクノ系になるのかな。なんかGoldfrappがぶっとんだ感じっていうか。何よりフロントを務めるのがデブのレズビアンということで何もかもがレフトフィールド。どうも今週はDLオンリーのチャートインのようなので、これ来週Top20くらいには来るな。またチャートが面白くなる。37位Kelisは『Kelis Was Here』からの3rdシングル。元々UKでの人気が先行していたKelisもアルバムからの先行カット「Bossy」が大したヒットになってない(UK22位)んだけども今回の曲はやはりDLオンリーで入ってきた模様。こんなに好評なのはCee-Loの存在ももちろんあるんでしょうけども、冬に良く似合うほっこりしたソウル。元々は別のR&BシンガーにCee-Loが提供した曲だったそうです。
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2006年11月11日

11月6日付 UKチャート観察

Put Your Hands Up For Detroit.jpg

01 (02) Fedde Le Grand / Put Your Hands Up For Detroit
02 (11) Bodyrox feat. Luciana / Yeah Yeah
03 (03) Girls Aloud / Something Kinda Ooooh
04 (05) Beyonce / Irreplacable
05 (04) My Chemical Romance / Welcome To The Black Parade
06 (ne) U2 & Green Day / The Saints Are Coming
07 (07) Amy Winehouse / Rehab
08 (06) Razorlight / America
09 (01) McFly / Star Girl
10 (08) Bob Sinclar & Cutee B / Rock This Party (Everybody Dance Now)


11 (ne) All Saints / Rock Steady
12 (50) Simon Webbe / Coming Around Again
13 (ne) Depeche Mode / Martyr
17 (ne) Babyshambles / Janie Jones (Strummerville)
18 (72) Jamiroquai / Runaway
19 (ne) Keane / Nothing In My Way
22 (ne) Good The Bad & Queen / Herculean
24 (ne) Tenacious D / Pod
25 (46) Panic! At The Disco / I Write Sins Not Tragedies
26 (65) The Game feat. Junior Reid / It's Okay (One Blood)
29 (ne) Klaxons / Magick
30 (ne) Sugababes / Easy
31 (60) Sean Paul feat. Keisha Cole / (When You Gonna) Give It Up To Me


たまにはUKチャートもフォローアップしとかないとね(^ ^;
今週の1位はFedde Le Grandだし・・・って何者か知らないですが。オランダのDJだそうです。元々KONTOR(ドイツのテクノレーベル)とかからリリースされてたブリブリのダンスチューンなのですが、DATAレーベルライセンスの例に漏れずせくしぃなビデオを作って大当たり。これが1位になったときは、「ああもうUKでもダンス系ヒットは色物って形でしか出なくなっちまっただ・・・!全部Eric Prydzのせいだ!」みたいな軽い絶望感を覚えたりもしたのですが、それ以前からもDATAってずっとそうなのであんまり気にしないことにしました。ビデオでも何でもとにかくこういうのが1位になるってのはクレイジーな国だなあと。僕はあんまいいトラックだとは思ってないのだけど何回も聴いてたらハマりそうな気はする。今度のNowに入るみたいですよ。


なんのテストや


あとこれ、デトロイトつながりでかD12のデブことBizarreがラップ入れたものもリリースされてるんですよ。ていうかシングルに入ってるっぽい。ここんとこ『Hanicap Circus』が各輸入盤屋ですごい勢いで値崩れしてて痛ましい姿を晒してるというのに何やっとるのでしょうかこいつ。
んでそもそもなんでこの曲でデトロイト?と思う人もいるかと思いますが、これはデトロイトが現在のテクノの直接の祖先になった音楽の発祥地だからですね。でもこの曲がデトロイトテクノ的なトラックなのかどうかは僕には不勉強にして分かりません。たぶん違うと思う。



そして2位のBodyroxもダンスチューン。ごく数週間だけUKダンスチャートを取り上げていた時期に偶然チャートインしていた曲が今になってポップブレイク。この時はラップ入りのが話題になってたように思うのですが(半年くらい前にはポップチャートでも45位に入ってたとか)、別ミックスにGwen Stefani〜Fergie風?の女Vo.を付け加えて2位の大ヒットです。ありゃまあ。これまたイっちゃった感じのエレクトロハウスです。1位2位がこんなんでいいのか。
7月のダンスチャートの記事でも書いたとおりFull Intentionの片割れMichael Gray絡みのヒットですが、彼はこないだもソロ名義で「Borderline」(8月に12位)のヒットを出したばかりだし、その前には「The Weekend」(04年11月に7位)のTop10ヒットもあり。Full Intention名義でも90年代に2曲のTop40ヒットを放ってるし、なんか妙にチャート上での生き残りに成功している人です。そういやThe Bucketheadsの「Got Myself Together」(96年1月に12位)もシングルヴァージョンはこの人(Hustlers Convention名義)のミックスだったんじゃ。


シングル乱発で迷走を極めている感じのBeyonceがそれでも4位、5位にはUSでも一気にTop10を狙える位置まで上がってきたマイケミ(Kasabianにディスられました)、そして6位は日本のiTSでも邦楽を押しのけて1位を獲っているなんともグラミーフェイヴァリッツな組み合わせの共演。ハリケーン”カトリーナ”のチャリティで、スコティッシュバンドThe Skidsのカヴァーだそーです。来週はこれが1位かな?



注目は7位の新人Amy Winehouse(→"Rehab" Video)。ここ2年ほどUKは新人女性ソロがすごい勢いで出てきてますが、彼女はとても19歳とは思えないしわがれた声のアーバンシーンからの新星。ヒップホップ×50'sジャズってことでアギレラと妙に被りますが、こちらはえらいシブカッコいい。個人的にはすごくThe Propellerheads feat. Miss Shirley Bassyの大名曲「History Repeating」(97年12月に19位)に似てる雰囲気だなあと思いました。アルバム気になるなこの人。



今週は11位以下もえらい賑やかですねえ。大物ばっかり。元Blue組で唯一順調だったSimon、アルバムからのリードが12位というのはちょっと厳しい結果か。アコギ使いの爽やかポップでR&Bのカケラもない感じです。Jameliaやクレデヴィもそうですけど、最近はあえてブラックっぽくない音にしたがる傾向が強いのでしょうか?そんな中でどんどんソウルモードが全開になってくLemarはそれでもきちんと売れてて大したもんだと思います。

他の上昇組では、UKでの人気が先行していたような気がするのにUSブレイク後も特に影響がないっぽいPanic! At The Disco、同じくUS大ヒット曲が何故か不発のSean Paul、たぶん日本ではがしがし売れるであろうベスト盤からの新曲がエントリーしているJamiroquai(シングル盤注文し忘れた・・・! Alan Braxeのリミックスがあるのに不覚ッ)などなど。

初登場組はアルバム1位となった再結成All Saints(と言っても1曲も知らないが)、Demon Alburnの新バンドGood The Bad & The Queen、KITSUNEレーベルからもリリースしているエレクトロユニットKlaxons(Justiceに続くUKブレイク?)、映画『スクール・オブ・ロック』でヲタ魂をほとばしらせた米コメディアンJack BlackのバンドTenacious D、それからもう新作が出るの?な感じのSugababesなど(→訂正: ベスト盤用新曲の模様)。あとKeaneとThe Gameは俺チャートでも現在上昇中なのでまた後日取り上げるかと思います。Keaneいきなり落ちぶれなくてよかった。こんだけ色々初登場があるなかでの19位ならいいや。
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2006年10月17日

10月16日付 The Official UK Chart観察

今日までずっと「桃太郎」の冒頭は「おじいさんは山へ芝刈りに」だと漠然と思っていて、
いや、よく考えたら何故山へ芝を刈りに、何に使うねん、ていうか
山に芝って生えるの?とか今さらのように悶々と考えていたのですが、
これは「柴刈り」なんですねきっと。調べて納得。

しば【柴】
山野に生える小さい雑木。また、それを折って薪や垣にするもの。



全然関係ないのでたまにはUKチャートを載せようかと思います。ああもう全然付いてけてない自分。


2006.10.16

01 (23) My Chemical Romance / Welcome To The Black Parade
02 (01) Razorlight / America
03 (02) Scissor Sisters / I Don't Feel Like Dancin'
04 (05) Bob Sinclar & Cutee B / Rock This Party (Everybody Dance Now)
05 (04) P.Diddy feat. Nicole Scherzinger / Come To Me
06 (08) Lil' Chris / Checkin' It Out
07 (43) Beatfreakz / Superfreak
08 (06) The Killers / When You Were Young
09 (09) Justin Timberlake / SexyBack
10 (03) David Hasselhoff / Jump In My Car



20 (ne) James Morrison / Wonderful World
27 (51) Hot Chip / Over And Over
32 (72) Corinne Bailey Rae / Like A Star
35 (ne) Placebo feat. Alison Mosshart / Meds
36 (ne) The Ordinary Boys / Lonely At The Top



おおっと、マイケミが初の1位獲得です。昨年3曲のロックヒットを出して(うち「Helena (So Long And Goodnight)」はUSでTop40入り)ブレイクしたUSのエモバンド。UKでもその3曲―「I'm Not Okay (I Promise)」、「Helena」、「The Ghost Of You」が去年立て続けにヒットはしたもののそれぞれ19位、20位、27位というランクだったので、てっきり今回の新曲も先週の23位がピークポイントだとばかり思ってましたよ。なんか突然大ヒットしちゃった感じがします。曲が始まってしばらくはなんだかシンフォニックで、何かと「死」とかのイメージを出してるバンドカラーとも合ってるのですが、1回目のサビが終わると普通にエモくなります。ていうかこれロードオブメジャーですか?ってくらいポップな展開。終盤の転調なんか産業ロック化してるような。

Top10初登場はもう1曲、7位のBeatfreakz。前に「Somebody's Watch Me」をヒットさせてたダンスユニットね。今度はタイトルですぐ分かるでしょうが、MC Hammerのネタとしても知られるRick Jamesの「Superfreak」を料理。いい加減こういうのウンザリしてきたんで最近はもう買わないようにしてます・・・


それにしてもなんか今週のチャートはホントに2006年かよって感じの曲が並んじゃいませんか。4位のBob SinclarはC+C Music Factoryの「Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now)」ネタの、ハウスDJによるダンスホールレゲエ風ヒットという無理やりな力技。アルバム『Western Dreams』発売当初から話題になってた曲でした。「Love Generation」(11位)、「World, Hold On (Children Of The Sky)」(9位)に続く3曲連続の大ヒット。


あーやっぱりあんまり書く気しないわー。ていうか調べる気がしないッス。
43位初登場のMeat Loaf feat. Marion Ravenとか何事ですかとか思いつつ終了。手抜き過ぎッスね。
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2006年08月31日

8月28日付 The Official UK Chart観察

おひさです。
あんまりネタ更新ばっかりやっててもしょうがないのでとりあえず今週分は何とか書いてみたりとか。



○Singles

01 (21) Beyonce feat. Jay-Z / Deja Vu
02 (01) Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie
03 (02) Chamillionaire feat. Krazie Bone / Ridin'
04 (05) Cascada / Everytime We Touch
05 (03) David Guetta vs The Egg / Love Don't Let Me Go [Walking Away]
06 (06) Cassie / Me & You
07 (12) Snow Patrol / Chasing Cars
08 (04) Arctic Monkeys / Leave Before The Lights Come On
09 (11) Rogue Traders / Voodoo Child
10 (08) James Morrison / You Give Me Something


11 (61) Matt Willis / Hey Kid
13 (ne) Justin Timberlake / SexyBack
17 (ne) Morissey / In The Future When All's Well
20 (ne) Keane / Crystal Ball
22 (ne) Stacie Orrico / I'm Not Missing You
23 (ne) Thom Yorke / Harrowdown Hill
24 (ne) The Feeling / Never Be Lonely
28 (ne) Pink / U & Ur Hand
30 (69) Lazy-B / Underwear Goes Inside The Pants
31 (57) Pharell feat. Kanye West / Number One
35 (ne) Fratellis / Chelsea Digger
38 (64) Missy Elliott / We Run This


1ヶ月ほどサボっている間にShakiraが首位に返り咲いてブイブイ言わせてたのですが今週はBeyonceと交代。USではどうやら最高4位に終わって急降下中ですが、なんかこのチャートアクションすごくNellyの「My Place」っぽいなあ、と思ってたらUKでは1位を確保。これも「My Place」と一緒ですね。曲自体はベースラインが全体を引っ張ってく構成が好きではあるけどシングルには地味すぎるかなあという印象。US盤シングル収録のFreemasonsのハウスリミックスは良かったです。

今週はTop10初登場がないので他の9曲についてもざっとコメントしておきます。
まずShakira。で、しばらく観察記を空けてる間に首位はこう↓動きました。

7/03 Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie
7/10 Lily Allen / Smile
7/17 Lily Allen / Smile ←この週を最後にサボり始めた
7/24 McFly / Don't Stop Me Now/Please Please
7/31 Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie
8/07 Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie
8/14 Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie
8/21 Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie ←先週

なかなか珍しい動きです。1週しか1位になれなかった曲が3週もあけて返り咲くだけでも凄いのに、そのあと4週も居座りましたからね。54, 3, 2, 1, 2, 2, 3, 1, 1, 1, 1, 2・・・と来てますが、1位にたどり着くまでに4週かかるってのもまた珍しい。

今週3位のChamillionaireは先週2位でした。サウスラッパーのデビュー曲がUK2位とは。全米1位効果だけでは片付けられんモノを感じますね。実際この曲よく出来てると思います。4位Cascadaも最高位は2位。DHTよりも売れました。ある意味トランス系ダンスポップの陰と陽みたいなヒットでしたね。5位はハウス系マッシュアップ(一応購入済)。David GuettaはフランスのセレブDJで、シトロエンのCMに使われているThe Eggの「Walking Away (Tocadisco Remix)」に彼の「Love Don't Let Me Go」のヴォーカル部分(歌っているのはChris Willisという別の人)を乗っけたというシロモノ。オリジナルの「Love Don't〜」は大好きなのですが、これはつまらんなあ。どうもこのマッシュは素人/ブート派生ではなくてビジネスライクな気がしてならない。

6位CassieはBAD BOYレーベルの新人。まさかUKで売れるとは。kinoさんとこで特集(?)されていた歌のヘタさはなかなか素敵でした。来年グラミーでNorah Jonesと一緒にBeatlesをデュエットしたらよいと思います。7位Snow Patrolは全米でも大ヒットになっている曲が再Top10入り。8位Arctic Monkeysはもう例のアルバムからのシングルカットはやめてまっさらな新曲、の割に最高4位はちょっと厳しい結果かも。でもこの曲はあんまり良くないと思います。ロングヒットの度合いまでBodyrockersに似てきたRogue Traders、この曲が浸透すればするほど次にヒット出せるのかとても心配。ラストはこれまたロングヒットを続けている新人SSW、James Morrisonでシメ。Bluntに似せすぎなジャケはいかがなものかと思う。


来週はJustinでガチですかね。先行シングルが個人的にイマイチだったKeaneの新曲、今度は「こういうの待ってました」な感じ。やっぱとりあえずアルバムは買っとくべきということか。配信限定のTall Pall(生きてたの!)のハウスリミックスもよさげです。PharrellやMissyといった一時代を築いたヒップホッププロデューサーたちの自己名義作は共に苦しい動き。Pharrellは「Can I Have It Like That」が、Missyは「Lose Control」が共に去年Top10ヒットだったのですが・・・


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2006年07月20日

7月17日 The Official UK Chart観察

根性の2週分連投。とりあえず最新チャートに追いついた。やれやれ。
最近はコメントもらえる量も増えてきてすごい嬉しいです。みんなラヴ。
その割にアクセス数が半年くらい前からちいとも伸びてないんだけど、
最近立て続けに、普段巡回してるブログが炎上してるのを見たので
これくらいがちょうどいっかーなんて思ってます。これからもよろしゅー。



○Singles

1 (1) Lily Allen / Smile -2 wks-
2 (2) Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie
3 (18) Rogue Traders / Voodoo Child
4 (4) Nelly Furtado / Maneater
5 (6) Sandi Thom / I Wish I Was A Punk Rocker [With Flowers In My Hair]
6 (5) Paolo Lutini / Last Request
7 (3) Razorlight / In The Morning
8 (23) Busta Rhymes (feat. Kelis & will.i.am) / I Love My Chick
9 (7) The Pussycat Dolls feat. Snoop Dogg / Buttons
10 (8) Ne-Yo / Sexy Love


14 (n) Shayne Ward / Stand By Me
16 (n) Rihanna / Unfaithful
18 (n) James Dean Bradfield / That's No Way To Tell A Lie
20 (n) Dirty Pretty Things / Deadwood
23 (n) Gnarls Barkley / Smiley Faces
29 (n) Nylon / Losing A Friend
32 (n) Milburn / Cheshire Cat Smile
33 (n) Rooster / Home
40 (n) Richard Ashcroft / Words Just Get In The Way



今週もLily Allenが1位をキープ。うーん、正直そんなに1位を独走するほど音のインパクトはないと思うんですが、これだけ評判になっている一因に歌詞の面白さがあるようなのでそこまで聞いてみないとちょっと判断は下せないかも。3位には先週も紹介したRogue Tradersが。しかし4つ打ちロックってどうしてもワンパになりがちだしかといって4つ打ちから離れるとハウスリスナーの支持も離れるだろうしすっごい厄介な手法だとは思うんですよね。Radio 4も新作でなんか苦労してたっぽいし。Rogue Tradersのアルバムはどんなことになってるんでしょ。


先週23位から8位に上昇してきたBusta Rhymesは「Touch It」に続いて連続Top10入り。今回はKelisとwill.i.amというなんじゃこりゃ感漂う布陣です。つながりが全く分からん。しかも曲までなんかBEPっぽくないですか?ちなみにBillboardでは「I Love My B****」と表記されてて(Top40に入りそうで入らない位置を迷走中)、chickの方はクリーンヴァージョンみたいです。でもChickって言葉も別にCleanな言葉じゃないらしいね。


14位はオーディション出身のShayneの3曲目は毎度の大仰なポップバラードでひとりIl Devoみたいなことになっています。まだまだザ・保守の道を突き進む模様。んがしかしこれフィジカルセールス込みの順位でこれなんですよ。ダウンロード先行とかじゃなくて。ヤバいですなあ、この人超短命に終わるかも。これじゃホントにNo Promisesだよ。一方のRihannaもひっじょーに前時代的なメロディラインのバラードで、ソングライターはNe-Yo。しかしこちらは前評判も良く、既にUSではTop10ヒット、UKでもダウンロードオンリーでこの位置なので最低でも5位くらいには入ってくるでしょう。これは結構言ってる人が多いことなんですが、Ne-Yoってパフォーマーとしてより裏方の方がやっぱり合ってる気がします。目指せ21世紀のBabyface。(いや、面構えのこと言ってんじゃなくて)


Manic Street PreachersのJames Dean Bradfieldがソロデビューして18位。TOTPのサイトに試聴リンクが無い上に名前がジェームス・ディーンだからなんかクラブ系の企画モノかなんか課と思いましたよ。元The LibertinesのCarlによる新バンドDirty Pretty Things(毎回こう書かないと忘れるんです)の2ndシングルは20位。ううん、微妙な位置ですね。何だかんだで結局Peteの方が人気あるのね。大ヒット曲「Crazy」のシングルを早々に廃盤にするという荒業で次に繋ぐGnalrs Barkleyの2ndヒットはDL先行で23位。さて来週どこまで登るか。


今週はだいぶ薄いですがここ最近ブログ全体の更新量が落ちてきてるのでこんなもんでご容赦を(汗) なんかもう色々無理ー これでも2時間くらいこの記事だけで時間かかってるしー 今週もまたジャケ写なしでスマソ


○Albums

1 (1) Muse / Black Holes & Reverations -2wks-
2 (2) The Kooks / Inside In/Inside Out
3 (n) Thom Yorke / The Eraser
4 (3) The Zutons / Tired Of Hanging Around
5 (8) Rihanna / Unfaithful
6 (11) Snow Patrol / Eyes Open
7 (7) Nina Simone / The Very Best Of
8 (4) Keane / Under The Iron Sea
9 (6) Fatboy Slim / Why Try Harder
10 (16) Ray Lamontagne / Trouble



Museが2週連続で1位。先行曲「Supermassive Black Hole」とN.E.R.Dの「She Wants To Move」のマッシュアップを偶然見つけて結構萌えた結果、Muse自体にもちょっと興味が出てきていたりw レディヘのThom Yorkeのソロ第1作が3位に初登場。アルバムのテーマが「忘れたい」「頭から離れてほしい」ことだからこのタイトルだそうで、各地のレコ屋さんではきっと某映画のタイトルとひっかけたポップが続発していることと想像します。”だからLet's Ride! ”(これはm-floの新曲ネタ)




Top10に初登場(たぶん)となるRay Lamontagneは見慣れない名前ですが、米ニューハンプシャー出身の新人男性SSWの模様。新人と言ってもこのアルバム、本国USでは2004年リリースのものでして何故ここに来てUKブレイクしてるかは分かりません。Jose GonzalesみたいなCMタイアップでしょうか。作風もアコギ主体の密室的な激渋フォークでこれは気になります。なのでシングルのほうの代わりに今回はアルバムジャケをピックアップ。ちなみに2004年の時点でBMGから国内盤が出てます。公式サイトによると8月にはニューアルバムからの新曲が届く模様ですが(UKでのシングルカットか?)これもジャジィ(?)でいい感じ。



○Dance Singles




1 (1) Justice vs Simian / We Are Your Friends (Ten)
2 (2) Bob Sinclar feat. Steve Edwards / World, Hold On (Defected)
3 (4) Till West & DJ Delicious / Same Man (Data)
4 (3) Sub Focus / Airplane/Flamenco (Ram)
5 (n) Bodyrox / Yeah Yeah (Eye Industries/UMTV)
6 (7) Solu Music feat. KimBlee / Fade (Hed Kandi)
7 (n) Visionary / Gimme Your Love/Jungle Rock (Digital Soundboy)
8 (6) Armand Van Helden / MyMyMy (Southern Fried)
9 (n) Plump DJs / Electric Disco (Finger Lickin')
10 (19) A-Studio feat. Polina / SOS (Absolution)



3位4位が入れ替わっただけで4強は動かず。5位に登場してきたBodyroxはFull IntentionのJohn Pearnが新しい相方を見つけての別名義ユニットによる、なんかGaku-MC & 桜井和寿の「手を出すな!」みたいな感じのヒップハウス。最近結構ラップ付きのハウス耳にする機会が多いと感じるのは気のせいかな。メインミックスがどれだかわかんなかったけどたぶんファンキー系統と言っとけば合ってるはず。レーベルもUMTVとなってるし作風もポップなのでいずれCDS化されるかも。
Visionaryはブレイクス、というかラガテイストのジャングル(!)。今でもあるんだジャングルって。ブレイクスユニットPlump DJsのこの曲は99年リリースのクラブヒットらしいんですが新リミックスが出たのかな。メンバーのAndy GardnerってStrike → Cut & Pasteを渡り歩いたAndy Gardnerじゃん(あれ、この人ってFreestylersには参加してなかったんだっけ?)。恥ずかしながらPlump DJsのメンバーだったとは知りませんでした。それ以前にPlump DJs自体を全然知りませんけど。
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7月10日付 The Official UK Chart観察

自分は「話を短く端折る」ってのがとにかく苦手なんだなあと思う今日この頃。
「要点を纏める」のもヘタかもしれない・・・。
たぶん「知ってることは全部言いたくなっちゃう」って性格なんだろうなぁ。
何がいいたいかっつーと、遅れてる今週分は適当にすませて最新分をやろうと思って書き出したのに結局長いんだ今日も。文と所要時間が。ああもう、今何時だと思ってるんだ!(注: この下書き書いてたの早朝でした - -;)


○Singles

1 (13) Lily Allen / Smile
2 (1) Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie
3 (15) Razorlight / In The Morning
4 (2) Nelly Furtado / Maneater
5 (42) Paolo Nutini / Last Request
6 (4) Sandi Thom / I Wish I Was A Punk Rocker [With Flowers In My Hair]
7 (3) The Pussycat Dolls feat. Snoop Dogg / Buttons
8 (5) Ne-Yo / Sexy Love
9 (n) Bob Sinclar feat. Steve Edwards / World, Hold On
10 (7) The Kooks / She Moves In Her Own Way


13 (74) George Michael / An Easier Affair
18 (n) Rogue Traders / Voodoo Child
20 (n) Justice vs Simian / We Are Your Friends
22 (n) Jamie T / Sheila
23 (n) Busta Rhymes / I Love My Chick
26 (n) Pipettes / Pull Shapes
29 (n) Jose Gonzalez / Hand On Your Heart
32 (n) Rifles / She's Got Standards
36 (n) Till West & DJ Delicious / Same Man
38 (n) Fall Out Boy / A Little Less Sixteen Candles, A Little More Touch Me



1位に飛び込んできたのは先週の記事にみなさんが寄せてくれたコメントでもう十分情報が出てるじゃないか(笑)、ということで私から申し上げることも何もござらんのですが、MySpaceをきっかけにデビュー曲で1位を獲得したLily Allen。この曲はボーっと聞いてるだけだとはすっぱなDidoに聞こえなくもない、エレクトロニカ×レゲエみたいな耳障りのいい、そしてちょっとアンニュイな曲なんだけど歌詞はFワード連呼とかで。Arctic Monkeys、Sandi Thom、そしてこのLilyと、ネット経由の派手なデビューが相次いでますなあ(どうやら一発屋に終わりそうなNizlopiもネット経由でのブレイク)。

Razorlightの新曲は、スマンけど出てたことさえ知らなかったセルフタイトルドの2作目からのリード。3位というのは昨年大ヒットした「Somewhere Else」の2位に次ぐ好成績です。もーごめん正直何をどう書けばいいのか分かんないっつのこういうのは比較対照とか知識とか興味とか軒並みないんだからってば!(逆ギレ) 6位のPaolo Nutiniはイタリアとスコットランドのハーフで(名前はもろイタリアンだけど出身はスコットランド)、まあいわゆるSSWです。さっそくポストJames BluntとかポストDaniel Poeterとか言われてるみたいですね、彼らよりも若干枯れた様な曲だと思いますけど。





フレンチハウス界の重鎮Bob Sinclar(読み方はサンクラー)が既に国際的なヒットになっている「World Hold On」で2曲目のTop10入り。前作「Love Generation」はUKでは11位でしたが、これが主に欧州大陸のほうで非常にウケがよかった関係でワールドワイドチャートではTop10に入るほどの大ヒットを記録、ワールドカップのタイアップまで付いたことでロングヒットにもなってるんですが、その現象がUKにもフィードバックされたのですかね。どこか懐かしい感じのこのアナクロなビート、最初Bambooの泡沫ヒット「Bamboogie」(98年英2位)かなあと思ったんですけどもっと似てるのがある気がする・・・。うーん、分からん!今年リリースのハウス作品では特に話題になっているアルバム『Western Dreams』からのカットで、アルバムの方はタイトルどおりカントリーっぽい色のついたハウスチューン多めでハウスとかクラブとかに縁がない人でもかなり聞きやすい音が多いと思います。これ気になるなあ。何気に国内盤も出てます。ていうかBob Sinclarって律儀にインディーが出してくれんだよね、国内盤。TOMMY BOY SILVER(古のヒップホップレーベルとして有名なTOMMY BOYのハウス系サブレーベルです)からのUS盤も出ます(もう出た?)。


13位にじょーじのまいこーさんが急に新曲とか出してみた模様。なんだなんだ、別にアルバム出るわけでもないのに。なんかJustin Timberlakeの「Rock Your Body」みたいなダンスチューン。確かイタリアでは1位獲ってたような気がする。

18位Rogue Tradersはオーストラリア出身のダンスロックバンド。かなりダンス側に踏み込んだ音で(リミキサーもTom Nevilleとか渋い)、去年のハイプBodyrockers(イギリス人とオーストラリア人がオーストラリアで結成)を思い出すなという方がムリです。ロックハウスの行く末を僕はけっこー関心を持って観察してるのですが、このバンドがUK進出を果たしてブレイク(今週はDLオンリー)を果たしたことで「ロックハウスは衰退しつつある」って主張は撤回しなきゃいかんかもです。だってオーキー売れたしJunkie XLはアルバム良かったし・・・(いじいじ)。今年はWolfmotherも話題になってるしオージーロックが熱いですね(すごく適当なことを言っている)。


20位のJusticeはFranz Ferdinand「Do You Want To」のリミックスなどでも知られる、フランス発のエレクトロクラッシュ系コンビで、UKのポストサイケ時代のバンドSimianのリメイクであるこの曲が数年前から2 Many DJsやDJ Hellといった変態さんたちに回されまくったあげくとうとうVIRGINからのライセンスによりポップチャートに入ってきてしまいました。こんなアシッドエレクトロがTop20に入ってくるとは恐るべしイギリス。ダンス系ヒットとしては昨年のAudio Bullys並に驚きました、僕は。チャート見て慌てて買ってみたのでまた今度別記事書くわー(Bob Sinclarも結局シングル一緒に買った)。

29位に初登場は、ソニーの液晶テレビ「ブラヴィア」のCMソングに使われた「Heartbeat」が大ヒットしたJose Gonzalesの新曲。またもやほっこりするフォークソングを聞かせてくれます。04年リリースのアルバム『Veneer』はロングヒット中。当時から知ってる人は知ってたみたいですよ、誰か日本人アーティストでこれを2004年のベストに上げている人を見ました。39位と急に低迷したFall Out Boyの新曲ですがこれは本国USでも不発弾に終わった感がある、というか、ほぼ同時期に舎弟のPanic! At The DiscoがまるでFOBの代理ヒットみたいな曲「I Write Sins Not Tragedies」でブレイクしてしまったために陰に隠れちゃったんじゃないかと。1stヒットの「Sugar, We're Goin' Down」と似たり寄ったりな曲なので、「同じくらいいい曲」と評価されりゃもうちょっと売れても良かったと思うのですが。




○Albums

1 (n) Muse / Black Holes And Revelations
2 (3) The Kooks / Inside In/ Inside Out
3 (5) The Zutons / Tired Of Hanging Around
4 (2) Keane / Under The Iron Sea
5 (1) Lostprophets / Liberation Transmission
6 (4) Fatboy Slim / Why Try Harder -The Greatest Hits
7 (6) Nina Simone / The Very Best Of
8 (10) Rihanna / A Girl Like Me
9 (n) Johnny Cash / American V -A Hundred Ways
10 (7) The Pussycat Dolls / PCD



Museのニューアルバムが初登場1位。ロック系が次々1位を掻っ攫ってくなあ。記事書いたときはそれほど興味のなかったリード曲「Super Massive Blackhole」ですが、最近この曲使った素敵なマッシュアップに出会ったおかげで妙に気になり始めました。まあアルバム買うつもりはないけど・・・。ロングヒットを記録中のThe Kooksはここに来て2位まで駒を進め、初の1位に王手。どっかスキがあれば1位獲っちゃいそうですね。2曲連続のシングルヒット効果かThe Zutonsもセールスが安定してきてロングヒット気流に乗り始めたように見えます。9位には全米アルバムチャート1位を記録したカントリーのベテランJohnny Cashが入ってきてます。それにしてもこのメンツだとRihannaとPCD浮きすぎだな。





○Dance Singles




1 (n) Justice vs Simian / We Are Your Friends (Ten)
2 (n) Bob Sinclar feat. Steve Edwards / World Hold On [Children Of The Sky] (Defected)
3 (n) Sub Focus / Airplane/ Flamenco (Ram)
4 (n) Till West & DJ Delicious / Same Man (Data)
5 (n) Peaches / Downtown (XL Recordings)
6 (2) Armand Van Helden / MyMyMy (Southern Fried)
7 (4) Solu Music feat. KimBlee / Fade (Hed Kandi)
8 (7) Timmy Vegas & Barbara Tucker / Dutty Funk [We Can Do] (MN2S)
9 (10) Tom Novy / Your Body (Data)
10 (11) Jamiroquai / Space Cowboy (Columbia)



ポップチャートと位置逆転!フランス勢同士の頂上決戦はJusticeがBob Sinclarの上を行く結果となりました。Justiceの方はもうクラブでは3年以上プレイされてる曲らしいので(2003年って言ったらちょうどエレパンって言葉が世に広まった頃じゃん)、アンダーグラウンドでの潜伏期間の長さで勝ったってとこでしょうか。3位4位もポップチャートとは逆で、サイバー感溢れるドラムンベースのSub Focusが今週ポップチャート38位にエントリーしたハウスチューンを下しています。ていうか自分ドラムンベース殆ど興味ないんだけどこの両A面どっちもなんかカコイイな。聞いてみる? 上位を占拠した初登場勢のどん尻はDaft Punk「Technologic」のリミックスもしてたエレパンクイーンのPeaches。すごいアヴァンギャルドな人っぽいなあ。どことなくBEPの「My Humps」っぽい「ごだん、ごだん、ごだんたん(=go down town)」のフレーズが印象的なオリジナルも嫌いじゃないけど、僕はSimian Mobile Disco Remixのアシッドディスコっぷりの方が好き。

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2006年07月09日

7月2日付 The Official UK Chart観察

もう遅刻が常態化してきた・・・



○Singles

1 (2) Shakira feat. Wyclef / Hips Don't Lie
2 (1) Nelly Furtado / Maneater
3 (11) The Pussycat Dolls feat. Snoop Dogg / Buttons
4 (3) Sandi Thom / I Wish I Was A Punk Rocker [With Flowers In My Hair]
5 (21) Ne-Yo / Sexy Love
6 (5) The Automatic / Monster
7 (14) The Kooks / She Moves In Her Own Way
8 (6) Sergio Mendes feat. The Black Eyed Peas / Mas Que Nada
9 (7) Infernal / From Paris To Berlin
10 (4) Muse / Supermassive Black Hole


13 (n) Lily Allen / Smile
15 (n) Razorlight / In The Morning
19 (n) Michael Jackson / Blood On The Dancefloor
22 (62) Kelly Klarkson / Breakaway
23 (n) Guillemots / Made-Up Lovesong Number 43
28 (n) Long Blonds / Weekend Without Makeup
34 (n) Cord / Winter
35 (n) Larrikin Love / Downing Street Kindling
39 (n) Fatboy Slim / That Old Pair Of Jeans





ごめんなさいパス1です。







と、今週分はこれだけで逃げる気でいましたが、パスしたつもりでユルく書けばそれでいいんじゃんという開き直りの境地に達したのでいつも以上に適当な気持ちでコメントを書いてみることにします。もう曲も聞かないし調べもしない。知らないものは知らない週。文字ばっかでつまんないけど画像も貼らない。13位のLily Allenとかいかにもカワイイ女の子SSWみたいな名前で気になるけど、一体どんなカワイイ女子だ!と思わせといて実は野郎かよ=Ashley Parker Angelみたいな裏切りは要らないから調べない。Guilemotsの新曲はなんか奥田民生みたいなタイトルですね。カスタムメイド。


で、1位はShakira。上がりましたねえ。さっきみたW杯決勝戦直前のパフォはチャートにどう影響するだろうか。でも思ったよりもしょぼいステージでちょっと残念だったな。あんな狭いところでやったからってのもあるけど。あと一緒にくっついてた「Bamboo」って曲は何なんですか。

予想通りにPCD、Ne-Yo、The KooksがTop10に進出。PCDこれで4曲全部Top3ヒットですよ。Kooksは2曲連続Top10。手堅くシングルを当てて、アルバムも完全にロングセラー街道まっしぐらの動きです。音的にはともかく、ポジションとしてはKaiser Chiefsみたいな感じなんだろうか。

それからロングセラーといえば今週まだ9位にいるInfernalですが、何とこれが今年の暫定年間チャートで2位だそうです。1位はもちろんGnarls Barkley。彼らはとうとう全米での首位が見えてきました。ちなみに唐突にUKチャートから「Crazy」が消えたのはシングルをいきなり廃盤にしたからだそうで(kinoさん情報)、ダウンロードポイントのほうは相変わらず稼いでるみたいです。


62位からケリクラの「Breakaway」が上がっては来たものの意外に伸びず22位。思えば彼女の快進撃はこの曲から始まったんですよね。『Breakaway』から、USでの1stシングル。アルバムでもしょっぱなに収録されてますけど、本当ならシメの1曲の方が順番としては相応しいと思います。しかしこの曲がヒットした時点でここまでの活躍を予想してた人はどのくらいいただろうか。

オリコンでは1位となったベスト盤からFatboy Slimの新曲が到着するも39位。正直この曲意味が分かりません。でもシングルにはあの「Right Here, Right Now」のFreemasons Remixが入ってるからちょっと気になってたんだよね・・・と思っていたらいきなり我が家にデリバリーされてびびりました。注文ボタンを押した記憶すらありません。昨日の晩御飯なんて覚えているわけがありません。


そういえば今週64位にA-Studio feat. Polinaの「SOS」という曲が初登場してるんですが、同タイトルの曲が今年に入ってもう3曲もTop75に入ってるんですよね。一つはみなさんご存知Rihannaのアレ、もう一つはFilterfunkのコレです。後者は副題付きとはいえ、こういう記録って結構珍しいんじゃないでしょうか。




○Albums

1 (n) Lostprophets / Liberation Transmission
2 (1) Keane / Under The Iron Sea
3 (4) The Kooks / Inside In/Inside Out
4 (2) Fatboy Slim / Why Try Harder -The Greatest Hits
5 (n) The Zutons / Tired Of Hanging Around
6 (7) Nina Simone / The Very Best Of
7 (23) The Pussycat Dolls / PCD
8 (3) The Automatic / Not Accepted Anywhere
9 (5) Sandi Thom / Smile…It Confuses People
10 (19) Rihanna / A Girl Like Me



日米でもそこそこ売れてる模様のLostprophetsがKeaneから1位を奪取。どことなく”フェス系”アーティストが上位に来てますがUKでもやっぱ夏はフェスの季節なのかしらん。

PCDの恐ろしいところは、他のアイドルやR&B系と違ってまともにアルバムが売れとるところです。シングルにひっぱられて23位からTop10まですっ飛んでまいりました。Ne-Yoの49位→今週37位という動きと比べるとより彼女たちの人気が実感できます。その点ではRihannaもCiaraとかに比べるとかなり頑張ってるほうで、この上昇はそろそろUKでも「Unfaithful」がカットされる予兆っぽいな。

ところで今まで敢えて触れずに来たんですが、Nina Simoneのベストがやたら売れてるのはなんでなんでしょう?例によってベテラン過ぎてどういう人か自分には分からないタイプの人なんですが、コレだけ売れてる理由はなんでしょ。なんかマッシュアップっぽい曲(vs表記)がシングルチャートに入ってた記憶はあるけど別に大ヒットしてたわけでもないし。

ところで下の方ですが、Trinitiの『Triniti』ってアルバムが入ってるのがちょっと気になります(今週28位)。たぶん去年日本のレコ屋でよく見かけたダンスホール系の女の子じゃないかと思うんですが、微妙に世界進出してるんでしょうか。

あと今夏突然の日本デビューが決まったCrazy Frogが64位に再登場。その名も『More Crazy Hits』。よくやるな。日本盤の選曲はちょっと気になるところです。新曲出るわ英米で選曲違うわでトラックが散逸気味なので、せっかくやるなら全曲コンプリートして欲しいところです。自分は買わないけど。だって買っちゃったんだよ。それもUK盤の初版を。しかもmeantimeの年間投票でベストテンに挙げちゃったんだよ。他に選ぶものが無くて。



○Dance Singles

1 (n) Fatboy Slim / That Old Pair Of Jeans (Skint)
2 (1) Armand Van Helden / MyMyMy (Southern Fried)
3 (n) A-Studio feat. Polina / SOS (Absolution)
4 (3) Solu Music feat. KimBlee / Fade (Hed Kandi)
5 (24) Joey Negro / Make A Move On Me (Data)
6 (21) Dave McCallan / B*tch (Nebula)
7 (4) Timmy Vegas feat. Barbara Tucker / Ditty Funk (MN2S)
8 (n) Corenell feat. Ann Bailey / A Deeper Love (Gusto)
9 (13) Beatfreakz / Somebody's Watching Me (Data)
10 (27) Tom Novy feat. Wayne Marshall / Your Body (Data)



Norman Cook先生が1位。これ全然ダンストラックじゃないんですけど。何かいいリミックスでも出てるんですかね。ところで先生は何で自分の曲を出す時は未だにSKINTからなんだろう。そういう契約なのかな。ちなみに先生のレーベルが2位Armand師匠も名を連ねるSOUTHERN FRIEDね。

3位には先ほど触れたA-Studioが。Kylie MinogueやDeep Dishのリミックス実績があるSkylarkのテック/プロッグハウス方向のリミックスが話題になっているようです。5位Joey Negro、9位Beatfreakz、10位Tom Novyはそれぞれポップチャートでもヒットした、とっくに旬を過ぎたはずのトラックですがこういうのがフっと再上昇してくることはどうやらこのチャートでは珍しいことではないみたいなので気にしないでおきます。ブートリミックスでも出たんじゃね?とか適当なこと言っとく。

6位のDave McCallumはどっかで見たことある気がするけど失念。8位のはレーベルがGUSTOってことで推して知るべしのポップハウス、と思ったら結構ファットなアッパーハウスだった。C+C Music Factoryのカヴァーとのこと。そのスジの通にはたまらないですね(?)。
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2006年07月04日

6月26日付 The Official UK Chart観察

また次の週の更新に追いつかれてしまった。ああもう。


○Singles

1 (1) Nelly Furtado / Maneater -3rd week-
2 (3) Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie
3 (2) Sandi Thom / I Wish I Was A Punk Rocker [With Flowers In My Hair]
4 (46) Muse / Supermassive Black Hole
5 (4) The Automatic / Monster
6 (29) Sergio Mendes / Mas Que Nada
7 (6) Infernal / From Paris To Berlin
8 (39) Lostprophets / Rooftops [A Liberation Broadcast]
9 (41) The Zutons / Valerie
10 (7) Pink / Who Knew


11 (n) The Pussycat Dolls feat. Snoop Dogg / Buttons
14 (n) The Kooks / She Moves In Her Own Way
18 (69) The All-American Rejects / Dirty Little Secret
21 (n) Ne-Yo / Sexy Love
22 (n) Michael Jackson / Stranger In Moscow
27 (n) Lupe Fiasco / Kick Push
38 (n) The Young Knives / She's Attracted To
39 (n) The Editors / Blood


アメリカの方でも「Promiscuous」が1位になっているFurtadoが3週目の1位を堅持。ShakiraとSandi Thomが入れ替わりましたが、この動きを見てるとW杯決勝戦直前に行なうとかいう話のパフォーマンスのあとでShakiraが1位まで上がってくるかもしれませんね(注:一応この原稿を下書きした時はまだ次週分が出てない段階だったの!わざとらしく書きやがってとか言わないで!・泣)。その時期に1位獲りそうなリリースが特に見当たらないんだけど、何となくBob Sinclarが空恐ろしいな。


今週4位に登場のMuse新曲は6/28リリース(日本)の4th『Black Holes And Reverations』からの1stシングル。ファルセットとか、若干エレクトロニカっぽいところがUKバンドらしさなんでしょうが、全体的な印象はなんかアメリカのバンドみたいなヘヴィ系の音。2000年のチャートデビュー以来(バンドとしてのデビューは前年)最高位を更新。サマソニに出演。続いて先週既に紹介したSergio MendesがTop10入りしてますが、なんとこれが彼にとってUKで初となるTop40ヒットだとか。ところでこれ、ひょっとしてW杯に絡めたヒットですかねえ?日本では随分先行でヒットしてましたが、UKではこの時期までわざと温存されてたのでしょうか。


Rooftops.jpg

今週のPrimeは8位のLostprophetsにしてみます。3作目『Liberation Transmission』からのリードシングルは既にアメリカのロックチャートでもヒット中のキャッチーなラウドロックで、メンバーのルックスがいいのでなんかアイドルがグループだった以後にやりがちな雰囲気が漂ってますね。本人達はMetallicaとか好きらしいんですが、音はそんなに重くなくて例えばStory Of The Yearの「Until The Day I Die」あたりにも通じる分かりやすいサビメロがいい感じです。チャート的にはこの順位は自己最高記録タイ。彼らもサマソニに出ます。ついでに9位に登場のThe Zutonsはこれで2曲連続のTop10ヒット。結構マニア受け系のバンドっぽいのでこの連続ヒットはすごいことな気がする。曲はなんかレトロなロック。超適当コメントですまん。


PCDはこれでデビューアルバムから4曲目のカットですがダウンロードポイントのみで11位ということで4曲連続のTop3ヒットも見えてきました。なんかすごい熱狂的に受け入れられてないかPCD?このテのアイドル/ポップR&B系にしてはアルバムセールスもそこそこ順調なんですよね。今回はScott Storch作のアラビア〜ンなトラックで、シングルヴァージョンに新たにSnoopを引っ張り出してきました。ちなみにBillboard上ではBig Snoop Doggと表記されてます。「Naïve」のロングヒットで上昇気流に乗るThe KooksもやはりDLオンリーで14位と高順位のエントリーを果たし、2曲連続のTop10ヒットは必至。

18位にはUSでのブレイクから少し間をおいてThe All-American RejectsがUKチャートデビュー。しかしほぼ同時期にブレイクしたFall Out Boyが2曲連続でTop10ヒットしてることを思うとちょっと物足りない結果かも分からんね。この曲よりも次の「Move Along」の方が個人的にはいい曲だと思うので次回また頑張れ。21位Ne-Yoは予てから評判のよかった「Sexy Love」をカット。前評判に違わずこの曲もDLオンリーでこの位置なのでTop10は確実でしょう。この前の「When You're Mad」は全然いいと思わなかったのでこの曲のヒットはちょっと嬉しいですが、実は「When〜」ってUKではカットされてなかったんですね。デビュー曲の「Stay」も当然UKではヒットしてませんので、これはNe-YoのUKでは2曲目のヒットです。



○Albums

1 (1) Keane / Under The Iron Sea -2nd week-
2 (n) Fatboy Slim / Greatest Hits: Why Try Harder
3 (n) The Automatic / Not Accepted Anywhere
4 (7) The Kooks / Inside In/Inside Out
5 (2) Sandi Thom / Smile…It Confuses People
6 (3) The Feeling / Twelve Stops And Home
7 (8) Nina Simon / The Very Best Of
8 (22) The Zutons / Tired Of Hanging Around
9 (5) Nelly Furtado / Loose
10 (12) Dixie Chicks / Taking The Long Way



Keaneが2週連続の1位。アメリカでも初登場4位とブレイクしました。まあUSではこの後どこまでセールス伸ばすか全く見当付きませんが。2位はオリコン洋楽チャートで既に1位獲得済みのFatboy Slimのベスト。The Automaticはシングル「Monster」の好調を受けて3位に登場、KooksやZutonsもシングルヒットを受けてランクアップしてます。先頃50万枚超のセールスで全米1位を獲得したDixie ChicksはUKで初のTop10入り。圏外ではShakiraの『Oral Fixation Vol.2』が「Hips Don't Lie」の影響で14位にリエントリーしたほか、Dannii Minogueのベストが17位と微妙な結果、18位にはMadonnaのライヴCD+ドキュメンタリーDVDという変則的な作品が出てます。



○Dance Singles

Mymymy06.jpg

1 (1) Armand Van Helden / MyMyMy (Southern Fried)
2 (n) John Digweed / Warung Beach (Bedrock)
3 (2) Solu Music feat. KimBlee / Fade (Hed Kandi)
4 (n) Timmy Vegas & Barbara Tucker / Dutty Funk [We Can Do] (MN2S)
5 (5) Krafty Kuts & Tim Love / Bass Phenomenon
6 (n) Bimbo Jones / Harem 1 Stop (Columbia)
7 (3) Jamiroquai / Space Cowboy (Columbia)
8 (n) Cyantific / Ghetto Blaster/Coming Unstack (Hospital)
9 (14) Blaze feat. Barbara Tucker / Most Precious Love (Defected)
10 (6) Clipz / New Generation/Smash (Full Cycle)



HeldenさんV2。2位John Digweedはプログレッシヴ・ハウス方面の大物でBEDROCKはかつての彼のやっていたユニット名であり、99年に立ち上げたセルフレーベル名でもあります。この曲は自己名義としては初作品だそうで、古い例えだけどPete Shellyの「Telephone Operator」みたいなうねりのあるアシッド・エレクトロなアッパーハウスになってます。これはよいね。

Timmy Vegasはポップチャートの方でも「Strings Of Life」(Derrick Mayのカヴァー)が昨年全英6位の大ヒットを記録して名を挙げているSoul Centralの片割れで、ハウスシーンにおける最強のソウル系シンガーと言えるBarbara Tuckerを起用して流麗なソウルフルハウスをドロップ。これもやべー。BarbaraはBlazeとの「Most Precious Love」が9位にリエントリーしてきてTop102曲同時です。

そしてハウス通、とくにポップハウスに詳しい人なら驚いたであろうBimbo Jonesの自己名義作品が6位に登場。今まではずっとポップアクト中心のリミックス専門ユニットだったはずなのに。しかもレーベルがColumbiaって何ですかあなた。一昔前のファンキーハウス然としていて非常にキャッチーなこともあるしCDSのリリースがあればポップチャートへのクロスオーヴァーの期待も大。

9位はブレイクス系の新人で、アルバムからのタイトルトラック「Ghetto Blaster」のリミックスと新曲のカップリングで登場。この界隈は全然分かりません、すまぬ。
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2006年06月26日

6月19日付 The Official UK Chart観察

ぎゃー、また1週間遅れてしもたー。
なんかもう色々追いつかない。
ところでバカガエルが今さら日本デビューするらしいよ。


○Singles

1 (1) Nelly Furtado / Maneater -2nd week-
2 (2) Sandi Thom / I Wish I Was A Punk Rocker [With Flowers In My Hair]
3 (54) Shakira feat. Wyclef Jean / Hips Don't Lie
4 (4) The Automatic / Monster
5 (n) Bon Jovi / Who Says You Can't Go Home
6 (6) Infernal / From Paris To Berlin
7 (7) Pink / Who Knew
8 (3) Embrace / World At Your Feet
9 (10) Baddiel, Skinner & The Lightening Seeds / 3 Lions
10 (n) Sham 69 & The Special Assembly / Hurry Up England


12 (52) Armand Van Helden / MyMyMy
18 (74) Solu Music feat. KimBlee / Fade
19 (61) Fratellis / Henrietta
20 (n) Dannii Minogue / So Under Pressure
22 (66) T.I. / Why You Wanna
26 (n) Michael Jackson / They Don't Really Care About Us
29 (n) Sergio Mendes feat. The Black Eyed Peas / Mas Que Nada
39 (n) Lostprophets / Rooftops



既にあちこちで大評判のShakiraが絶好のタイミングでUKにも上陸するも3位。あれ、1位取れなかったかあ。ただ今後W杯の決勝直前におけるこの曲のパフォーマンスが控えているので、その影響がどう反映されるか楽しみです。日本でもこの曲はシングルカットされるので、反響次第ではオリコンチャート上でのヒットも期待できたりして。この曲は今までにいろいろ書いてきたので改めて書くことがないっす。Wyclef作で元々はClaudette Ortizとのデュエットだった「Dance Like This」のリメイク。レゲトンの要素があくまでも補助的に使われているのが好感度高いです。おそらく今年屈指の完成度を誇るポップチューン。


Who Says You Cant Go Home

Bon Joviの新曲はアメリカで「It's My Life」以来のTop40ヒットとなった「Who Says You Can't Go Home」。もろポップカントリー風サウンドな上、昨年カントリー界を席巻した新人グループSugarlandのJennifer Nettlesを迎えたデュエットヴァージョンが作られたためカントリーチャートで1位を獲得するというある意味奥の手ヒット。曲自体はよく出来てます。UKでは今でも人気は高いのでそういう事情は特に関係ないと思います。ていうかUS先行ヒットなのにUSでのヒット理由がUKでのチャートアクションにあまり関係してこない例は珍しいのでは。

10位はまたもワールドカップ関連。ごめん割愛させて。


12位のArmand Van Heldenは2004年に15位になっている「MyMyMy」が新たにTara McDonaldのヴォーカル付きヴァージョンになって再登場。アルバム『Nympho』からのシングル群が特にヒットしなかったことを考えると、近年のHelden作品ではやたら人気ですねこの曲。買っとけばよかった。

そして、絶対Top10当確だと思ってたSolu Musicは無念・・・18位。シングル買ってありますんで別口で改めて取り上げますが、元々は2001年のクラブヒットで、今回はリミックスによるシングルヒット。アナログでは既に半年くらい前からクラブでヘヴィープレイされていたもので、今年最大のクラブからのクロスオーヴァーヒットではないかと思っていたのですが・・・残念。やっぱりあれですかね、ジャケとかMVとかがまるでDATA的な安っぽさを漂わせてたのがいけなかったんですかね。つーか、単にクラブヒットのポップチャート入りが難しくなっているんだということでしょうが。


全英チャートのダニことDannii Minogueのベスト盤からの新曲は20位。えらい微妙な位置ですが、まあ今はW杯関連のイレギュラーなヒットが上にぼこぼこ居ますから実際のセールスでは「Perfection」や「You Won't Forget About Me」とそんなに変わらないかもしれませんな。よく分からんけど。一応オーダー済みですので届き次第恒例(つっても2回目)のダニレポートをお届けします。やっぱりこいつは「昔姉がやってたこと」の焼き直しを意図的にやってるよ。次はMadonnaライクな発想で「You Should Be So Lucky」みたいなタイトルの80's風ユーロビートやったらどうですかね。

サイトによっては表記が「Ti」なんてまるでMiみたいなことになってるT.I.の実質UK初上陸曲となる「Why You Wanna」は思ったよりも伸びず22位。USにおけるアーティストパワーがピークを迎えつつある中でしかもこれはCrystal WatersネタってことでUKヒット確実と思ったのですが。「Why〜」はまだUSでのヒット規模が小さいからこんな結果になったのかもしれません。だったら普通に「What You Know」切ってみてもよかったのかもね。


恒例のマイコー再発はやっと自分がリアルタイムで経験した曲が登場してきました。ていうかほぼコレ1曲しか経験してない気がしますが。確か95年か96年に出たベスト盤(と新作の抱き合わせ2枚組)からの新曲。

29位は・・・あー、とうとう出てしまいました。ブラジルの超大御所Sergio Mendesが何を思ったかBlack Eyed Peas周辺の人脈を大量投入して作ったアルバム『Timeless』から、そのBEPをフィーチュアした自分の過去ヒットのセルフリメイク。というかほぼBEPによる「Mas Que Nada」のリメイクですが。大嫌いなのでせめて日本限定ヒットに終わってくれいと思ってたのですがBEPはもう止まんないみたいです。DLのチャートインにつき来週のジャンプアップ必至。あ゛ー




○Albums

1 (n) Keane / Under The Iron Sea
2 (1) Sandi Thom / Smile... It Confuses People
3 (2) The Feeling / Twelve Stops And Home
4 (4) Paul Simon / Surprise
5 (n) Nelly Furtado / Loose
6 (7) Red Hot Chili Peppers / Stadium Arcadium
7 (11) The Kooks / Inside In/Inside Out
8 (10) Nina Simone / The Very Best Of
9 (28) Eagles / The Complete Greatest Hits
10 (9) Snow Patrol / Eyes Open



そりゃ1位は獲りますわなあKeane。前作あれだけ売れりゃね。僕も『Hopes And Fears』超好きなのでこれももちろん買うつもりですが、正直そんなに期待してなかったりするので優先順位は低め・・・。Keaneよりは5位初登場のNellyの方が今は気になります。試聴したけどかなりきちんと作りこまれてるっぽい感じだった。Eaglesは何があったんでしょうか。





○Dance (Singles)

Mymymy06.jpg

1 (n) Armand Van Helden / MyMyMy (Southern Fried)
2 (n) Solu Music feat. KimBlee / Fade (Hed Kandi)
3 (2) Jamiroquai / Space Cowboy (Columbia)
4 (n) Eric Morillo / Jazz In Your Face (Subliminal)
5 (n) Krafty Katz & Tim Love / Bass Phenomenon (Against The Grain)
6 (n) Clipz / New Generation/Smash (Full Cycle)
7 (1) Ron Hall & The Muthafunkaz / The Way You Love Me (Defected)
8 (4) Loleatta Holloway / Love Sensation 06 (Gusto/Salsoul)
9 (5) Beatfreakz / Somebody's Watchin' Me (Data)
10 (n) Teamsters feat. Errol Reid / Feels Like Love (Positiva)



実はUKクラブチャートって今まで全然見てなかったんでこんなことではイカンと思い、これからゆるーく取り上げることにしました。こちらではレーベルが重要なのでカッコ書きしてあります。曲の副題じゃありませんのでお間違いなきよう。1位をジャケ写付きにしたのは気分の問題兼えこひいき(ジャンルの)。

1位2位は総合チャートでもTop20ヒットになったHeldenとSolu Musicが順番に並んでます。4位Eric Morilloは元Reel 2 Real。今はSUBLIMINALレーベル総帥としてハウス界の大物やってます。自己名義の新曲、音は未聴。5位のKrafty Kutzは知りませんがTim Loveってのは「It Just Won't Do」のヒットで知られるTim Deluxeです。なんでチャートではこんな表記に?変態気味のブーティーなテックハウス、いやブレイクスか。6位はドラムンベース。そっちでは有名なユニットみたい。10位Teamstersは大好きなMorjacのプロデュースだと知って慌てて発注した裏声ばりばりフィルターモノ。こういうときはいつもカイマンにお世話になるなあ(笑) ちなみにDannii Minogueが11位でした。あと3位のJamiroquaiが気になる人多いでしょうが、これは94年当時に大ヒットしたDavid Moralesのリミックスをモチーフとした2006年リミックスのリリースによるチャートランです。これシングルリリースされねえかなあ。
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2006年06月17日

6月13日付 The Official UK Chart観察

2週分連続アップ。あーせーせーした。
明日にはまた来週のが出ちゃうけど。


○Singles

1 (8) Nelly Furtado / Maneater
2 (1) Sandi Thom / I Wish I Was A Punk Rocker [With Flowers In My Hair]
3 (38) Embrace / World At Your Feet
4 (23) The Automatic / Monster
5 (2) Gnarls Barkley / Crazy
6 (4) Infernal / From Paris To Berlin
7 (5) Pink / Who Knew
8 (11) Tony Christie / [Is This The Way To] The World Cup
9 (3) Keane / Is It Any Wonder?
10 (48) Baddiel, Skinner & The Lightening Seeds / 3 Lions


11 (50) Crazy Frog / We Are The Champions [Ding A Dang Dong]
13 (n) Tonedef Allstars / Who Do You Think You Are Kidding Jurgen
14 (n) Morissey / The Youngest Was The Most Loved
15 (19) Stan Boardman / Stan's World Cup Song
18 (n) Depeche Mode / John The Reverator/ Lilian
20 (53) The Streets / Never Went To Church
25 (59) Lordi / Hard Rock Hallelujah
27 (63) Mariah Carey feat. Snoop Dogg / Say Something
30 (n) Trinidad & Tobago Tartan Army / Scotland Scotland Jason Scotland
32 (n) Sugababes / Follow Me Home
34 (n) Michael Jackson / Earth Song
35 (n) Dancan James / Sooner Or Later
37 (n) Talksport Allstars / We're England [Tom Hawk]
39 (n) Hope Of The States / Sing It Out



Furtado強かった!DLのみでTop10に入ってきた人気はダテじゃなかったですね、Sandi ThomのNo.1は一週のみに終わってNelly Furtadoの「Maneater」が彼女初のUK No.1ヒットとなりました。そしてそしてアメリカの方でも「Promiscuous」が1位に王手をかけてまして、ひょっとすると別々の曲で英米同時1位を達成してしまうかも。これって実現したらきっとレア記録ですよねー。ちなみにカナダ人シンガーの全英1位はCeline Dionの「My Heart Will Go On」以来8年ぶり出そう。そっか、NickelbackもAvrilも去年のDaniel Powterもみんな1位には届いてないんですね。


先週に引き続きワールドカップ関連が好調です。3位のEmbraceがイングランドの公式ソングで、日を同じくして発売されたアルバム『This New Day』の新装・限定盤にもボートラという形で収録されているとのこと。いやぁ、いい商売になりましたな(笑)。正直なところ、僕としては大味すぎてイマイチな曲ではあるかなあ。スタンドで大合唱するための曲なんだからそれで正しいんですが。というかEmbraceに公式ソングのオファーが行ったのも、合唱曲の作り方が上手いと評価されたからだとか。イングランドの活躍次第でロングヒットになるか?

ついでなのでW杯関係の曲だけ先に。Tony Christieは先週も書いたとおり昨年の大ヒットチャリティソング「(Is This The Way To) Amarillo」の替え歌でTop10まで上昇。10位の「3 Lions」は元々96年の欧州選手権時の公式ソングだった曲で、サッカーファンの間では定番曲だそう。96年に1位、それから98年にセルフリメイクでやっぱり1位になってて今回で3度目のチャートイン。

11位のCrazy Frogはまあわかると思いますがQueenのカヴァー。こういうのにカヴァーの許可出すなよ(笑) バカガエル+サッカーとくればやはり僕としては「フリーキックのときに守備側の選手がお股を自己防衛してる光景」をナマでやって欲しかったのですが、さすがにビデオにそういうシーンはなかったです。残念。ていうか買ってませんよ、さすがに今回は、ね。。。何気にこれで4曲目のTop20ヒット。しぶとい。13位はよく分かんないんですが、英国のゴシップ紙The Sunの仕掛けたW杯ソングで、イングランドが優勝した66年大会の決勝でハットトリックを決めた選手が参加してる模様。今年はイングランド優勝から40年目ということで盛り上がってるそうですが、40年も優勝してないのか・・・と思うとちょっと意外。

あーもうW杯ネタ多すぎ。30位の曲はスコットランドの応援歌に見せかけて実はトリニダード・トバゴのジェイソン・スコットランドって選手を取り上げた曲らしいです。トリニダードはBグループでイングランドと当たるということで(ライバルの)スコットランド人にとっても応援歌扱いになるらしく、そんな理由でUKチャートにも登場してきたようです。ここらへんの感覚はなかなか日本人には分かりづらいですねー。UK=イングランド+スコットランド+ウェールズ+北アイルランド+etc.ですので。ちなみにそのイングランドvsトリニダード戦は2-0でイングランドが勝ちました。37位もW杯モノだろうけどもうカンベンしてくれ。


では通常営業に戻ります。4位に上昇してきたThe AutomaticはKaiser ChiefsやThe Ordinary Boysを送り出したB-UNIQUEレーベルからのニューカマーということで注目されているようです。初のTop10ヒット。オーソドックスなダンスロックって感じで、よく出来てるしキャッチーだとは思うけど特筆すべき点はあんまないかなあという印象。どうにもロック系には情報にも音にも疎くてまともなことが書けません、すまぬ。


18位のDepeche Modeですが最新作『Playing By Angel』から4枚目のシングルにしてまたもやTop20に入ってきました。律儀にリミックスシングルを出してるのが功を奏してるんですかね?今回はMadonnaの新曲もリミックスしているTiefschwarzあたりが目玉か。25位のLordiは聞きなれない名前ですが、先日行なわれたユーロヴィジョンの優勝者。スコットランドのメタルバンドなんですが、もうちょっとマトモな曲名付けれんかったんかいなと突っ込みたくなるところです。ヘヴィメタっていうか、80年代のハードロック/産業ロックっぽい。The Streetsは意外に伸びず20位。『The Hardest Way To Make An Easy Living』からの2ndシングルはなんかダメな時のEminemみたいなゴスペル風バラード。Guillemotsっつーどっかで聞いたことのあるUKバンドがライヴでカヴァーしてロックリスナーの間でちょっと話題になったようです。


Say Somethin

27位にはMariah Carey、2005年最大のワールドセールスを挙げた傑作『The Emancipation Of Mimi』からの5thシングル。3rdシングルは「Get Your Number」と「Shake It Off」の両A面で、アメリカのアーバンステーションには「Fly Like A Bird」をプロモーションしてたので、全世界的に見ればこのアルバムからは7曲ものシングルヒットが出たことになりますね。Snoopを従えたこの曲は当初はアルバムからの1stシングルに予定されていたものの、アルバムリリース前にリークされてしまったので「It's Like That」に変更したそうです。アルバムの中で聴いてたときは地味地味な印象だったのに、いざカットされてみると、春〜初夏の空気感にぴったりマッチする軽さとSnoopの滑らかなライミングがなかなかどうして心地よかったりして、最近よく聞いてたりします。

32位のSugababesは『Taller In More Ways』より4thカット。意外に低順位で終わってしまいましたが(これはDLオンリーではありません)、4曲目で曲自体も地味なR&Bポップなんでまあしょうがないのかなあ。これでチャート順位最低記録を更新してしまいました。それから元BlueのダンクことDuncan Jamesもフィジカルリリースつきでこの順位。確かグループで一番人気だったと思うのですが??一応これがソロデビュー曲なんでしょうけど、2004年にミュージカル絡みの企画としてDuncan James & Keedie名義で「I Believe In My Heart」(2位)の大ヒットあり。


今週は41位以下もすごいメンツが並んでいます。Fightstar、Shakira、Dixie Chicks、The All-American Rejects、T.I.、The Vines、それからこないだ「今年のクラブアンセム候補」って以前紹介したSolu Musicなどなど。Shakira、The All-American Rejects、T.I.、Solu Musicは来週上がって来ます。これは楽しみ。個人的にはT.I.のUK初ヒットがどこまで行くか見物です。あー今回はいっぱい書いて疲れたー。



○Albums

1 (n) Sandi Thom / Smile…It Confuses People
2 (n) The Feeling / Twelve Stops And Home
3 (n) Ronan Keating / Bring You Home
4 (n) Paul Simon / Surprise
5 (n) Primal Scream / Riot City Blues
6 (1) Orson / Bright Idea
7 (2) Red Hot Chili Peppers / Stadium Arcadium
8 (3) Feeder / The Singles
9 (4) Snow Patrol / Eyes Open
10 (10) Nina Simone / The Very Best Of



上位5作が全て初登場という激戦週を制したのは注目新人のSandi Thom。残念ながらシングル・アルバムのダブル1位はあと一歩で叶いませんでした。同じく注目新人のThe Feelingも期待値通りの高位登場。彼らの作風から言ってロングセラー化しそうな気が。日本盤も8月だったかな、出ます。「Fill My Little World」がなんかいい曲だったからちょっと欲しいなあ、コレ。
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6月6日付 The Official UK Chart観察

待たせたなおめーら。(誰?)
2週分一気にアップするでぇ。


○Singles

1 (2) Sandi Thom / I Wish I Was A Punk Rocker [With Flowers In My Hair]
2 (1) Gnarls Barkley / Crazy
3 (15) Keane / Is It Any Wonder?
4 (3) Infernal / From Paris To Berlin
5 (19) Pink / Who Knew
6 (n) Ronan Keating & Kate Rusby / All Over Again
7 (37) Paul Oakenfold feat. Brittany Murphy / Faster Kill Pussycat
8 (n) Nelly Furtado / Maneater
9 (4) LL Cool J feat. Jennifer Lopez / Control Myself
10 (5) Primal Scream / Country Girl


11 (n) Tony Chiristie / Is This The Way To The World Cup
19 (n) Stan Boardman / Stan's World Cup Song
23 (n) The Automatic / Monster
30 (n) Michael Jackson / You Are Not Alone
31 (71) Paul Simon / Father And Daughter
37 (n) Loleatta Holloway / Love Sensataion 06
38 (n) Embrace / World At Your Feet
40 (n) Corinne Bailey Rae / Trouble Sleeping



おおっと!10週目の1位に王手をかけていたGnarls Barkleyを引き摺り下ろしてSandi Thomが下克上達成!ちゃんと1位とりましたか、えがったえがった(予想が外れなくて)。Gnarlsの方は入れ替わりにUSでヒット戦線に加わりましたが、数日前からダウンロードで一気に売れ始めましてあちらでも大ヒットがほぼ確約されました。さて日本ではどう迎えられるか。日本盤は6/21、出るフェスはフジロック。



Is It Any Wonder

UKではおそらく今年最大級の注目リリースになっているであろうKeaneのセカンド『Under The Iron Sea』からのリードシングルが予想通りの急上昇。シングルがTop3まで来たのは初めてですね。デビュー盤はまごうとなき超名作で僕もすっかり虜になっていたのですげえ楽しみにしてたんですが、正直この曲は微妙かなあという気がしないでも無いです。水準は充分越えた出来だとは思いますが、なんか普通のロックっぽくなっちゃったな、って。イントロ/サビのギターっぽい音も実はピアノの音を加工してるんです、ウチら今回もピアノにはこだわってますから!みたいなことを言われても、別に僕は「ピアノであんなことやこんなことも出来るよ!」ってのを見せて欲しかったわけじゃないんすよね。まあピアノに重きを置いて前作と違うことを、っつったらこういうことやるのは真っ当ですけど。

あとTom(ヴォーカル)の歌い方が明らかに変わったのも気になります。Bono(U2)っぽいっつうか、前は「歌うことくらいしかとりえの無いいじめられっ子が一生懸命ピュアなマインドで歌ってます」みたいな処女性ならぬ童貞性(普通に中性的って言えばいいのでは)が良かったのに、なんか変な悟りを開いたような声になった。まあとにかくアルバムはそのうち買いますんで評価を下すのはもうちょい先ってことで。でも前作との違いを受け入れるにしても、それにはしばらく時間がかかりそうだな。サマソニ来ますよー。ライヴでのTomの仕草が異常にダサかったらしいのですが、どれだけ改善してるかの報告をお待ちしています。


6位にはちょっとおヒサな感じのRonan Keatingがスコットランドのトラッド/フォーク系SSW、Kate Rusbyを引き連れて登場。ソロ4th『Bring It Home』からのリードで、カントリー好きの彼らしいフォーキーな曲。何となくSheryl Crow & Stingの「Always On Your Side」に似てるんですが、こっちの方がもっといい曲な気がする。アルバムちょっと気になるなあ。レーベルはUKの逸材を無視しがちなUNIVERSALさんで(笑)、国内盤化は2003年のソロ第3作で止まってます(つまり2年くらい前に出たグレイテストヒッツが日本ではリリースされてない)。今回はどうだろね。何気に日本公式サイト、Newsコーナーだけは何故か逐一更新してるのが一抹の望みを感じさせます。


ぴんぴんピンクの新曲@7位は「自分で言ってる時点で死んでるだろ」とか世界中からツッコまれている(嘘です)『I'm Not Dead』より2枚目。Kelly Clarksonが誰かの生息地を奪ったのだとしたらそれはAvrilじゃなくてPinkだったのかも、なんてことをふっと思いました。そういう音。チャート的に性交だったのか失敗だったのかよく分からない「Stupid Girls」(どことなくEminemの「Just Lose It」と同じスベり方をした気がする)とは全然違う、素直なポップロックです。でもこれUSではあんまヒットしなさそうだな。ふぬぅ。

UKにおけるイチバンの大物DJと言ってよいPaul Oakenfoldの新曲はPharrellやGrandmaster Flash(!)も参加している2ndアルバム『A Lively Mind』からのリード。しかし正直どうなのこれ。BodyrockersをパクってNW風に味付けただけって感じのロックハウスで、いい大物がやってるとは思えない志の低さを感じます。Brittany Murphyは別にいいけどね。分かりやすい曲だし、それなりにカッコいいんですが、この曲のクラブシーンにおける存在意義って?

ぶっちゃけあんまり彼の過去作はきちんと聞いてきてないんですが、トランスもハウスもブレイクスもごっちゃにしたよく分かんないプロッグサウンドが彼の個性・持ち味だったと思うんですよ(1stの『Bunnka』だってワケわからんとか言われてそんなにヒットしなかったはず)。こないだのMadonnaのリミックスで魅せた冴えが嘘のようで、僕としては事前の期待値の割にかなりがっかりさせられた曲です。アルバムの方はもう少し色々やってるみたいだけど。日本盤はCCCDで6/21。


Timbalandとガッツリ組んで話題の3rd『Loose』からの新曲をダウンロードのみでTop10に入れてきたFurtado。Top10ヒットはこれで3曲目になります。USではTimbalandとのデュエット「Promiscuous」が1位を狙う勢いでヒット中ですが、US以外ではより野心的なこっちの曲をリード曲としてカットしてきました。日本ではどっちなんでしょうね?最近Nate JamesやNe-Yoのように2曲がほぼ同時進行でヒットする例も目立つので、Furtadoもほぼ同時にラジオで流れてそうな気もしますが。「Promiscuous」が絶妙な80'sフレーバーをまぶしたポップな出来でGwen Stefani的だと言われてるようですが、こっちはなんかM.I.A.あたりなんかにも通じるヘンテコかつ挑発的な作り。うーん、これは凄い。気持ち的にはこっちの方がSingle Of The Weekだな。もう「Promiscuous」の方はDLで買っちゃったんだけど、いっそアルバム買っちゃった方がいいかも。この人もサマソニに来ますね。



さて、巷ではワールドカップが盛り上がっているということで、サッカー馬鹿の多い英国らしくこの週はW杯関連ソングももりもりです。Tony Christieの替え歌とかバカっつーか微笑ましくていいですね(笑)。公式ソングなのは38位のEmbrace。来週ガッと上がってきますよ。DLオンリーで例のバカガエルが50位に付けてるのもアレですね。

W杯から離れて22位のLeAnn Rimes。何故かUKでのみニューアルバムが出たそうでそこからのリードがなんともハンパな位置に登場。まさかまだレーベルとのごたごたが片付いてないのか??37位は以前ネタにしたLoleatta Hollowayのリミックスです。カヴァーが39位、リミックスが37位。うーむ・・・。ちなみに96年にプチヒットした911の曲とは同盟異曲です。どん尻40位のCorinne Bailey Raeはフィジカルリリースながら驚くほど定位置に終わりました。もともとシングル向きの人じゃないだろうし、その上でアルバムが売れたんだからしょうがないか。日本盤は7/12。今のところ東芝のリリースリストによるとCCCD表記ありませんが、さて。



○Albums

1 (n) Orson / Bright Idea
2 (1) Red Hot Chilli Peppers / Stadiam Arcadium
3 (2) Feeder / The Singles
4 (3) Snow Patrol / Eyes Open
5 (12) Pink / I'm Not Dead
6 (9) The Kooks / Inside In/ Inside Out
7 (4) Zero 7 / The Garden
8 (10) Jack Johnson / In Between Dreams
9 (8) Gnarls Barkley / St. Elsewhere
10 (15) Nina Simone / The Greatest Hits



「No Tomorrow」一発でさっさと消えてくのではとか色々言われていたOrsonがひとまずアルバムでも1位をゲット。案外順調じゃないですか。先行シングルにしてタイトルチューンの「Bright Idea」がイマイチ冴えない出来&チャートアクションだったのが印象悪かったってだけかもしれませんな。日本盤7/5。フジロックに来ます。それにしてもアルバムチャートの方は全体的にロック勢が牽引してますね。一応手元に毎年恒例のロック夏期講習の冊子があるので書いとくと、レッチリとSnow Patrolはフジロック、The Kooksがサマソニ。そういやArctic Monkeysはフェス来ないんですか??どうせロックフェスなど行く機会がないのでどうでもいいっちゃいいんですが・・・。
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2006年06月10日

5月29日付 The Official UK Chart観察

ごめんね、すごい遅れてごめんね。もう次の次が出ちゃうよね。遅れすぎだよね。
こんな名曲だらけの週なのに、ぜーんぜんモチベーション上がんなくて。
別に飽きたとかじゃなくて、たまたま今はこのチャート見てなくても好みの音楽が供給出来てるっていうか、モードがディスコとかそういう方に向いちゃってる時節っていうか。
そもそもこのチャート見ていい曲見つけてもすぐにダウンロードで買うとかが出来ないからモチベーション下がるってのもあるんだろうなあ。今正直ビルボードの方が面白いし。



○Singles

1 (1) Gnarls Barkley / Crazy -9th week-
2 (15) Sandi Thom / I Wish I Was A Punk Rocker [With Flowers In My Hair]
3 (2) Infernal / Paris To Berlin
4 (3) LL Cool J feat. Jennifer Lopez / Control Myself
5 (23) Primal Scream / Country Girl
6 (38) The Ordinary Boys vs Lady Sovereign / Nine2Five
7 (n) Matt Willis / Up All Night
8 (12) Daz Sampson / Teenage Life
9 (7) Rihanna / SOS
10 (28) The Feeling / Fill My Little World


14 (37) Nerina Pallot / Everybody's Gone To War
15 (n) Keane / Is It Any Wonder?
19 (n) Pink / Who Knew
22 (n) Robbie Williams / Sin Sin Sin
24 (n) Futureheads / Skip To The End
27 (n) Michael Jackson / Heal The World
30 (n) Jack Johnson / Upside Down
36 (n) Taking Back Sunday / MakeDamnSure
37 (n) Oakenfold feat. Brittany Murphy / Faster Kill Pussycat
39 (n) The Darkness / Girlfriend
40 (n) Little Man Tate / What What You Got


先週ダウンロード先行で入ってきてた猛者が次々上位に襲い掛かった結果、Top10のうち実に6組が入れ替わる激動の週となりましたが、それでも首位は譲らない。Gnarls Barkleyがとうとう大台にチェックメイトとなる9週目の1位を獲得しました。えーと、書くことないんすけど。残念ながら先日発行休止となったmeantimeのメルマガで、Mariah Careyとか50Centが独走する度に「そろそろ1位下りてよ・・・」とか書いてらした阿多さんのお気持ちがなんだか少し分かった気がします(笑)


で、「先週1位獲るでしょう!」と予想したSandi Thomは残念ながら2位止まりでした。
先週リンクを貼っておいたビデオは見てくれましたかぁ?まだ聞いてない人はすぐ聴きましょう。どこかミュージカルの挿入歌っぽい雰囲気を漂わせているこの曲、ごく限られた打楽器の他はストンプ(足踏み)や手拍子、ハモリといった最小限のバック音しか無く、あとはひたすらSandiの声、声、声。音数を減らすことで独特のグルーヴを練り出すトラックが昨今ブラックミュージックの世界では盛んですけど(先週6位のBusta Rhymesもそう)、この曲はやってること自体は同じでも、周りの音を削ることで聴き手の全神経をヴォーカリスト1点に全部持っていっています。よくぞこういうことを思いついた。歌詞もタイトル見りゃ分かるかもしれませんが、ヒッピーとかヤッピーとかそういう時代に生まれていたかったYo!っていうご年配の方々も喜びそうな妄想懐古ソングです。ネットを上手く利用してのブレイク劇ですが、そこら辺も含めまた別記事でちゃんと書こうと思います。UK No.1 & Long Hitsのカテゴリも作ってすぐ放置気味になっちょるね。みっともねぇ。


Nine2Five.jpg

6位はThe Ordinary Boysにとって2曲目のTop10ヒットになる「Nine2Five」。当然「Boys Will Be Boys」の再発ヒット、というか例のリアリティ番組効果の余波によるヒットですが、むしろこれはLady Sovereign主導の曲です、たぶん。元々これは彼女の「9 To 5」のThe Ordinary Boys Remixとして去年リリースされていて(ビデオまであります)、それを競演曲として改めてビデオを撮り直してシングルリリースしたというもの(のはず)。ただこないだサカキさんがコメントくれたようにマッシュアップだって話も出てんだよね。だとしたら何と何を混ぜたねん、て感じなんですが。詳細求む。ちなみに以前も書いた気がしますが、「Boys Will Be Boys」にもLady Sovereignによる「Girls Will Be Girls」というリミックスがあるように、この2組はもともと仲が良かった模様。ロックバンドとグライムMCという異色の組み合わせですが、両方とも白人の(たぶん)ワーキングクラス出身だと思うので、一種のレベルミュージックというか、音楽に対するスタンスは元から近かったんじゃないですかね。断片的に聞き取れる歌詞とかから察するに、曲の内容も「労働者階級の、働いてばっかのクソつまんねー平日」の歌とかじゃないですかね。そういえば昨年DEF JAMと契約して話題となったLady Sovereignですが、どうやらアルバムリリースのアナウンスが為された模様です。未確認情報。


7位のMatt Willisは元Busted。これでBustedの3人の解散後の名義が一通り出揃いました。JamesのSon Of DorkがほぼBustedまんまのポップパンク、CharlieのFightstarはFoo Fightersのプロデューサー起用してみたりとか本格派風ですが、MattはどっちかといやあFightstar寄りかなぁ?僕はこの曲のノリは結構好きですね。

Dazは3週目にしてまさかのTop10入り。

10位にランクアップしてきたのは今年「Sewn」のデビューヒットを放った新人バンドThe Feeling。2曲連続Top10入り。僕はこういうの聞くと「カントリーマアムのCMっぽい」とか思うんですが僕だけですね、すいません。なんかベルセバとかThe Coralあたりに通じるようなレトロでちょっと可愛らしいポップロック。前の曲は割とどうでも好かったけどこれはかなりいい曲ですねー。



以下10位以下を超駆け足で。

14位に上昇してきたのはブリクストン出身のSSW、Nerina Pallotの初ヒット。えらいポップでむしろアイドルの曲みたい。声誰かにそっくりだなあ、誰だったかなあ。15位にはダウンロードセールスのみでKeane待望の新曲が出てきてます。次週急上昇。Pinkの『I'm Not Dead』からの新カット曲も同じく来週上昇。で、この流れで行けばRobbieもそう見えるんですが実はこれはフィジカルリリース済みの状態で22位に甘んじました。一体何があったのか。彼のチャート成績としては97年の「South Of The Border」(14位)以来となるぶっちぎりワースト記録です。なんかPet Shop Boysみたいな曲。


昨年のアルバム『In Between Dreams』が未だUKでは売れ続けているJack Johnsonですが、今回は全米1位を記録した『おさるのジョージ』サントラからのシングルが登場。USではキャリア初のTop40ヒットになったのーんびりした曲です。僕的の中では今年上半期のTop10に入るぐらいのヒット(笑)。36位のTaking Back Sundayは先ごろ新作『Londer Now』(日本盤は7/12)がUSアルバムチャートで初登場2位に登場したオレンジカウンティ出身の4ピース。何故か女優Brittany Murphyを従えたクラブで話題のオーキーの新曲は次週マキシ発売により延びてきますのでまた今度。




○Albums

1 (1) Red Hot Chilli Peppers / Stadium Arcadium -3rd week-
2 (3) Feeder / The Singles
3 (4) Snow Patrol / Eyes Open
4 (n) Zero 7 / The Garden
5 (n) Pet Shop Boys / Fundamental
6 (n) Angels & Airwaves / We Don't Need To Whisper
7 (2) The Raconteurs / Broken Boy Soldiers
8 (5) Gnarls Barkley / St Elsewhere
9 (7) The Kooks / Inside In/Inside Out
10 (8) Jack Johnson / In Between Dreams



レッチリの1位は3週目。デスノートもうすぐ公開やねー。ぶっちゃけ映画化の話が出るまでこの漫画知らなかった寡聞なオイラだけどむしろ原作読みたくなったよ。あとはいつものことだけど割愛。4位も6位もあんまり知らないの。PSBの新作は先行シングルよりむしろ「Minimal」の”M・I・N・I・M・A・L ミニマル!"とかいう前世紀ライクな歌詞があちこちで大評判ですねー。
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2006年05月26日

5月22日付 The Official UK Chart観察

昨年末に買い逃してたHard-Fiの『Stars Of CCTV』国内盤を運良く確保。「Hard To Beat」を初めとするダンスロック系ばかり取り沙汰されがちですが、こないだヒットした「Better Do Better」みたいなバラードが意外なほどよく出来てました。で、彼らって再発も含めるとこのアルバムからのシングル5枚ともTop20に入れて来てるんですね、最近調べて気が付いたんですけど。

別にHard-Fiとは何の関係もない今週のUKチャート。
(ちなみにアルバム今65位)


○Singles

1 (1) Gnarls Barkley / Crazy -8th week-
2 (3) Infernal / From Paris To Berlin
3 (2) LL Cool J feat. Jennifer Lopez / Control Myself
4 (18) Christina Milian feat. Young Jeezy / Say I
5 (4) Beatfreakz / Somebody's Watching Me
6 (23) Busta Rhymes / Touch It
7 (5) Rihanna / SOS
8 (6) Red Hot Chilli Peppers / Dani California
9 (48) Sunblock feat. Robin Beck / First Time
10 (7) Shayne Ward / No Promises


11 (28) Orson / Bright Idea
12 (13) Daz Sampson / Teenage Life
15 (n) Sandi Thom / I Wish I Was A Punk Rocker
20 (n) Angels & Airwaves / The Adventure
22 (n) Michael Jackson / Jam
23 (n) Primal Scream / Country Girl
28 (n) The Feeling / Fill My Little World
32 (n) Towers Of London / Air Guitar
37 (n) Nerina Pallot / Everybody's Gone To War
38 (n) The Ordinary Boys vs Lady Sovereign / Nine 2 Five
39 (n) Eddie Thoneick & Kurd Maverick / Love Sensation 2006


6月の日本デビューも決まり、アメリカでも早々にTop40入りしてきたGnarls Barkleyが8週目の1位。先週、7週連続1位の例としてスパガやCherを出しましたが、実は8週連続というのはこの10年以上例が無いそうで、直近の連続1位記録はWet Wet Wetが94年に出した14週連続1位になっちゃうそうです。さすがにこれは超えられないとは思いますが・・・。ちなみにセールスはこれだけ売れてもまだ60万枚そこそこだそうです。逆に去年末にミリオン行ったShayne Ward(今週もTop10キープ。がんばるなあ)が急に恐ろしく見え始めました(笑) 頑張るといえばチャート6週目にして2位まで上げてきたInfernalも粘ってます。(きっとアルバムは売れないんだろうなあ・・・!)



今週フィジカルリリース(CDS発売のことを英語ではこう言っているようです。ダウンロード時代のための新チャート用語か)によって4位まで上がってきたのはChristina Milian feat. Young Jeezy「Say I」。The Gameの「Hate It Or Love It」がすこぶる評判のよかったCool & Dreのプロデュースで、3rdアルバム『So Amazin'』からの1stシングルであります。ちなみにもう有名な話だけどMilianちゃんとDreは現在らぶらぶでございます。大変危険な香りがします。彼女はどうしていつもこう危なっかしい雰囲気を漂わせてるんでしょうね。今回のビデオではBeyonce方向を諦めて昔のJanetみたいなメイクになってるとゆー、なんつーか「主体性の無さ」がそう感じさせるのか(- -;

これはMilian自身もインタビューで素直に認めていたことですが(さすがに)、先に挙げた「Hate It Or Love It」とほぼ(全く?)同じビートを流用し、さらに華やかなストリングスループを配したいい出来映えのトラックです(Jacki Mooreという人の「Clean Up Your Own Head」をサンプリング)。こういうの好きです。Cool & Dreやるなあ。ただ歌メロやラップにいまいち魅力が無く、トラックだけで持ってってるような感じがするのがちょっと残念。MilianもJeezyも妙にB級臭いんだよね。

ちなみにUK盤シングルには以前うちでも紹介したMaurice Joshuaによるその名も"Maurice Say Mo Remix"というのが収録されてるようですが、果たしてサビで「セイ もーもーもーもー・・・」と言ってるかどうかは分かりません。言ってたら多少割高でも取り寄せる。



Touch It.jpg

なんかMilianでやたら字数喰っちゃいましたが今週推すのはBusta Rhymesの「Touch It」。やはりMilian同様フィジカルリリース(覚えた言葉をすぐ使いたがる)で6位まで足を伸ばしてます。いつ出るかいまいちハッキリしないアルバムからの先行ヒットとなります。(←訂正。『The Big Bang』USで6/13です)まず最初に驚くのは、昨年iPodのCMソングとしてヒットしたDaft Punk「Technologic」(でもUKでは40位)のヴォーカルサンプルをスクリュー盤的発想で遅回しした気だる〜いサビ。テクノからサンプル抜いたこともそうですが、直近のヒットをネタにしたってことの方が珍しいことかもしれませんな。殆どキック音とサイレンだけで構成されたシンプルなトラックの上で、"Get low…"と"TURN IT UP!"の掛け声を利用してテンションのメリハリをはっきりつけたアイデア勝ちの一品。

が、ここまでなら僕も大して興味を惹かれてなかったんですが、豪華ゲストを大挙投入してのリミックスが強力すぎるのです。

 Aチーム: Mary J. Blige、Rah Digga、Missy Elliottが好き放題する女傑3人Remix
 Bチーム: Lloyd BanksとPapooseを従えたNY勢Remix
 Cチーム: 御大DMXとの一騎打ちRemix

上記のように基本3つのリミックスがあり(ABCは便宜上勝手につけました)、さらにこの6人+Bustaの7人全員がマイクリレーするヴァージョンは新たにビデオも作られてます。こっちのビデオは必見(オリジナルの方のビデオもFyaのセンターみたいな女がちょっと気味悪くて好きなんですけど)。7人全員にそれぞれ色が当てられてるんですが、みんなお似合い。個人的には青のBanksが妙にカッコよく見える。特に何をするでもなくSean Paulがカメオで出てたりもします。ヒット要因はこっちのリミックスが主体なんじゃないでしょうか。ただUK盤シングルにこれらのうちいくつのRemix/Videoが収録されてるのかはよく分かりませんでした。

で、こっからはブート(海賊盤)の話ですが、実はNe-Yoがこのトラックに歌入れしたヴァージョンも存在していて(Mary J. Bligeの「MJB Da MVP」みたいなもんですかね)、そのNe-Yoまで加えた8人メガミックスがアナログで出回っています。Remix Videoではそれぞれのパートを端折って4分台に収めてますが、8人メガミックスでは10分近いロングヴァージョンになってるみたいです。



いい加減書きすぎなので次行きましょう、9位Sunblock。まさか2曲目もTop10に入れてくるとは。1月のデビュー作「I'll Be Ready」(4位)同様、ロック系のポップハウスで、80年代にコカコーラのCMで使われた(いかにもそんな感じ。前のもだけど)Robin Beckのヒット曲を本人連れてきてリメイク。このテの覆面ダンスユニットで順調に2曲目が売れるのは珍しいですが、単にMeckの「Thunder In My Heart Again」の尻馬に乗っただけでしょう。さすがにこういうのが次々湧いてくると僕でもイライラします。


ではTop10圏外抜粋。


ようやくアルバム発売となるOrsonはそのタイトルチューンが11位まで上がりましたが、11位までしか上がりませんでした。「No Tomorrow」の後なのにものすごく微妙な曲で、それに呼応するように順位も微妙です。これでアルバムの順位も微妙だったらいきなり窮地ですね。

先日行なわれたユーロビジョン・ソング・コンテストで24か国中19位という微妙どころか情けない成績で終わった(でも真っ当な結果だろ)Daz Sampsonの「Teenage Life」はそれでもそれなりに欲しいヒトが増えたのか12位へワンナップ。来週雪崩のような降下を見せてくれるのではないかと期待してます。

今週のHot Shot Debutは15位に登場してきたSandi Thomの「I Wish I Was A Punk Rocker」。某有名ブログで「来週の1位はこれ」と言ってましたが、僕も全く賛成です。彼女の来歴なんかは来週また詳しく書くことにしますが、とりあえずビデオだけでも。ファーストインパクトと言う意味では今年のベストシングルになるかもしれません。俺5回くらい連続して見ちゃったもん。


最近上位で長々と書きすぎなので思い切って間をすっ飛ばしますが38位はそれぞれ親交を温めているロックバンドThe Ordinary BoysとグライムMCのLady Sovereignの共演。この記事の最後の方にちょろっと書いてる曲です。来週上がってくるでしょう。

39位はディスコディーヴァLoleatta Hollowayの代表曲のハウスカヴァー。ダンスポップ系インディーの雄AATWからのリリースですが、同じ路線で今急速に力をつけてきているGUSTOがなんと5/29にLoleatta Holloway名義で同じ曲を出します(こっちは本人の声を使ったリミックス)。GUSTOはいわばUKダンスポップ界の新旧レーベル対決をフッかけたわけで、すごくしょーもないメンツ争いを見ているようで大変に萌えます。Crazy Frogと並ぶGUSTOの看板アーティストであるUniting Nationsの片割れDaz Sampson(今週12位のDazと同一人物)がかつてはAATWからヒットを飛ばしていた、というのもまた変な笑いがこみ上げてくる記憶です。ていうか「Crazy Frogと並ぶGUSTOの看板アーティスト」っていうUniting Nationsの肩書きは自分で書いてみて凄く酷だなあと思いました。




○Albums

1 (1) Red Hot Chili Peppers / Stadium Arcadium
2 (n) The Raconteurs / Broken Boy Soldiers
3 (n) Feeder / The Singles
4 (2) Snow Patrol / Eyes Open
5 (4) Gnarls Barkley / Crazy
6 (n) Beautiful South / Superbi
7 (5) The Kooks / Inside In Inside Out
8 (9) Jack Johnson / In Between Dreams
9 (3) Dirty Pretty Things / Waterloo To Anywhere
10 (6) Shayne Ward / Shayne Ward



最近シングルチャートの方に力が入りすぎてるのでアルバムはもう知らん。レッチリ2週目の1位。日英米では全て初登場1位です。この3カ国で1位取ってりゃ当然なんですがワールドセールスチャートでも初登場1位。アルバムチャートは今ロック系がやたら強いですね。
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2006年05月17日

5月15日付 The Official UK Chart観察

ありあわせのコードやプラグを使ったらiPodにアナログレコードの曲を取り込めるようになって機嫌のいいすけっじくんですよどーもー!いやはや、本来の利用目的が分からなかったアレとかスーファミとテレビを繋ぐ為に大昔に買ってあったボンバーマンの形のアレとか(意味不明)、繋げば出来るもんですねえええ。これでアナログも前よりは気兼ねなく買えますよー。元々僕はCD派ですが、iPod買ってからはホントに全然買わなくなってたんで。さすがに適当な接続だから若干素朴な音が出るけどおいら気にしないよ!

では今週のUKチャートです。



○Singles

1 (1) Gnarls Barkley / Crazy -7th week-
2 (15) LL Cool J feat. Jennifer Lopez / Control Myself
3 (4) Infernal / From Paris To Berlin
4 (3) Beatfreakz / Somebody's Watching Me
5 (5) Rihanna / SOS
6 (2) Red Hot Chilli Peppers / Dani California
7 (9) Shayne Ward / No Promises
8 (n) Pet Shop Boys / I'm With Stupid
9 (7) Chicane feat. Tom Jones / Stoned In Love
10 (11) The Kooks / Naïve


13 (n) Daz Sampson / Teenage Life
17 (n) Boy Kill Boy / Suzie
18 (n) Christina Millian feat. Young Jeezy / Say I
20 (n) Michael Jackson / In The Closet
22 (n) Upper Room / Black And White
23 (n) Busta Rhymes / Touch It
28 (n) Orson / Bright Idea
35 (n) The Delays / Hideaway
39 (n) Graham Coxson / You & I
40 (n) Hot Chip / Boy From School



ロマンティックが止まらない。Gnarls Barkleyが7週目のNo.1でございます。去年Tony Christieが「(Is This The Way To) Amarillo」でやって以来ちょうど1年ぶり、と言うとレア感薄めですが、去年の記事(改めて自分で過去ログ見ると問答無用で恥ずかしい・・・)でも書いている通りその前はCherの「Believe」(98年。過去記事の97年てのは間違いです・汗)、その更に前はスパガの「Wannabe」(96年)ですので、事実上「3〜4年に一度」と言うべき特大ヒット。それにTony Christieはチャリティシングルというアドバンテージがあったわけですから(英国の歴代ヒットシングルチャートを見ると上位はチャリティものとオーディションものがすごく多い)。アルバム『St. Elsewhere』(St.はストリートじゃなくてセイントの方みたいです)のリリースに伴って日本でも取り上げるサイト/ブログをここんとこ急激によく見るようになりました。フジロックも出るってよ。

というわけでLL+ジェニロペの最強タッグも2位で討ち死にしてしまいました。これまでGnarlsの前に敗れてきたのは他にレッチリ、Rihanna、Shayne Ward、Mary J. Blige & U2と錚々たるメンツ。ぜひとも彼らの出演する「負け組の集いフェス」を開いてもらいたいところです。



im with stupid.jpg

さて、最近ダウンロードの先行販売が解禁になったことで初登場Top10がめっきり減ってしまった気がします。今週も8位に1曲のみ。まもなく新作『Fundamental』を控えたPSBがかの大名曲「Miracles」(03年)以来のTop10入りです。これは普通にCDシングル出てますんで、来週更に上がることはたぶん無いです。(上の画像はDVDシングル。CDシングルのジャケ写は知らん。同じかもしれないけど)

今度のアルバムはオリジナルとしては2002年の『Release』(「Home And Dry」も名曲だったよね!)以来なんですが、03年末にベスト、去年はサントラ『戦艦ポチョムキン』を全編手掛けるなどコンスタントなリリースがあったのであんまり久々感はないかな。個人的には。こないだのMadonnaのリミックスもインパクトあったし。

で、タイトルの"私"っていうのは具体的にはTony Blaire(って英語で書くと見慣れないから分かりにくいね、ブレア英首相)のことで、"バカ"はPresident Bushです。こういうところはさすが英国、さすがPSBって気がする。サウンド的には殆どいつものPSB節(若干エレクトロクラッシュっぽいが)で、これを傑作と呼ぶか定石と呼ぶかは彼らのことをどのくらい好きか(程度の問題でもあり期間の問題でもあり)に依存する気がします。UK Chart Commentaryは"Depeche Mode症候群"とか言ってたのでたぶん後者。で、この曲、その"エレクトロクラッシュ"っぽい部分が何かFrankie Goes To HollywoodとかPropagandaとかに似てるなあ、そういえばFGTHの「Two Tribes」も確か政治風刺ネタだったなあとか密室連想ゲームを1人でやっていたら、アルバムのプロデューサーにTrevor Hornとの情報が。分かりやすすぎると思います。


他Top10ではInfernal、Shayneが上昇、The Kooksが再登場。Infernalの粘りは凄いな。こういうちょっと淡々としたダンスチューンが大ヒットするのはいかにもUKらしいですよね。日本だともっとハジけてないと売れないもん。これ、このまま行けば今年最大のダンスヒットになるかもしれません。チャートのレーベル表記を見て気が付いたんですがAPOLLOなんですねライセンス。こないだ1位になったMeck feat. Leo Sayer「Thunder In My Heart Again」と同じところです。以前ここを弱小レーベルとか書いちまいましたが意外と他にもヒットを持ってますのでこの機会にお詫びして訂正いたします。

The Kooksの粘り方はもっと凄い。アルバム、シングル共に驚異的なロングヒットです。アイドルとロック系は早々にチャートを下ってくなかで、彼らがそのどっちでもない売れ方をしてるのは面白いですね。Arctic Monkeysだけじゃなくてこっちもきちんとフォローアップしとかないと駄目っぽいぞ、みんな。


それにしても今週のTop10、妙にエレポしてるというかダンス好きにはムフフなメンツ揃いの週ですね。Top5そんなんしか無いじゃん。この週にロック代表のScissor Sistersがいないことが急に残念に思えてきました。



長々とTop10ばかり書いてしまいましたが、むしろ圏外の方が賑やかで注目作多めかもしれませんのでもうしばしお付き合いを。まず13位は今年のユーロビジョンUK代表曲。

以前もチラっとどこかで書いたと思うんですが、ユーロビジョンって優勝した国が翌年のホスト国になるんで(有名な優勝者はAbba、最近だと日本でも「Here I Am」がプチヒットしたトルコのSertabなど)、コストなどの面からそれを嫌う国だとクソみたいな曲で初めからウケ狙いに走ることが間々あるそうなんです。ドイツは例年そうだと聞きました(なんと言ってもE-Rotic出してきた時点で以下略)。

UKの場合、かつてCeline Dionが出てたりする(何でカナダ人なのにUK代表・・・?)ので伝統的にフマジメではないと思うんですが、3年位前にはGenimiっていうダサいポップグループが史上初の0点を獲得して最下位、国内のゴシップ誌とかで「Nil Point(無得点)って改名したら?」なんて勧められてたりしたので(実際は改名する間もないほどのスピードでシーンから没シュート)、最近の選出基準は結構そんなかもしれません。そういやJavineも出てたなこれ。微妙。


で、今年はというと、ここ1、2年ダンスポップヒットを次々輩出しているUniting Nationsの片割れDaz Sampsonがソロラッパーとしてお子様コーラスを配したバブルガムなラップ曲で登場。時々イイ曲って言ってる人が散見されるのですが、僕的にはNil Pointの系譜で扱いたい部類であります。Uniting Nationsは好きなんだけどな。(→参考資料)

このDazはUniting Nations以前にBus Stopというダンスポップユニットのラッパーとして活動していたことがあります。このユニットはねえ、また長くなるしそんなユニットの動向を知ってる過去を何度も露呈したくないのでここでは語りませんけども、語っている過去記事がありました(死)。ちなみにBus Stopを抜け、Uniting Nationsのトラックメイカーとして再出発するまでの間にも別ユニットでのチャートイン経験もあったりとかします。Daz Sampson名義ではさすがに初ヒットじゃないでしょうか。いろいろ書いた割にはアレですが曲はどおでもいいです。またUniting Nationsとして頑張ってね♪そっちは応援してるから。



17位のBoy Kill Boyは最近話題なんでしょうか?2曲目でTop20に入ってきました、イーストロンドン出身の4ピース。1回目のチャートイン時にラブコールを送っておきながらすっかり忘れてました。目新しさは特に無いけど日本人にも好まれるんじゃないだろうか。この曲はFIERCE PANDAから以前シングル出てて値段が高騰してたようなので、それもヒット要因の一つかと。アルバム『Civilian』は5/22 (UK)、日本デビューは未定。


中盤のChristina Millian(18位)、Busta Rhymes(23位)、Orson(28位)は揃ってDownload Only。これまた強力なのばかり揃いましたね、来週はどうなるか楽しみです。Orsonはアルバムもようやく発売ということでそちらの動向も気になるところ。MillianとBustaへのコメントは来週に持ち越しマス。また長くなっちゃうから。

ラスト、40位のHot Chipはテクノ/エレクトロ界隈では既に人気のユニットで(僕はまだよく知らん)、UKチャート上では3月の「Over And Over」(32位)に続いて2曲目のTop40入り。数日前にUS盤でリリースされたばかりのRadio 4の新曲にリミックスを提供するなどエレクトロパンク系あたりと絡んでたりするのでDFA〜LCD Soundsystemを評価してるロックリスナーも名前くらい覚えておくといいと思います。



ラスト、とは言ったものの今週は40外すらも話題曲が多く、41位にX-Factor出身の兄弟デュオBeautiful South、47位Starsailor、48位は「I'll Be Ready」が大ヒットしたSunblock、56位はJemあたりにも通じるアンビエント系女性Vo.のImogen Heap、71位にはこのクロスオーバーブームのなか全くクロスオーバーできてないSantana feat. Sean Paul & Joss Stoneが登場。StarsailorとSunblockはDownload Onlyなので来週ガツンと来るでしょう。

ということはSantanaはなんなんでしょう、こんなにUK好みなメンツを従えてるってのに。安直なクロスオーバーものは実際にはどのシーンにもクロスしないということでしょうか(笑)。いかにもイロモノ臭い組み合わせだけど僕は何気に好きですこの曲。ションポとJossの絡みはなかなか面白いね。Santanaはトークの合間にいちいちエレキで感情表現をしてウザがられるギターバカのミュージシャンみたいなことになってて最高。ひたすらにSantanaが余計。


というわけで今週のVideoは71位、Santana feat. Sean Paul & Joss Stoneで「Cry Baby Cry」。ちなみにJossはビデオ出演はしてません。ションポと並ぶ絵見たかったのに。




○Albums

1 (n) Red Hot Chilli Peppers / Stadium Arcadium
2 (1) Snow Patrol / Eyes Open
3 (n) Dirty Pretty Things / Waterloo To Anywhere
4 (2) Gnarls Barkley / St. Elsewhere
5 (6) The Kooks / Inside In Inside Out
6 (3) Shayne Ward / Shayne Ward
7 (7) Massive Attack / Collected -The Best Of
8 (14) Corinne Bailey Rae / Corinne Bailey Rae
9 (10) Jack Johnson / In Between Dreams
10 (9) Will Young / Keep On



レッチリの2枚組大作が1位をゲット。3位には元The LibertinesのCarlによる新バンド、ということで上位はロックバンドが占めました。なんか今週のシングルチャートのダンス率に辟易してる人にとってはとても心の平静が保てるTop10ですね。なので今週はこれまで。
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2006年05月10日

5月8日付 The Official UK Chart観察

○Singles

1 (1) Gnarls Barkley / Crazy -6th week-
2 (12) Red Hot Chilli Peppers / Dani California
3 (21) Beatfreakz / Somebody's Watching Me
4 (3) Infernal / From Paris To Berlin
5 (2) Rihanna / SOS
6 (4) The Raconteurs / Steady, As She Goes
7 (8) Chicane feat. Tom Jones / Stoned In Love
8 (5) Dirty Pretty Things / Bang Bang You're Dead
9 (6) Shayne Ward / No Promises
10 (7) Snow Patrol / You're All I Have


12 (n) Feeder / Lost & Found
15 (n) LL Cool J feat. Jennifer Lopez / Control Myself
21 (n) We Are Scientists / Nobody Move Nobody Get Hurt
22 (n) Michael Jackson / Remember The Time
23 (n) Panic! At The Disco / But It's Better If You Do
24 (44) Sigar Ros / Hoppipolla
26 (n) Goldfrapp / Fly Me Away
30 (n) T-Pain / I'm Sprung
34 (n) Captain / Broke
40 (n) Forward Russia / Nine



Gnarls Barkleyとうとう6週目の1位。もちろん今年に入って最大のヒットです。今後ワールドカップ関連のEmbraceあたりが大ヒットする可能性高いですが(ちなみにCrazy Frogもまた出します、しかも曲は「We Are The Champions」)、年間チャートはそこら辺との争いでしょうか。ってまだそんな話するには早いんだけど。USでは先頃デジタルシングルの販売が開始されましたがそこそこ売れているようで、次のチャートには入ってきそうです。USでも売れるんだろうか。



Dani California.jpg

2位にあげてきたレッチリ。UKチャート上では「By The Way」と並ぶ自己最高記録タイです。ところでこの曲、映画『Death Note』主題歌なんですよねぇ?? 僕は映画化の話題が出るまでこのマンガ知らなかったんですが(いやん恥ずかしい)、その後得た何となくの知識やイメージと付き合わせて考えてこの曲の雰囲気と世界観が違う気がします。こういうヘナい曲(失礼)じゃなくてゴスっぽい方がベタかもしれないけど分かりやすいんじゃないのかなあ(歌詞はどんな意味?)。映画からの映像をビデオに使うとの話も出てはいましたけどさすがにそれは無かったようです。あのビデオのどこに挿入するねん。


Beatfreakzも予想通りの上昇。買っといて言うのもなんだけど、いい加減こういうの飽きてきた。

あとChicaneの「Stoned In Love」も最高位更新です。なんか先週僕はTom JonesをHoward Jonesと間違えていたようです。違うんだ、H. Jonesの方も前に似たようなハウスやってたから混同しちゃったんだ。(→Mohito feat. Howard Jones「Slip Away」 これは大好き) 

で、じゃあTom Jonesって誰だっけ、と思ったらあれじゃん、「恋はメキ・メキ」の人。Howard Jonesは「New Song」の人。あ、どっちも嫌いな曲ですね(笑)。そしてどっちも車のCMソングじゃねえかと。しかも確か両方ともファミリー向けの車じゃなかったかと。それは間違えても仕方ないよね。ねぇ?ちなみにやっぱりそういう車のCMに使われてるNew Orderの「Krafty」も嫌いです。このジャンルのCMは自分にとって鬼門であるとゆーどうでもいい発見をしたよ。



どうでもいい話題で字数を稼ぎつつあとは適当に流します。


15位、LL Cool J feat. Jennifer Lopez「Control Myself」。ダウンロードのみでチャートイン。"アメリカでは既に大ヒット中"と書くのが妙に憚られる曲ですw(米ビルボードではデジタルセールスのポイントだけでTop5入り。アメアイかお前は)。個人的にこのノリは好きなタイプだけど、ここまでの大物が音もタイトルもMissy Elliott「Lose Control」のパクリくさいうえに、今このタイミングでジェニロペをフィーチュアするってのはラッパーとしてのセンス的にどーよ、という点でなんか毛嫌いしてしまいがちです。つってもUSでは今ひとつのヒットにしかならなかった「Get Right」もUKでは1位だし、次のFat Joeとのタッグ「Hold You Down」もTop10ヒットになってるので(USでは40外、確か60位かそこらだったような)、UKでは普通に「イケてるもん同士」のタッグなんでしょうけど。来週のTop10入りは必至ですが、そうなるとジェニロペにとっては先述の「Hold You Down」以来、LLにとっては「Hush」以来だったはず。

そういやkinoさんトコのこの記事で紹介されてて知った曲なんだけど、この「Control Myself」と同じネタAfrika Bambaata「Looking For The Perfect Beat」を使ったDJ Khaledっていう、レーベルがTerror SquadになってるのでFat Joe一派の新人くさいんですけど、その人の「Holla At Me」って曲が一部でこそっと話題になってます(今見たらBillboardのR&B/Hip HopチャートではもうTop50外(ちょっと前に43位くらいまで上がってました)、R&R Rhythmicでは35位)。そういやSpace CowboyのDJチャートにも入ってたな。マニアめ。[DJ Khaledのマイスペ。件の曲含め4曲DL可能ですわ〜い]


23位、Panic! At The Disco「But It's Better If You Do」。おっと、UKでのセカンドシングルはこれですか。僕はUSのロックチャートでヒットした「The Only Difference Between Martyrdom And Suicide Is Press Coverage」が綴り見ないでこうやって打てちゃうくらい好きなんだけどなぁ。・・・ごめん嘘ついた。Martyrdomの綴り間違えた。あとSuicide And Martyrdomって順番間違えて書いた。
でこのセカンドシングル、ピアノとかストリングスの入れ方がなんか宮廷楽団風っていうかなんていうか、確かにUSよりはヨーロッパで受けそうな独特のサウンドではあります。少なくとも1曲目の「I Write Sins Not Tragedies」よりはよっぽど個性を感じます。ただUSでのブレイクの仕方が中途半端な彼らが、The All-American RejectsやThe Click Fiveあたりを差し置いて(ヒット規模は小さめとはいえ)UK進出できてるのはひとえにFall Out Boyのおこぼれに預かってるって気がしますねぇ。The KillersやOrsonみたいなUS初のダンスロック系バンドと同じ括りで売れてるんだという説もあるけど僕は違うと思います。


30位、T-Pain「I'm Sprung」。あれ、この曲ってUK盤出てなかったけ、という感じ。昨年末にUS、ついで日本でもヒットしたヴォコーダー使いのR&Bバラード。僕はものすごい勢いで曲にもこの人の存在にも飽きてしまったのですが(最初は好きだった)、当初はそれこそR&BマーケットではNe-Yo級に話題になった曲です。そのNe-YoのUK1位デビューを思うとこの順位はちょっと寂しいか。まあ佇まいがB級くさいのでUSでの売れ方が過剰なだけだという気もしないでもないですが。


US勢はあらかじめ知ってる曲ばかりで書くのラクなんでどうしてもUSヒットばっかり書いちゃいます。いくらヤル気無いからってこれじゃUKチャート取り上げてる意味ないやんかこりゃあかんということで40位のForward Russia!を(ホントは名前の前に逆さの!マークが付きます。スペ語変換じゃないと表示できないんでパス)。DANCE TO THE RADIOなんてレーベル名だけどダンス系ではなくてリーズ出身のインディー・ロック・バンド。さすがこの手のに飛びつくロックファンはごろごろいるようで、まだ全然無名かと思いきや日本語記事ざくざく出てきますよ。何でもIndependent Leeds Music Awardsという音楽賞をKaiser Chiefsを破って受賞したというのが話題になったとかで。豪快に音を外してるような気がするのは僕の耳のインディーロックに対する理解が浅い為と思われます。



○Albums

1 (n) Snow Patrol / Eyes Open
2 (1) Gnarls Barkley / St. Elsewhere
3 (2) Shayne Ward / Shayne Ward
4 (n) Tool / 10,000 Days
5 (n) Pearl Jam / Pearl Jam
6 (4) The Kooks / Inside In Inside Out
7 (5) Massive Attack / Collective -The Best Of
8 (6) Rihanna / A Girl Like Me
9 (10) Will Young / Keep On
10 (12) Jack Johnson / In Between Dreams



シングルも好調なSnow Patrolが初登場1位。Gnarlsはアルバムの方はそこまで売れてないのかな。4位と5位にはそれぞれUSからロックバンドが揃ってエントリー。うーん、両方全然なじみの無いバンドなんで書きようがありません(最近こんなんばっかだな)。けどToolってジャケのイメージとかチラ聞きした音からいって全然UKで売れる感じしないですね。というかチャートものっぽくないというか。


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2006年05月04日

5月1日付 The Official UK Chart観察

モダロクの多い週は困ります。あんま興味ないんだもん。


○Singles

1 (1) Gnarls Barkley / Crazy -5th week-
2 (2) Rihanna / SOS
3 (4) Infernal / From Paris To Berlin
4 (n) The Raconteurs / Steady, As She Goes
5 (45) Dirty Pretty Things / Bang Bang You're Dead
6 (3) Shayne Ward / No Promises
7 (30) Snow Patrol / You're All I Have
8 (42) Chicane feat. Tom Jones / Stoned In Love
9 (5) Mary J. Blige & U2 / One
10 (6) The Kooks / Naïve


11 (47) Will Young / Who Am I
12 (n) Red Hot Chili Peppers / Dani Carifornia
13 (60) Chris Brown / Yo (Excuse Me Miss)
18 (n) Michael Jackson / Black Or White
21 (n) Beatfreakz / Somebody Watching Me
26 (n) HIM / Killing Loneliness
30 (43) Nina Simone vs Groove Finder / Ain't Got No I Got Life
35 (n) Ultrabeat vs Scott Brown / Elysium (I Go Crazy)
39 (55) Damian Jr. Gong Marley feat. Bobby Brown / Beautiful



Gnarls Barkley、とうとう5週目の1位。もはや書くことがございませぬ。Infernalは何故か(?)最高位を更新。2位に留まっているRihannaは日本盤アルバムもオリコンTop10入りして好調なセールスを上げてます。同時に同じUNIVERSALから出たChristina Millianよりも売れてるみたいね。UKでもアルバムが今週初登場6位と、この手のR&B系アイドルにしてはアルバムも売れてます。


Steady As She Goes.jpg

4位に突然飛び込んできたThe Raconteursは新人に見せかけて、実はThe White StripesのJack Whiteを中心とした別バンド(ってみんなもう知ってるか?)。アメリカでもロックチャートでは現在ヒット中で間髪いれずにUKにも飛び火しました。The White Stripes自体、UKでも大人気だしね。今アメリカのiTMSではこれのAcoustic Ver.がフリーダウンロードになっています。太っ腹。僕はWhite Stripes殆ど聞いてないんでなんとも言えないんですが、あっちに比べると音とか素直な印象。こっちの方が一般ウケしそうというか。しかしなんかメロといいギターリフと言いどっかで聞いたことあるような気がするわ〜。ちなみにオーストラリアには同名ジャズバンドがいることから、豪州でのみThe Saboteursと言う名前で活動するとか(ソースはBARKS)。アルバム『Broken Bay Soldier』は日本先行で5/10、USは5/16、UKは5/15。


Dead Pretty Thingsは元The LibertinesのヴォーカリストCarl BaratとドラマーのGary Powellを擁する新バンド。これがデビュー曲ですね。Snow Patrolはニューアルバム『Eyes Open』(日本先行で発売中)からのリード作が2年前に5位を記録した「Run」に次ぐヒットになっています。


8位、Chicane。Brian Adamsにトランスを歌わせてしまった「Don't Give Up」のNo.1ヒットで知られるプログレッシヴトランス界きっての才人が5年ぶりの復活!! なんですが、このシングルはちょっとなぁ。Tom Jonesのねっとりした歌声はChicaneとは相性悪いと思うし、リミキサーはThe Young Punxとかだし、Chicaneのファンってこんなフィルターハウスじみたサウンド展開求めてない気がするんだが。「Don't Give Up」が好きかその前のヒット「Saltwater」が好きかが評価の分かれ目か。別に悪かないんですがどうも気に食わなかったからシングルの注文取りやめちゃった。楽しみにしてたんだけどなぁ。
ちなみに2001年のアルバム『Behind The Sun』は超名盤なので是非皆さん聞きましょう。CascadaでもDJ SammyでもFerry Corstenでもなくて、一番近いのは有名どころではRobert Milesか。インテリトランス?



以下Top10圏外。


Will Youngはここが最高位に終わるのだとしたらデビュー以来続いてきた連続Top10記録がここで途切れることになります。しかし代わりに今週アルバムがTop10復帰してるので人気が落ちたと見るのはまだ早いか。徐々にアルバム型アーティスト化してるのか?

アメリカではエアプレイ・ダウンロードセールス共にとんでもない瞬発力を以ってチャートを席巻しているレッチリ。新作『Stadium Arcadium』(安っぽいコンピに見えるジャケは各地で不評)からのリード作がダウンロードのみで12位に初登場。UKでも同様に高い期待を持って迎えられてるようですね。来週ぐいっと来るのは間違いないですが、果たしてGnarlsを超えてキャリア初のUK1位を獲得できるか(最高位は02年の「By The Way」、2位)。Rick Rubinによるプロデュースが話題のこの楽曲はロックの歴史をパロッたビデオも評判を呼んでいて、メンバーたちがElvisやBeatles、Sex PistolsやNirvanaといったバンド/アーティストのコスプレに扮して次々と出てきます。僕なんかはあんまり詳しくないトコロなんでクイズに答えるような気持ちで見てました(笑)


Chris Brown、2ndシングルはちょっと落ち着いて中ヒット止まり。アメリカでは既に3曲目の「Gimme That」がヒット気流に乗っており順調にキャリアを積み上げてる感じですが、問答無用のスーパースタークラスとまではちょっといかない感じか。1曲目にがっつりアップをヒットさせて、2曲目はスローで歌唱力勝負。ベタだけど結構この曲で「お、歌えるんじゃん」と見直した人も多いらしい。

そしてかつて問答無用のスーパースターだったマイコーの18位に続いて21位もマイコー絡みのハウスヒット。Rockwell84年のヒット(英6位)のハウスリメイクで、バックコーラスをマイコーが務めてたそうで、このリメイクの声はたぶんマイコーパートのみではないかと。マイコーネタのループハウスと言えばHi_Tackの「Say Say Say」(4位)が記憶に新しいですが、実は今回もラジオヴァージョンをそのHi_Tackが手掛けています。ダウンロードオンリーに付き来週のTop10入りは確実。ビデオがバカですが詳細は数日後Singlesコーナーにて。


35位Ultrabeatはしぶとく生き残り続けるダンスユニット。世間的には「Pretty Green Eyes」(03年2位)の一発屋のはず。今回はScott Brownのハッピーハードコア(BPM180くらいの高速4つ打ちダンスミュージック)曲のトランスカヴァー。ハピコアのトランス化はこのレーベル(AATW)の常套手段で、最も有名なものにFlip & Fillの「Shooting Star」(02年英3位)があります(オリジナルはBang)。

先日のSpringrooveでの来日も記憶に新しいDamian Marley、グラミーも受賞したアルバム『Welcome To Jamrock』から昨年屈指のレゲエヒットとなった「Welcome To Jamrock」に続く新曲が今さらTop40入りです。リリースは4/17なので、ダウンロード先行→CDS発売で上昇、という例のパターンではありません。「Welcome〜」も相当カッコよかったれども、こっちの方がキャッチーでシングル向きっぽいですね。しかし何でBobby Brown?




○Albums

1 (n) Gnarls Barkley / St. Elsewhere
2 (1) Shayne Ward / Shayne Ward
3 (n) Bruce Springsteen / We Shall Overcome
4 (3) The Kooks / Inside In Inside Out
5 (4) Massive Attack / Collected -The Best Of
6 (n) Rihanna / A Girl Like Me
7 (2) The Zutons / Tired Of Hanging Around
8 (n) Mark Knopfler & Emmylou Harris / All The Roadrunning
9 (n) Jamie Foxx / Unpredictable
10 (14) Will Young / Keep On



シングルで独走を続けるGnarlsが1位をゲット。もう止まりません。5/9 USに続いて日本盤も6月にリリース予定。

それにしても! 嬉しいですねぇ、Mark Knopfler初登場8位! 前のDire Straits/ソロの抱き合わせベストも10位以内に入ってたんで別に驚くことじゃないのかもしれませんけど。カントリーのベテラン、Emmylou Harrisを迎えてのデュエットアルバム。先行シングル「This Is Us」のイントロが電子音だったのはキケンな香りがしましたが、アルバム自体は至ってストレートなカントリーでした。これから聞き込みます。ちなみに2人のデュエットは2001年にHank Williamsという50年代のカントリーシンガーのトリビュート盤で実現済み(しかも2曲も)。BeckやSheryl Crowなんて若手も混じっててなんか面白そうなアルバムでしたよ。


とばしちゃったSpringsteenは去年『Devils & Dust』で1位とったばかりだというのにもう新作。今回のはカヴァー集のようです。日本盤は5/24。Jamie Foxxは先行シングルのヒット具合がイマイチだった割にアルバムは高位に来た感じです。
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2006年04月26日

4月24日付 The Official UK Chart観察

人がやってるのを見て自分もやりたくなってそれでこうやって書き始めたわけですが、今は人がやってるのを見てるほうが楽しい気分。とか言いつつ書き始めると結構な時間かけちゃうわけですが。


○Singles

1 (1) Gnarls Barkley / Crazy -4th week-
2 (5) Rihanna / SOS
3 (2) Shayne Ward / No Promises
4 (34) Infernal / Paris To Berlin
5 (3) Mary J. Blige & U2 / One
6 (7) The Kooks / Naïve
7 (4) Orson / No Tomorrow
8 (26) Fall Out Boy / Dance, Dance
9 (6) Ne-Yo / So Sick
10 (8) The Black Eyed Peas / Pump It


14 (n) Deep Dish feat. Stevie Nicks / Dreams
15 (n) Michael Jackson / Leave Me Alone
17 (n) Blaze feat. Barbara Tucker / Most Precious Love
18 (n) Soundbwoy Ent / Never Wanna Say
20 (n) Richard Ashcroft / Music Is Power
30 (n) Snow Patrol / You're All I Have
32 (n) Juanes / La Camisa Negra
39 (n) a-ha / Corsy Prisons



強すぎるぞGnarls Barkley。CDS発売で突き上げてきたRihannaをかわしてこれで4週連続の1位。

Rihannaの曲はUSチャートをチェックしてる人には既におなじみ、Soft Cellの「Tainted Love」をサンプリングしたエレクトロダンスチューン。そりゃUKでは売れるに決まってます。何でRihannaがこんな曲を? とか散々言われてますけど、そういうの抜きにしたら僕は好きです、今までで一番好きです。まぁこれでブラックミュージックファンの票を失うことになりそうだけど、それを言ったら前のヒット「If It's Lovin' That You Want」も確かR&Bチャートでは全然伸びてなかった気が・・・。


34位からInfernalもあげて来ました。もちろんCDS発売に伴うもの。ちょっとテクノっぽいユーロハウスというか、もっとポップになったGoldfrappというか、そんな感じのダンスチューン。日本じゃまず売れないタイプの曲ですね。レーベルはこの間Meck「Thunder In My Heart Again」が思わぬ大当たりとなったAPOLLO。弱小レーベルに早くももう1曲切り札的な曲が増えました。ううむ、最近はダンスものもよく当たるねーUK。

Infernalはサウンド担当のPaw Lagermann とシンガーの Lina Rafnからなるデンマーク/コペンハーゲン出身の男女ユニットで(よくある構成)、TiggyやBeatchuggersら同郷のダンスアクトを輩出してきたFLEX RECORDから1997年にデビューしています。意外と芸歴長いのね。なのでユーロポップファンの間では一部で知られた存在ではあったようです。日本でもコンピに収録されるという形でならデビュー済みで、03年の『Dancemania EX4』に「Living Under Water」(01年のアルバムからの曲みたい)、04年の『EX6』に「Banjo Thing feat. Redstar」(これは分かんなかった)という曲がそれぞれ登場してます。今回の「Paris To Berlin」は北欧や豪州でまずブレイクし、遅れてUKに上陸して見事ヒットになりました。僕が先週「あれ、この曲まだリリースされてなかったの?」と思ったのは、2ヶ月くらい前にオーストラリアのHMVでシングルのリリースリストを見ててこの曲を見つけてたからでした。結局買ってないけどね。
kinoさん、こんなもんでいい(^ ^;? イマイチ面白そうなトピック見つからんかった。何で売れたのかとか。なんかタイアップとかついてんのかな。


8位のFall Out BoyもCDS発売による上昇。「Sugar, We're Going Down」に続くこの曲もアメリカでは昨年にヒット済み。僕はこちらの方が好きですね。タテノリで3分一気に突っ切るポップパンク。My Chemical Romance、The Click Five、The All American Rejectsといった同系USバンドを差し置いてUKでは彼らの一人勝ちですわ。


というわけで今週はTop10内に初登場曲はありませんでした。では11位以下。Michael Jacksonがいつもよりも微妙に高めの位置にいますが、ということは今週はちょっと全体のセールスが落ちたってことかな。Elvisとかこれとか、チャート見るには便利だね・・・


Dreams

14位、イラン系ハウスユニットDeep Dishの新曲。これねぇ、2月には出るって最初にアナウンスされたっきりずーっと発売日が確定しないなぁと思ってたらいきなり出た。思いっきり買い逃したじゃんか。

2ndアルバム『George Is On』からの(先行ヒットの「Flashdance」含めると)通算4枚目のシングル。3枚目の「Sacramento」は40外でしたが(なんであんな曲をカットしたんだ)、アルバムリリース当初から話題だったこの曲は大方の予想通りにヒット。日本でもアルバム出た昨年の夏頃にエアプレイチャートに登場してました。Freetwood Mac77年の全米No.1ヒットのリメイクで、Stevie Nicks本人を召喚してわざわざ歌いなおしてもらってます。一応ハウス系にはなるんですが、ガレージロック風(?)なトラックです。最近だとSugababesの新曲もこんな感じ。『George Is On』自体が大体こんな感じのサウンド多いです。

これに伴って、この曲のリミックスを中心に収録したボーナスディスク付きの国内新装盤が出たんですが、実は昨年の通常盤にも全く内容の違うリミックスディスクが付いてますので、今から買うならどちらにするかよく考えましょう。個人的には「Say Hello」のリミックス+Video & Dire Straitsとのマッシュアップまで付いてる通常盤推奨ですが、今回の「Dreams」のVideo(新装盤に収録)もいいんだよねぇ。っていうかここ見てる人でアルバム買う人なんていないか??(笑)


17位もハウス。ちょうど1年前に(チャート上では)小ヒットしている曲のリミックス再発で、今回は絶好調Freemasonsらの新録トラックで登場。まぁこっちの方がウケやすそうかな。ただ1年前のチャートイン時は、おそらくチャートルールを逸脱した収録分数の限定盤をみんな大挙して買ったはずなので、結果たいしたチャートアクションにならなかったんだと思います(
リンク先の当時の記事ではずいぶん的外れなことを書いてて恥ずかしい・・・)。2005年House Music Award受賞曲。ヒップホップでいうところの「Gold Digger」みたいなもんです。違うか。


32位はコロンビア出身の男性シンガーソングライター/ギタリスト、Juanes(フアネス)。昨年ビルボードでも何気にTop100ヒットになってるラテンロックですが、UKデビューしてしかも微妙に売れるとは。それどころか日本でも6月にデビューします。この曲も少し前にiTunes Music Store Japanでフリーダウンロード対象曲になってました。アルバム邦題『愛と情熱の絆』。きゃー。各曲の邦題も昼ドラみたいな文字の羅列。ボートラですがNelly FurtadoやBEPのTabooと絡んでる曲もあります。



なんか今週は大半を趣味に走った記事しか書いてない気がしますが疲れたのでこの辺で。
アルバムは割愛(やる気なくしました。しかも知らない人多いし↓)。


○Album

1 (n) Shayne Ward / Shayne Ward
2 (n) The Zutons / Tierd Of Hanging Around
3 (3) The Kooks / Inside In/Inside Out
4 (2) Massive Attack / Collected - The Best Of
5 (1) The Streets / The Hardest Way To Make An Easy Living
6 (4) Jack Johnson / In Between Dreams
7 (5) Corinne Bailey Rae / Corinne Bailey Rae
8 (n) Peter Grant / New Vintage
9 (9) Beverly Knight / Voice - The Best Of
10 (n) Charlatans / Simpatico

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